歯が擦り減り噛合せがうまくいかないのでセラミックで治療したい

相談者: RAさん (32歳:女性)
投稿日時:2022-10-02 06:35:43
現在、歯が擦り減っており、噛み合わせがうまくできていない状態です。
(噛んだ時に上下の歯に隙間がある)

噛み合わせを良くしたい、見た目も良くないため綺麗にしたいという目的で、オールセラミックジルコニアでほとんどの歯を綺麗に治す予定ですが、歯を削らないといけない点や、どれくらい持つのか、少し不安な面もあります。

また奥歯銀歯もジルコニアにするか迷っています。


歯医者の先生には診ていただき、どういった治療方法が良いのかが悩ましいとの事でした。
一応セラミックで治療できるとのことでしたが、何かアドバイスがあれば宜しくお願いします。

インプラントは考えておりません。)


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-10-02 11:22:17
こんにちは。


何故すり減りが生じたのか?にもよるでしょう。

また、噛んだ時に上下の歯に隙間があるのは、部分的にですよね?
どこかは当たりますからいわゆる開咬という不正咬合の状態でしょうか?

不正咬合の解決策としては矯正治療があります。
前後的開咬か?上下的開咬か?顔との調和は?気道に問題がないか?咬合高径は何処が適切か?審美的にも機能的に良い顎位は何処か?顎関節に問題はないか?など色々な検査と考察が必要でしょう。



歯医者の先生には診ていただき、どういった治療方法が良いのかが悩ましいとの事でした。

それで色々悩ましくなります。


〉一応セラミックで治療できるとのことでしたが、

セラミック治療は色や形をすっかり綺麗にチェンジする事が出来ますから便利で望まれる方が多いです。

ただ、歯茎の位置は変えられない為、また見た目よくしてほしいという要望があれば歯茎を切り取ったり整形することを追加したり、歯の傾斜が悪ければ歯髄処置をしてファイバーコアにして軸傾斜を変えたりしなければならないこともあるでしょう。


また、噛み合わせに問題がある人の多くで顎運動にも問題がある場合が多々ありますから、咬頭を立てた綺麗な形態の冠は難しくなる場合もあり、ペタンとした冠で破折リスクをかわすのか?何年かプロビジョナルで咬合の癖を確認して本歯に行くのか?その間の治療の必要性の理解が可能な人なのか?お金はちゃんと支払ってくれる人なのか?等たくさんの見極めが必要になるでしょう。


いわゆるフルマウスリコンストラクションの部類に入る大層な治療になるのだろうと想像しますから、奥歯で300万円、前歯を入れると500万円の治療費くらいになる事も多々あるでしょう。

予算がなければよい治療が受けられなかったり、格下材料を使う事になるでしょうし、技工士のレベルも限られて来るでしょう。
また、保証内容や期間も変わるでしょう。

セラミック冠などは、10年、20年持てば良いとされていますから、次の50代で残される選択肢は何があるか?も気にしたいところでしょう。



出来るだけ後々の治療選択肢を狭めない為には術前矯正と出来るだけ歯を削らないテーブルトップベニアとベニアの選択が良いのかもしれませんが、その治療法の方が意外と難易度が高いので、歯をグルリとすっかり削り取り冠治療になるのが一般的な治療提示になるかもしれません。


アドバイスをご希望でしたら、矯正治療もできる歯科医院にも相談されてはいかがでしょうか?


インプラントは考えていないとの事で、オールオン4などの治療の選択をされないようでよかったと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2022-10-02 12:45:35
RA さんこんにちは。


現在、歯が擦り減っており、噛み合わせがうまくできていない状態なので、噛み合わせを良くしたい、見た目も良くないため綺麗にしたいという目的で、オールセラミックジルコニアでほとんどの歯を綺麗に治す予定なのですね。

確かに被せものでも治せますが、歯を削る必要があり、不安な事もあるのです。


矯正治療も含めて考えると、一部は被せものが必要な事もあっても、削る歯は少なくなると思いますので、船橋先生がおっしゃっているように、矯正治療も含めて相談してみてはどうでしょうか?

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 歯が擦り減り噛合せがうまくいかないのでセラミックで治療したい
質問者 RAさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
噛み合わせに関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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