セラミックは摩耗しにくいため長期的には咬合に不具合が出やすいか?

相談者: tomatosanさん (46歳:女性)
投稿日時:2022-08-29 05:16:48
セラミックは対抗歯を痛めたり摩耗しにくいため咬み合わせ調整が困難なのですか?

大臼歯インレーにE-MAXを入れようか迷っているのですがセラミックは研磨しても対抗歯を痛める恐れがあると言われました。


ダイヤモンドペースト等優れた研磨材料は有るそうですが、完全に滑沢には成らず後から医師が完全に研磨することは難しく抗歯を痛めるというのです。

セラミックを入れて歯がすぐに悪くなることはないそうですが長い目で見た場合、摩耗度合いが自分の歯より硬く少ないのでいずれ噛み合せの障害が出ると言われました。


硬く摩耗度合いが天然歯と違うため、対抗歯をすり減らしたり後から一生懸命研磨すると、セラミックは研磨が難しいので、強引にグリグリ磨いて咬み方で天然の歯を再現した様な物には成って居ないため、金属にした方がいいと言われセラミックは避けた方がいいのか迷っています。

現在セラミックを入れてる方多いですが長い目で見ると天然歯との摩耗に違いとか、不具合が出てくるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-08-29 10:53:32
歯を修復するときの材料の選択は非常に重要です。
セラミックが」という問題だけではありません。

歯は使っていくうちに自然に磨耗していくものです。
咬耗といいます。
全てが天然の歯であればそれぞれが均等にすり減ってくれるのでバランスが崩れにくいのですが、たった一箇所でも人工物による修復をされると、

”天然歯より削れる”



”天然歯より削れにくい”

のどちらかになりますので、それによって口腔内全体のすり減りのバランスが崩れてしまいます。


例えばレジンでもそれは起きます。
天然歯よりも先にすり減る場合もあれば、すり減らずに噛んでいる相手の歯を削ってしまう場合もあります。

ゴールドクラウンが推奨されますが、それも、どんどん変形してしまうものもあれば相手の歯を痛めてしまう場合もあります。

なので、そのバランスを取るためには定期的に噛み合わせの変化をチェックし、定期的に調整を行う必要があります。


「どの材料だから大丈夫」という単純な問題ではないという点をご理解いただきたいのと、上記のような話を理解できる歯科医院にて治療を受け、定期的なメインテナンスの中で噛み合わせの調和を診てもらえるような環境が必要です




タイトル セラミックは摩耗しにくいため長期的には咬合に不具合が出やすいか?
質問者 tomatosanさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
噛み合わせ(咬合)その他
回答者




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