電磁波過敏症か歯科で治療できるのか?
相談者:
バリューさん (42歳:男性)
投稿日時:2022-12-09 14:40:11
電磁波過敏症は歯科医で治療ができるのか。
歯科医は電磁波過敏症を治療しているというのをネットで知りました。
関東では治療してる所がないんですが、関西では結構多いようなんです。
アマルガム(俗にいう銀歯)は導電率が良くアンテナのような働きをしている。
アンテナが電子を受け取り体に蓄積される結果となっている。
電子の蓄積は頭部や手足のチクチク感、湿疹、倦怠感、不眠症を起こしている。
電波が飛んでいる所はアマルガムを通して諸症状が起きてしまうということですね。
でも、これは工学徒では誰も認める人がいないんですよ。
生れ付きの体には電子は影響ないし、蓄積しないようになってると言うのです。
ですが、体に金属を取り付けてあるので話は分かるのですが、このままだと治療できると言う人と、アマルガムの除去はホメオパシーみたいなものだと言う人とどっちが真実なのか分からないですよね。
電磁波過敏症の人を見つけた時にどうしてなのかを説明するだけの知識が欲しい所です。
どういう理論だから、歯科医は諸症状を治療できると言えるのか教えてもらっていいですか。
歯科医は電磁波過敏症を治療しているというのをネットで知りました。
関東では治療してる所がないんですが、関西では結構多いようなんです。
アマルガム(俗にいう銀歯)は導電率が良くアンテナのような働きをしている。
アンテナが電子を受け取り体に蓄積される結果となっている。
電子の蓄積は頭部や手足のチクチク感、湿疹、倦怠感、不眠症を起こしている。
電波が飛んでいる所はアマルガムを通して諸症状が起きてしまうということですね。
でも、これは工学徒では誰も認める人がいないんですよ。
生れ付きの体には電子は影響ないし、蓄積しないようになってると言うのです。
ですが、体に金属を取り付けてあるので話は分かるのですが、このままだと治療できると言う人と、アマルガムの除去はホメオパシーみたいなものだと言う人とどっちが真実なのか分からないですよね。
電磁波過敏症の人を見つけた時にどうしてなのかを説明するだけの知識が欲しい所です。
どういう理論だから、歯科医は諸症状を治療できると言えるのか教えてもらっていいですか。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-12-09 18:35:12
こんにちは。
歯科医師免許や医師免許を取得後はそれぞれの歯科医が独自に研鑽を重ねていますから、標準的な考えとは異なった考えに基づいて診療を提供する歯科医も数多くおられます。
標準的な治療に至っていない治療は保険適用外になりますから自費でそれぞれの歯科医と契約していただき治療を受ける事になると思います。
歯科治療契約は強制されるものではありませんから、直接しっかり説明を聞かれ納得された上に合意の元行ってもらってください。
とりあえず日本の国としての現時点の見解が平成27年に出ていますから参考にしてください。
*https://www.soumu.go.jp/main_content/000366587.pdf
『引用RF 電磁界ばく露により何らかの愁訴 61が生じるとされる、いわゆる「電磁 過敏症」についても、これまで多くの研究が進められてきた。
それらの結果 においては、RF 電磁界ばく露がこれらの症状の原因ではないという結論が示 されている。
また、近年報告された観察データと誘発データを用いたメタ解 析 62の結果 63, 64からも、同様の結論が報告されている。
短期的(数分から数時間)ばく露に関連する症状に関しては、これまでに 数多く実施されたヒトを対象とした二重ブラインド法 65実験の結果により、 症状発症と RF 電磁界に因果関係はないとの結論が強力に裏付けられている。
長期的(数日から数カ月)ばく露に関連する症状に関しても、これまでの ヒトを対象とした観察研究の結果から、因果関係を示す確かな科学的証拠は 発見されていない。』
https://cir.nii.ac.jp/all?q=国際生命情報科学会誌
に神奈川歯科大学大学院災害医療歯科学講座から『電磁波過敏症患者への歯科的アプローチ』と題した論文が出ていますが、歯科医学会とは関係ない学会だと思います。
https://center6.umin.ac.jp/gakkai/gakkai/2022/A00582.htm
歯科医師免許や医師免許を取得後はそれぞれの歯科医が独自に研鑽を重ねていますから、標準的な考えとは異なった考えに基づいて診療を提供する歯科医も数多くおられます。
標準的な治療に至っていない治療は保険適用外になりますから自費でそれぞれの歯科医と契約していただき治療を受ける事になると思います。
歯科治療契約は強制されるものではありませんから、直接しっかり説明を聞かれ納得された上に合意の元行ってもらってください。
とりあえず日本の国としての現時点の見解が平成27年に出ていますから参考にしてください。
*https://www.soumu.go.jp/main_content/000366587.pdf
『引用RF 電磁界ばく露により何らかの愁訴 61が生じるとされる、いわゆる「電磁 過敏症」についても、これまで多くの研究が進められてきた。
それらの結果 においては、RF 電磁界ばく露がこれらの症状の原因ではないという結論が示 されている。
また、近年報告された観察データと誘発データを用いたメタ解 析 62の結果 63, 64からも、同様の結論が報告されている。
短期的(数分から数時間)ばく露に関連する症状に関しては、これまでに 数多く実施されたヒトを対象とした二重ブラインド法 65実験の結果により、 症状発症と RF 電磁界に因果関係はないとの結論が強力に裏付けられている。
長期的(数日から数カ月)ばく露に関連する症状に関しても、これまでの ヒトを対象とした観察研究の結果から、因果関係を示す確かな科学的証拠は 発見されていない。』
https://cir.nii.ac.jp/all?q=国際生命情報科学会誌
に神奈川歯科大学大学院災害医療歯科学講座から『電磁波過敏症患者への歯科的アプローチ』と題した論文が出ていますが、歯科医学会とは関係ない学会だと思います。
https://center6.umin.ac.jp/gakkai/gakkai/2022/A00582.htm
相談者からの返信
相談者:
バリューさん
返信日時:2022-12-09 20:50:20
>船橋 様
返信をありがとうございます。
なるほど、電磁波は生体に効果が認められないということですね。
ですが、私の指摘した所が重視されると思います。
電磁波は生体に影響があることが知られています。
低周波を刺激作用、高周波を熱作用が大きくなるものとして知られています。
低周波であっても大きな電気量であり家庭用の契約である30Aを越えるような(37A)などが流れないと低周波が発生しないし、刺激が起こらないといいます。
磁場であっても50ガウス以上の交流磁場が網膜に照射されて初めて刺激を感じるぐらいです。
環境には50ガウスも存在せず家電の近くでも1ガウスから0.1ガウスしか計測されません。
これは生まれた状態の生体をターゲットにしていると言わなければなりません。
人は生れ付きでは強い電磁波を浴びないと影響は無いのかもしれないけど、付属器具を付ける経験で体に電気が流れることがあります。
現在、携帯電話やスマートウォッチなどのモバイル系で生体認証が使われています。
端末から電流を流し、電流は体の表面を流れてセンサーを動かすと言うものが現れています。
ニューロテックやNTTデータの茨城拓也様やイーロン・マスク様などは体に集積回路を埋め込むことで人を情報端末にすることが臨床では成功しています。
人に電気が流れることは経験的に付属器具を付けることでできるということです。
電磁波過敏症では経験的な付属物はアマルガムであるということになります。
生れ付きの生体は強い電磁場でないと効果が見込めないというのは将に生れ付きの状態を言い当てたに過ぎないんじゃないか。
生まれた後に、後天的なものは弱い電磁波でも効果が認められると思われます。
強い刺激ではなく、徐々に体に電子が溜まるという電磁波過敏症は弱い電磁波のほうが可能性がありそうです。
環境を計測しても強烈な電磁波は無いとしたら、経験上に備えたものの影響が考えられるんじゃないか。
実際に被害を訴える人が存在するのだし、アマルガムにどれだけの電気が流れるという証明を必要としてるということであります。
返信をありがとうございます。
なるほど、電磁波は生体に効果が認められないということですね。
ですが、私の指摘した所が重視されると思います。
電磁波は生体に影響があることが知られています。
低周波を刺激作用、高周波を熱作用が大きくなるものとして知られています。
低周波であっても大きな電気量であり家庭用の契約である30Aを越えるような(37A)などが流れないと低周波が発生しないし、刺激が起こらないといいます。
磁場であっても50ガウス以上の交流磁場が網膜に照射されて初めて刺激を感じるぐらいです。
環境には50ガウスも存在せず家電の近くでも1ガウスから0.1ガウスしか計測されません。
これは生まれた状態の生体をターゲットにしていると言わなければなりません。
人は生れ付きでは強い電磁波を浴びないと影響は無いのかもしれないけど、付属器具を付ける経験で体に電気が流れることがあります。
現在、携帯電話やスマートウォッチなどのモバイル系で生体認証が使われています。
端末から電流を流し、電流は体の表面を流れてセンサーを動かすと言うものが現れています。
ニューロテックやNTTデータの茨城拓也様やイーロン・マスク様などは体に集積回路を埋め込むことで人を情報端末にすることが臨床では成功しています。
人に電気が流れることは経験的に付属器具を付けることでできるということです。
電磁波過敏症では経験的な付属物はアマルガムであるということになります。
生れ付きの生体は強い電磁場でないと効果が見込めないというのは将に生れ付きの状態を言い当てたに過ぎないんじゃないか。
生まれた後に、後天的なものは弱い電磁波でも効果が認められると思われます。
強い刺激ではなく、徐々に体に電子が溜まるという電磁波過敏症は弱い電磁波のほうが可能性がありそうです。
環境を計測しても強烈な電磁波は無いとしたら、経験上に備えたものの影響が考えられるんじゃないか。
実際に被害を訴える人が存在するのだし、アマルガムにどれだけの電気が流れるという証明を必要としてるということであります。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2022-12-11 10:04:16
バリュー さんこんにちは。
私は詳しいことは分かりませんが、アマルガムに問題があることは分かりました。
しかし、現在アマルガムは保険診療に無くなったのでほとんど使用されないと思います。
また、単純に金属は電流が流れまますので、銀歯や金歯を使わない治療であれば、歯科治療は可能ではないでしょうか?
例えば、白い詰め物のプラスチックやセラミックを使った治療であれば可能の様な気がします。
近くの歯科医院でも治療可能ではないでしょうか?
私は詳しいことは分かりませんが、アマルガムに問題があることは分かりました。
しかし、現在アマルガムは保険診療に無くなったのでほとんど使用されないと思います。
また、単純に金属は電流が流れまますので、銀歯や金歯を使わない治療であれば、歯科治療は可能ではないでしょうか?
例えば、白い詰め物のプラスチックやセラミックを使った治療であれば可能の様な気がします。
近くの歯科医院でも治療可能ではないでしょうか?
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-12-12 11:14:46
〉電磁波過敏症は歯科医で治療ができるのか。
電磁波過敏症を治療しているわけではなく、症状増悪の原因と想像される金属修復物を除去しコンポジットレジンやハイブリッドセラミックやセラミックや樹脂に置換治療をしているのだと思います。
歯科治療以外で身体に自分で着脱不能な状態で金属を埋め込んでいる人は少ないでしょう。
〉アンテナのような働きをしている。アンテナが電子を受け取り体に蓄積される結果
アンテナというならばアンペールの法則とファラデーの電磁誘導の法則によるので、電子を受け取っているという訳ではないように思いますが、金属修復物はガルバニー電流を生じることが広く認知されていますから(複数論文あり)、電離を生じない安定素材に置換治療をしていく事は昨今の歯科治療が目指しているところでしょう。
ですから加藤先生が回答されたように、学術的裏付けが乏しい電磁波過敏症を治す等の文言を使わなくても置換治療を行っている歯科医院は日本中に多数あります。
特に関東は金属の見た目を嫌う人が増えていますからニーズは高いでしょう。
お近くの歯科医院で金属修復物を非金属修復物に置換していく治療は受けられると思います
日本の歯科の保険医療では過去、頑丈で加工しやすい金属修復が沢山用いられていますから、保険病名がつかないまま置換治療を選択されますと高額な出費が必要になる場合がしばしばあります。
リスクを抑えて必要最低限の置換から進めていく場合、まずアマルガム除去置換が昨今の傾向だと思います。
(アマルガム修復を別材料に置換する場合、切削除去しやすく代替え品に置換しやすい為非常に簡単な治療で終わります)
〉電磁波過敏症の人を見つけた時にどうしてなのかを説明するだけの知識が欲しい所です。
主に大学の役目だと思いますが、めぼしい論文がない事から研究費が配分され難く論文の受理もされ難いのだろうと思います。
過敏症にならない健康な身体をどうやって作り維持するか?ですが、歯科だけの範疇ではなかなか難しいように思います。
電磁波過敏症を治療しているわけではなく、症状増悪の原因と想像される金属修復物を除去しコンポジットレジンやハイブリッドセラミックやセラミックや樹脂に置換治療をしているのだと思います。
歯科治療以外で身体に自分で着脱不能な状態で金属を埋め込んでいる人は少ないでしょう。
〉アンテナのような働きをしている。アンテナが電子を受け取り体に蓄積される結果
アンテナというならばアンペールの法則とファラデーの電磁誘導の法則によるので、電子を受け取っているという訳ではないように思いますが、金属修復物はガルバニー電流を生じることが広く認知されていますから(複数論文あり)、電離を生じない安定素材に置換治療をしていく事は昨今の歯科治療が目指しているところでしょう。
ですから加藤先生が回答されたように、学術的裏付けが乏しい電磁波過敏症を治す等の文言を使わなくても置換治療を行っている歯科医院は日本中に多数あります。
特に関東は金属の見た目を嫌う人が増えていますからニーズは高いでしょう。
お近くの歯科医院で金属修復物を非金属修復物に置換していく治療は受けられると思います
日本の歯科の保険医療では過去、頑丈で加工しやすい金属修復が沢山用いられていますから、保険病名がつかないまま置換治療を選択されますと高額な出費が必要になる場合がしばしばあります。
リスクを抑えて必要最低限の置換から進めていく場合、まずアマルガム除去置換が昨今の傾向だと思います。
(アマルガム修復を別材料に置換する場合、切削除去しやすく代替え品に置換しやすい為非常に簡単な治療で終わります)
〉電磁波過敏症の人を見つけた時にどうしてなのかを説明するだけの知識が欲しい所です。
主に大学の役目だと思いますが、めぼしい論文がない事から研究費が配分され難く論文の受理もされ難いのだろうと思います。
過敏症にならない健康な身体をどうやって作り維持するか?ですが、歯科だけの範疇ではなかなか難しいように思います。
相談者からの返信
相談者:
バリューさん
返信日時:2022-12-12 16:28:00
>加藤 道夫 様、
知人の理系の技術者に紹介を頂いたんですけど、地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所は本当にヒドイ会社ですね。
こんなヒドイとは思わなかった。
医師が言ってることなんですが、論文が無いので実際のデータを取りたいって電話したんです。
そうしたら、そんなデータは取る必要ないですよって電話の先でヘラヘラ笑ってるんですよ。
電磁波過敏症の方が法律的な根拠にしたいので数値化してくださいって頼んだんです。
そうしたら、ウチには電磁波を検査する技術が無いんですよ。
ウチのデータは裁判するのに証拠として使えないことになってるんです、会社で規定があるんですよって言うんです。
これは何の為に検査するんですかね。
神奈川歯科大学が笑いものにされてるんですけど。
僕はすごく神奈川歯科大学を信用してたんですけど、この産業技術総合研究所はとてもヒドイですね。
僕は個人的にこの会社が嫌いだ。
知人の理系の技術者に紹介を頂いたんですけど、地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所は本当にヒドイ会社ですね。
こんなヒドイとは思わなかった。
医師が言ってることなんですが、論文が無いので実際のデータを取りたいって電話したんです。
そうしたら、そんなデータは取る必要ないですよって電話の先でヘラヘラ笑ってるんですよ。
電磁波過敏症の方が法律的な根拠にしたいので数値化してくださいって頼んだんです。
そうしたら、ウチには電磁波を検査する技術が無いんですよ。
ウチのデータは裁判するのに証拠として使えないことになってるんです、会社で規定があるんですよって言うんです。
これは何の為に検査するんですかね。
神奈川歯科大学が笑いものにされてるんですけど。
僕はすごく神奈川歯科大学を信用してたんですけど、この産業技術総合研究所はとてもヒドイですね。
僕は個人的にこの会社が嫌いだ。
タイトル | 電磁波過敏症か歯科で治療できるのか? |
---|---|
質問者 | バリューさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。