[写真あり] マウスピース矯正中、開咬になったり奥歯が欠けたり

相談者: のっきさん (21歳:女性)
投稿日時:2023-01-11 05:38:32
私は歯列矯正を始めて4年が経ち、DENマウスピース矯正を行なっています。
出っ歯と全体の歯並びが気になり矯正を始めたのですが、矯正を始めて2年ぐらいした頃から前歯が噛み合わなくなり、開咬になってしまいました。
そこから、奥歯だけが強く噛み合った状態となり、食いしばりにより奥歯が欠けてしまいました。
写真を載せていますが、1枚目から2枚目はおよそ9ヶ月後には結構な開咬になっていて、驚きました。
矯正中に噛み合わせが合わなくなるとは聞いたことありますが、こんなにも悪くなることはあるのでしょうか。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-01-11 22:20:27
こんにちは。

お受けになっているマウスピース矯正歯並びが良くなり噛み合わせが良くなる予定なのでしょうか?
また、元々の臼歯の対抗関係はクラス何?と診断を受けておられますか?

マウスピース矯正は手軽で見えない矯正治療として人気になっていますが、治らない、治せない矯正で終わりトラブルになるケースもあり、問題視されているものがあります。

きちんと必要な診断がなされたのか?治療ゴールに同意して矯正が開始されたのか?そもそも治療ゴールを明示してもらっているのか?矯正治療が予定通り進んでいるのか?以外にも歯根が短くなったり歯槽骨から押し出されたり深刻な状態になるケースもありますから、これで大丈夫かな?と心配になるならば、おかかりの歯科医によくお問い合わせしてみてください。

日本矯正歯科学会では以下の警告が出ています。
https://www.jos.gr.jp/4348


出っ歯と全体の歯並びが気になりとは、歯科医の診断内容ではないようです。まず、どういう診断を受けられて治療計画はどういうものだったのか?治療予測実現性の難易度についてどのように説明を受けたのか?治療に必要とされた努力義務をどの程度果たせて来たのか?内容からはわかりませんでした。

治療計画に無理があったり、そもそも治療計画がない出たとこ勝負のような治療では全顎矯正は無理ですからIPR(歯のサイズ調整をする歯冠形態修正を伴う)や歯冠修復とセットで行う部分的な矯正治療との組合せ程度でまとめていく必要がある場合もあると思います。
一つの材料で動きやすい歯と動きにくい臼歯を動かすアライナー矯正(マウスピース矯正)を成功に導くには歯科医側がかなり勉強する必要があります。技工士主体のものではバイオメカニカルや骨情報が不十分な場合があり問題となっていますから、必要をお感じでしたら矯正認定医にセカンドオピニオンに行ってみてください。




タイトル [写真あり] マウスピース矯正中、開咬になったり奥歯が欠けたり
質問者 のっきさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
その他(写真あり)
マウスピース矯正
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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