MTAによる直接覆髄はセメントを付けてからやり直し可能か

相談者: moon91さん (39歳:女性)
投稿日時:2022-08-23 16:12:31
虫歯治療で若干神経が露出したので、MTAによる直接覆髄で神経を残す治療をしました。

今仮蓋を詰めている状態です。

帰宅後、ネットで見たMTAの直接覆髄の症例を見たら仮蓋が私が詰めた物よりもっと硬くしっかりしたもので直接覆髄の場合、封鎖性のある仮蓋でないといけないらしいのですが、普通の真っ白い仮蓋でラバーダムの使用もなく、受けた治療に疑問があり、違う病院で見て頂きたいと思ったのですが、MTAセメントによる直接覆髄をやってからまたやり直しすることは可能でしょうか?

MTAセメントを一度付けたものをやり直しするのはかえってリスクが高くなりますか?
下手に弄らずこのまま治療を進めた方がいいのでしょうか?

また、数日前から、治療した部位を押すと少し痛みを感じるのですが、それはMTAの直接覆髄を治療した部位としては、起こり得る正常の範囲内で問題ないでしょうか?
治療した部位を押さなければ、自発痛はありません。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-08-23 20:45:19
>またやり直しすることは可能でしょうか?
MTAセメントを一度付けたものをやり直しするのはかえってリスクが高くなりますか?

物理的には、やり直しが可能かとは思いますが、当然ながら、歯髄の保存についてのリスクは高まります。


>数日前から、治療した部位を押すと少し痛みを感じるのです

当該部位に、自身でわざわざ刺激を与えるのは如何なものかと思います。

そもそも、症状が発現しているのは、「受けた治療に疑問」があるからということよりも、治療後の刺激に依る可能性が高いように思います。


>治療した部位を押さなければ、自発痛はありません。

当該部の安静が保てないと、歯髄炎を惹起し、歯髄の保存が困難になる能性が高くなります。


>下手に弄らずこのまま治療を進めた方がいいのでしょうか?

既に、歯髄の保存云々という状態から、次のステップに進まなければならない状況にあるかもしれません。

担当医に経過や現状について伝え、指示を仰ぎましょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2022-08-24 12:59:11
わざわざラバーダムなしで直接覆髄を行ったのは、「ラバーなしでの成功もありうる」との実績を作るためのチャレンジだったのでしょうかね。

上手くいくといいですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-08-24 15:19:58
こんにちは。


直接覆髄の場合、封鎖性のある仮蓋でないといけないらしい

二重の仮蓋で中がシッカリしている可能性も考えられるので、表面の感じだけでは判断が難しいと思います。


>またやり直しすることは可能でしょうか?

可能だとは思いますが...

たとえば「あの人がつくったご飯、美味しくなさそうなので手直ししてくれる?」って言われて、気持ちよくやり直します?(笑)

他人の手がはいったものの手直しよりも、イチからやる方が簡単だと思うんですよね。
ただ、元の「若干露髄した直後の状態」には戻せないので、まるまんまイチからやり直しってできないんです。


>やり直しするのはかえってリスクが高くなりますか?

抜髄になるかも」というリスクはありますよね。
ただ、現状のままで大丈夫なのかってのも分からないです。

どういう基準で、どういった方法で直接覆髄をしてる先生なのか、で変わってくると思うんですよね。

これはさっきの料理のたとえで言えば、同じ材料を使ってレシピ通りに作ってるハズなのに、結果が違うってありますよね。


>下手に弄らずこのまま治療を進めた方がいいのでしょうか?

そういう不安な気持ちがあるんだよ、ってことを担当医に伝えて相談するのが良いと思います。

現担当の先生のやり方で、うまくいく範囲内での「予後の症状」なのであれば、しばらくすれば落ち着いてきますよ!って話かもしれないので。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moon91さん
返信日時:2022-08-24 19:34:01
小林先生
藤森先生
吉岡先生

回答ありがとうございます。


やり直しはリスクがあるということなのでこのまま治療を進めていこうと思います。


自費MTAによる直接覆髄ではラバーダムを使用するとのことですがこの前MTAによる直接覆髄をした時は、様子をみるため、まだ詰め物の素材を何にするか等は決めておらず、MTAを露出した神経に塗布しただけで、次の治療時に仮蓋を取り、最終的な詰め物の素材を決め、決めた詰め物を入れるための形を整えたりする予定ですが、ラバーダムの使用は露出した神経にMTAを塗布する時だけでなくその後、仮蓋を取って最終的な詰め物を入れるため素材に合わせた形に整えたりする際も、通常使用しますか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: moon91さん
返信日時:2022-08-25 08:12:30
また、MTAによる直接覆髄治療をした歯が、
食べる時、噛むと治療した部位がなんとなく痛む感じがします。
噛む時の刺激により、治療した部位を圧迫されると少し痛むような感覚です。
食べる時以外は、痛みはありません。

深く削り神経が弱冠露出したくらいなので噛むと刺激になり、なんとなく痛みを感じるのかもしれませんが噛む際の刺激のことを考えると、直接覆髄をした歯に入れる詰め物はイーマックスなどの硬い素材より、金属などの柔らかい素材を選んだ方がいいのでしょうか?



タイトル MTAによる直接覆髄はセメントを付けてからやり直し可能か
質問者 moon91さん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




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