ウォーキングブリーチの副作用について

相談者: ハタハタ子さん (49歳:女性)
投稿日時:2022-08-20 17:29:40
こんにちは。
何年か前に前歯根幹治療自費でしました。

その際に、変色するのが嫌だと話したら、ウォーキングブリーチがあるよと言われ、根幹治療の最後にブリーチを詰め、1週間後くらいに色が他の歯と揃ったので薬を抜きました。

それ以降変色もしてないですし、痛みもありませんが、ネットでウォーキングブリーチの副作用というのを初めて知りました。

歯のヒビなどから薬が漏れ、数年後に歯が溶ける、というようなことが書いてあったのですが、薬を抜いた後でも、歯にヒビが入った場合、副作用の心配があるのでしょうか?もともと短根歯のため、歯が溶けるという言葉にかなり怯えています。

数年後にその副作用が現れると書かれてましたが、何年経てば副作用は無かったと安心できるでしょうか?
また、もし漏れた際に何か自覚症状はあるのでしょうか?

教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-08-20 20:11:20
ハタハタ子さん、こんにちは。

ウォーキングブリーチは神経を取った穴にホワイトニング剤を封入して行う方法です。

ホワイトニング剤が分解するときに発生するフリーラジカルが歯の根から骨に拡散すると、ウォーキングブリーチ後に歯の根元やその周りの骨が溶けてくることがあります。

これは歯にひびが入っていなくても起こります。
今まで診てきた中ではウォーキングブリーチ症例の5%程度あります。

ただこれはウォーキングブリーチを行っっている時に起こる現象で、薬剤を完全に取り除いた後であれば起こりません。
神経がない歯のウォーキングブリーチ中に痛みがあった場合は、フリーラジカルが拡散している可能性があります。

歯はウォーキングブリーチ後少しずつ溶けてきますので、何年経てば安心ということはありませんが、すでに数年経っていてレントゲンで全く異常がなければ大丈夫かと思います。

また歯や骨が溶ける原因はウォーキングブリーチ以外にもありえます。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-08-21 08:37:30
こんにちは。

定期的に歯科医院でメンテナンスや検診を受けられていれば何か生じていれば早めに見つけてもらえる可能性が高まるように思います。

内部からのブリーチングは根管の形状が複雑な為稀に内部吸収や外部吸収像として数年後でも発見される事があります。

問題が生じない範囲でブリーチングする事が基本だろうと考えますから、想像ですが、骨レベルまではブリーチングされていないのではないでしょうか。




タイトル ウォーキングブリーチの副作用について
質問者 ハタハタ子さん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
ウォーキングブリーチ
回答者




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