CAD/CAMインレーと銀のインレーの比較

相談者: 浩樹さん (24歳:男性)
投稿日時:2022-11-19 12:16:17
はじめまして。

虫歯治療インレーについてお伺いします。

歯に痛みがあり、歯科に言ったところ、5本ほど虫歯が見つかってしまいました。
場所は、左上7番、6番、5番、右上7番、右下7番で、左上6番と右下7番は、過去に虫歯でレジンで治療してありましたが、詰め物の隙間から虫歯になっていました。


虫歯はいずれの歯も、歯間と噛み合わせ面に及んでいて、特に痛みのあった左上7番は、神経を抜き取ることになりました。

他の虫歯は、神経を抜き取る必要はないですが、レジンではなくインレーが必要になるそうです。
(左上7番は、クラウンになるそうです。)



そこで、一応説明としては、7番以外(左上6番、5番)はCAD/CAMインレーというので保険適用で白いものにすることもできます、と言われました。
ただ、強度がかなり劣るので、長く使いたいなら銀のインレーの方がよいですと言われました。

もちろん、白くできるならしたいという気持ちもありますが、7番の虫歯は銀のインレーにしなければならないし、下の6番は左右とも銀のインレーとクラウンになっているので、弱くて白いものをいれるメリットは少ない気もしています。


今のところ、保険外治療は考えていませんが、CAD/CAMインレーと銀のインレーだと、銀のインレーの方が一般論として強いのでしょうか。
また、どの程度差があるのかお伺いします。

また、先生にはCAD/CAMインレーは、白いけど天然のはとの区別はつく程度で、そこまでレベルは高くないと言われましたが、見た目としてもそこまでよくないのでしょうか。


しばらくは神経の治療をするので、これからインレーは決めるのですが、その前にアドバイスをいただければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-11-19 13:00:19
こんにちは。


どのレベルの治療を目指している歯科医院なのか?で全く異なってきそうですね。

CAD/CAMインレーと言っても、保険診療でも素材材料は様々で各メーカーが色や特性を様々に出して来ていますし、物性もバリエーションがあるのでそれぞれのメーカーが乱立して材料提供しています。

一応、最低限のレベル以上でなければ保険適用になっていませんからバリエーションと言っても自費ほどの差はないでしょうが。


また技工士さんもレベルはバラバラですから、手間を惜しんで大量生産でさっさとデザインを決めてラフにマージンを引きセメントスペースを多めにとって作るところもあれば、細かいところまで気を抜かない技工士さんもおられます。
同じことは歯科医の技術にも言えますからね。


CAD/CAMインレーは金属よりも弱いとされていますが形成をしっかり厚みを採って行えば問題ないと言われています。

しかも樹脂系セメントと相性が良いですから接着操作をきちんとしてもらえておけばそうそう2次虫歯にならないという感触を持っています。


ところで、銀インレーは、本当に安価で黒変し口腔内でイオン化が激しい銀インレーにされるという事でしょうか?
それとも口腔内で安定する多少高い保険の金銀パラジウム合金のインレーにされるという事でしょうか?

基本的には、金銀パラジウム合金での治療のほうが銀インレーよりも上だと大昔から言われていて今も変わっていないでしょう。
保険でも2択できますから確認されるのがよいでしょう。



>そこまでレベルは高くないと言われましたが、見た目としてもそこまでよくないのでしょうか。

銀と白では全く見え方は違いますね。
お口の中に銀歯がギラギラある時代ではなくなっているというのが基本的な考えであり歯科治療の傾向だと思います。


保険で白く出来るところは白くしてもらっておき。
将来、お金を貯めて銀歯治療で終わっていた部位も自費で白いものに変えていかれるという方は多くおられると思いますよ。




タイトル CAD/CAMインレーと銀のインレーの比較
質問者 浩樹さん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
ハイブリッドセラミックインレー
お勧めの詰め物・インレー
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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