顎変形症の手術の後戻りについて
相談者:
みかんもちさん (28歳:女性)
投稿日時:2022-11-07 22:26:19
ssroを受け経過は順調でしたが、3ヶ月後に急に下顎が腫れて少し痛みがあり、そこから顎が不安定になりました。
ゴムを掛ければ顎が少し動き、ゴムを外しても動き、という感じで術後に感じていなかった不安定さを感じるようになりました。
矯正歯科と口腔外科に行きレントゲンに異常はなく感染もしていないとのことでした。
最近また下顎が急に腫れて1回目よりも顎が動いた感じがあり、少し術前の状態に近づいています。
再度レントゲンをとりましたが、やはり目に見える異常はなしとのことで、担当医達にも後戻りはないでしょう気のせいですといわれますが、他人には分からないレベルかもしれませんが明らかに術後の状態とは違います。
レントゲンで確認できるようなプレートの破損などが確認できなければ後戻りしていると判断してもらえないのでしょうか?
顎が動いている時は骨を切った部分らへんにつっぱり感があり、本人にしか分からない顎の動きがあると思うのですが…
側面のセファロを撮影する時、顔の角度などによってプレートのうつり方なども変わってくるものですか?
術後と現在のセファロを重ね合わせると、1本のプレートは同じ位置なのですがもう1本は位置がずれます。
正直ゴム掛けを続けていても安定する兆しがみえないし、ゴム掛けによりかなり臼歯が挺出し歯の高さが高くなってしまい唇を閉じたまま咀嚼することが難しくなってきているのでゴム掛けをやめたい気持ちもあるし、矯正医もゴム掛けはそろそろやめてよいと言っています。
レントゲンではまだ隙間が確認でき、現在術後4ヶ月半である程度骨ができているとは思いますが、ゴム掛けをやめた場合この隙間が埋まってしまうほど後戻りする可能性はありますか?
矯正医にも執刀医にも顎が動いていることを信じてもらえずどうすればよいか分かりません。
ゴムを掛ければ顎が少し動き、ゴムを外しても動き、という感じで術後に感じていなかった不安定さを感じるようになりました。
矯正歯科と口腔外科に行きレントゲンに異常はなく感染もしていないとのことでした。
最近また下顎が急に腫れて1回目よりも顎が動いた感じがあり、少し術前の状態に近づいています。
再度レントゲンをとりましたが、やはり目に見える異常はなしとのことで、担当医達にも後戻りはないでしょう気のせいですといわれますが、他人には分からないレベルかもしれませんが明らかに術後の状態とは違います。
レントゲンで確認できるようなプレートの破損などが確認できなければ後戻りしていると判断してもらえないのでしょうか?
顎が動いている時は骨を切った部分らへんにつっぱり感があり、本人にしか分からない顎の動きがあると思うのですが…
側面のセファロを撮影する時、顔の角度などによってプレートのうつり方なども変わってくるものですか?
術後と現在のセファロを重ね合わせると、1本のプレートは同じ位置なのですがもう1本は位置がずれます。
正直ゴム掛けを続けていても安定する兆しがみえないし、ゴム掛けによりかなり臼歯が挺出し歯の高さが高くなってしまい唇を閉じたまま咀嚼することが難しくなってきているのでゴム掛けをやめたい気持ちもあるし、矯正医もゴム掛けはそろそろやめてよいと言っています。
レントゲンではまだ隙間が確認でき、現在術後4ヶ月半である程度骨ができているとは思いますが、ゴム掛けをやめた場合この隙間が埋まってしまうほど後戻りする可能性はありますか?
矯正医にも執刀医にも顎が動いていることを信じてもらえずどうすればよいか分かりません。
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2022-11-08 15:30:36
こんにちは
顎変形症の外科処置後には前後的、左右的に多かれ少なかれ後戻りという事が起こります。
これに対処する為にゴムをかけてもらうという事になるわけです。
一方、顎が動いたという事について、それがはっきりわかるのはやはり咬合状態という事になりますから、矯正治療を担当されている先生の認識がどうかという事になるのだろうと思います。
その上で、矯正担当の先生が問題ないとしているのであれば、それはそうなのだろうと考えるところです。
ゴム掛けも、やめる時期を考える時期に来ているものと思います。
やめてみて、再び顎の変位が起こるようなら、改めてかけなおすという場合もあるでしょう。
反作用としての臼歯の挺出が起こっているという事であれば、いったん中止するか、掛ける方向や力を変えるという事も検討されるかもしれません。
後戻りしている感覚というのは、多分に患者さん本人の感じるものである為、担当医には分かりにくいところはあります。
同時に、これに対する対処の仕方がゴムをかけるという事と、ワイヤーの曲げ方を変えるという事ぐらいですので、なかなかこれといった対処がしにくいことも事実でしょう。
ただ、3ヶ月以上経ってきて、手術で大きく動かしたことに対する後戻りは次第に収まってくるものと考えられます。
矯正医としては、ある程度の後戻りをするものとして、それに対処した処置をしていくという事になります。
そのなかで、落ち着くところまで時間をかけていくという事になるでしょう。
その間は不自由があるとは思いますが、担当の先生との関係を保って良好な結果になればと思います。
顎変形症の外科処置後には前後的、左右的に多かれ少なかれ後戻りという事が起こります。
これに対処する為にゴムをかけてもらうという事になるわけです。
一方、顎が動いたという事について、それがはっきりわかるのはやはり咬合状態という事になりますから、矯正治療を担当されている先生の認識がどうかという事になるのだろうと思います。
その上で、矯正担当の先生が問題ないとしているのであれば、それはそうなのだろうと考えるところです。
ゴム掛けも、やめる時期を考える時期に来ているものと思います。
やめてみて、再び顎の変位が起こるようなら、改めてかけなおすという場合もあるでしょう。
反作用としての臼歯の挺出が起こっているという事であれば、いったん中止するか、掛ける方向や力を変えるという事も検討されるかもしれません。
後戻りしている感覚というのは、多分に患者さん本人の感じるものである為、担当医には分かりにくいところはあります。
同時に、これに対する対処の仕方がゴムをかけるという事と、ワイヤーの曲げ方を変えるという事ぐらいですので、なかなかこれといった対処がしにくいことも事実でしょう。
ただ、3ヶ月以上経ってきて、手術で大きく動かしたことに対する後戻りは次第に収まってくるものと考えられます。
矯正医としては、ある程度の後戻りをするものとして、それに対処した処置をしていくという事になります。
そのなかで、落ち着くところまで時間をかけていくという事になるでしょう。
その間は不自由があるとは思いますが、担当の先生との関係を保って良好な結果になればと思います。
相談者からの返信
相談者:
みかんもちさん
返信日時:2022-11-09 19:59:56
回答2
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2022-11-11 16:26:37
こんにちは
>この筋肉の使い方が原因で手術した部分に影響が出て顎が不安定になったことは考えられますか?
後戻りが生じてきた為、かみやすいところまで顎を動かしてかんだという事でしょう。
逆に言えば、下顎が後退した為、前方に出したという事であり、同じようなことをゴムで行っているとも言えます。
ですので、それが悪いという事は無いのではないかと思います。
では、何が原因で腫れたのかという事です。
確かに、プレートが緩んだという事は考えられなくはないでしょう。
しかし、それがそうであるかどうかについて断定は出来ませんし、専門ではありませんのでそういうことが実際にあるのかという点についても知りません。
この点については、口腔外科の先生の考察を待ちたいところです。
>顎を術後の状態で安定させるためには奥歯を後退させたほうがよいでしょうか?
その点については、担当されている矯正の先生が考えているところと思います。
当然、必要であればそういった処置を行うでしょう。
また、開いてしまった抜歯スペースも、今後とじていくことになると思います。
>この筋肉の使い方が原因で手術した部分に影響が出て顎が不安定になったことは考えられますか?
後戻りが生じてきた為、かみやすいところまで顎を動かしてかんだという事でしょう。
逆に言えば、下顎が後退した為、前方に出したという事であり、同じようなことをゴムで行っているとも言えます。
ですので、それが悪いという事は無いのではないかと思います。
では、何が原因で腫れたのかという事です。
確かに、プレートが緩んだという事は考えられなくはないでしょう。
しかし、それがそうであるかどうかについて断定は出来ませんし、専門ではありませんのでそういうことが実際にあるのかという点についても知りません。
この点については、口腔外科の先生の考察を待ちたいところです。
>顎を術後の状態で安定させるためには奥歯を後退させたほうがよいでしょうか?
その点については、担当されている矯正の先生が考えているところと思います。
当然、必要であればそういった処置を行うでしょう。
また、開いてしまった抜歯スペースも、今後とじていくことになると思います。
タイトル | 顎変形症の手術の後戻りについて |
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質問者 | みかんもちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
顎関節症 口腔外科関連 外科矯正 矯正後の歯の後戻り |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。