5年で10本くらい再治療しています、虫歯の再発は防げない?
相談者:
優太さん (28歳:男性)
投稿日時:2023-02-13 23:29:40
はじめまして。
学生時代、歯に対する意識が非常に低く、虫歯をいくつもつくってしまっていました。
現在、上の歯は5番から7番まで、下の歯は6番と7番が金属で詰めたり部分的に被せた状態です。
右上6番だけは、神経を抜いて一本まるごと銀歯です。
他に、上の4番や前歯3本ほどはレジンで詰めています。
下の6番は、中学生の頃にはじめて虫歯になりましたが、高校時代・大学時代と再治療・再々治療をしてきており、部分的に神経をとってあったと思います。(左右とも歯の3/4ほどが銀歯です。)
大学4年の卒業直前に右上6番を大きな虫歯にしてしまって神経の治療をしたり、他にもいくつも治したりして、さすがに反省し、それからは歯磨きの他にフロスもするようになり、半年毎に歯科で検診を受け、虫歯があれば都度治療し、クリーニングをしてもらっています。
大きな虫歯を治療してから1年半後の検診のときに、上の左右4番が虫歯(実際には前からあって様子みていたのを染みてきたので治療)で治療をしたのを最後に、新しく健康な歯に虫歯ができることはありません。
ただ、治療済みの歯が再度虫歯になることは数度ありました。
その度に、レジンから金属になったり、金属から金属でもその範囲が増えたりしてきました。
そして、今回左上の5番の歯と左下の6番の歯の神経を治療することになり、他に上の左右4番のレジンの歯もやり直すことになりました(おそらく金属にします)。
どちらも半分以上が元々銀歯になっていて、大学生のときに神経を残せるかどうかという段階だったので、次治療が必要になれば神経の治療になることは、ある程度わかっていました。
また、先生にも、歯磨きには特に問題はないといわれました。
今通っている歯医者さんと、大学生の頃の歯医者さんは別のところですが、どちらにも虫歯は治療しても(銀歯などは)一生持つものではなく、いずれ再治療が必要になることがほとんどであるというようなことは言われました。
だから、はじめに虫歯にしないことが肝心なのだということは、今は理解していますが、すでに虫歯で治療済みの歯がほとんどです。
こうなってしまうと、もはや虫歯を防ぐことは、基本的にできないと思わないといけないのでしょうか。
少し聞いたら、先生には、例えば奥歯はゴールドにしたりすれば寿命は変わりうるといわれましたが、それでも虫歯が再発するときはする、ということでした。
また、(少し銀歯が詰め物などでも気にはなるので)セラミックなどはどうかと聞いても、余計に大きく削るのであまりおすすめはしない、ということでした。
また、銀歯でもセラミックでも虫歯になるときはなるし、銀歯は見た目以外では悪くはない、ということでした。
今回、再治療が必要なのは神経の治療をする2本と上4番の2本の4本ですが、ここ5年ほどで再治療したのは、ざっと10本くらいになります。
歯の磨き方などに問題がない、といわれてからです。
虫歯の再発を回避する方法はないのでしょうか。
学生の頃はそこまで歯が弱くないと思っていたのですが、歯が弱いのでしょうか。
学生時代、歯に対する意識が非常に低く、虫歯をいくつもつくってしまっていました。
現在、上の歯は5番から7番まで、下の歯は6番と7番が金属で詰めたり部分的に被せた状態です。
右上6番だけは、神経を抜いて一本まるごと銀歯です。
他に、上の4番や前歯3本ほどはレジンで詰めています。
下の6番は、中学生の頃にはじめて虫歯になりましたが、高校時代・大学時代と再治療・再々治療をしてきており、部分的に神経をとってあったと思います。(左右とも歯の3/4ほどが銀歯です。)
大学4年の卒業直前に右上6番を大きな虫歯にしてしまって神経の治療をしたり、他にもいくつも治したりして、さすがに反省し、それからは歯磨きの他にフロスもするようになり、半年毎に歯科で検診を受け、虫歯があれば都度治療し、クリーニングをしてもらっています。
大きな虫歯を治療してから1年半後の検診のときに、上の左右4番が虫歯(実際には前からあって様子みていたのを染みてきたので治療)で治療をしたのを最後に、新しく健康な歯に虫歯ができることはありません。
ただ、治療済みの歯が再度虫歯になることは数度ありました。
その度に、レジンから金属になったり、金属から金属でもその範囲が増えたりしてきました。
そして、今回左上の5番の歯と左下の6番の歯の神経を治療することになり、他に上の左右4番のレジンの歯もやり直すことになりました(おそらく金属にします)。
どちらも半分以上が元々銀歯になっていて、大学生のときに神経を残せるかどうかという段階だったので、次治療が必要になれば神経の治療になることは、ある程度わかっていました。
また、先生にも、歯磨きには特に問題はないといわれました。
今通っている歯医者さんと、大学生の頃の歯医者さんは別のところですが、どちらにも虫歯は治療しても(銀歯などは)一生持つものではなく、いずれ再治療が必要になることがほとんどであるというようなことは言われました。
だから、はじめに虫歯にしないことが肝心なのだということは、今は理解していますが、すでに虫歯で治療済みの歯がほとんどです。
こうなってしまうと、もはや虫歯を防ぐことは、基本的にできないと思わないといけないのでしょうか。
少し聞いたら、先生には、例えば奥歯はゴールドにしたりすれば寿命は変わりうるといわれましたが、それでも虫歯が再発するときはする、ということでした。
また、(少し銀歯が詰め物などでも気にはなるので)セラミックなどはどうかと聞いても、余計に大きく削るのであまりおすすめはしない、ということでした。
また、銀歯でもセラミックでも虫歯になるときはなるし、銀歯は見た目以外では悪くはない、ということでした。
今回、再治療が必要なのは神経の治療をする2本と上4番の2本の4本ですが、ここ5年ほどで再治療したのは、ざっと10本くらいになります。
歯の磨き方などに問題がない、といわれてからです。
虫歯の再発を回避する方法はないのでしょうか。
学生の頃はそこまで歯が弱くないと思っていたのですが、歯が弱いのでしょうか。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-02-14 12:21:20
こんにちは。
確かに虫歯が多いですね。
>歯の磨き方などに問題がない、といわれてからです。
これは単に歯磨きの感想を言われただけでしょうか?
それとも毎回歯垢染色液を用いた歯磨き指導の紙出しをしてもらい、きちんと細かく磨き残し部位を理解できている状態でしょうか?
保険診療では、歯科衛生士による15分の歯磨き指導を安価で個別に受けられる仕組みができていますが、歯垢染色液を使わないと(一部特殊な光を使う機器での判別を可能にしている歯科医院もあるだろうとは思いますが)、実際どこにどれくらい歯垢がついているのかを視認することは難しいだろうと思います。
白い歯に白い歯垢がついていても歯科医でもあまり見えない為、きちんと毎回染め出しをしてもらえる歯科医院を選択される事が望ましいように考えます。
(赤く染め出すと、そのまま帰宅してもらうわけにいかなくなりますから、綺麗に掃除しなければならず予約時間との兼ね合いもあり勤務している歯科衛生士の質によりますからなかなかしてくれないかもしれません。
そこで1時間枠確保してくれる自費の予防歯科が人気があったりします)
更に言えば、保険診療では磨き残しを面で記載する大雑把な紙しかないですが、歯に修復物との境を沢山お持ちなのですから、歯垢染色した後にスキャンして3次元で磨き残し部位を拡大しながら指導してくれるような、予防にかなり力を入れる体制を整えている歯科医院を選択されるとより良いかもしれませんね。
(自費の場合、1時間枠で1万円から3万円程度ではないかと想像します。
その内容を、保険の数千円で受ける事は期待薄ですが、保険の場合ほとんどの方が、自己負担額3千円で1万円分ですから内容が良い歯科医院を見つけられればよいでしょうね)
このように回答している理由は、歯の磨き方に問題がない日本人は滅多にいないのに、虫歯が多発していても歯の磨き方に問題ないと歯科医が言ったとあり本当かなぁと感じたからです。
つなぎ目が沢山できていて、修復物との段差を沢山お持ちなのですから、細菌侵入レベルできちんと磨ける訳がないだろうと想像しています。
また、歯面の強さはどのように評価されていますか?
歯の再石灰化が上手くいっていない状態に陥っている人もかなりおられますが、そういう方は唾液の質が悪かったり、口呼吸になっていたり(睡眠時も含めて)、乳酸菌飲料や糖質過多の飲料やワインや炭酸やスポーツ飲料等の、いわゆる酸性飲料を飲む習慣がついているという食の問題を抱えておられる場合がしばしばあります。
歯面について細菌の餌になりやすい糖分過多、製粉炭水化物過多の悪い習慣がついているならば、健康面からも改善された方が良いでしょう。
他には、歯も修復物も使わなければ傷みません。
ですから、歯を出来るだけ当てない習慣付けが必要でしょう。
夜間の歯軋りや食い縛り、日中のTCHは歯と修復物の隙間を埋めるセメントを崩壊させます。
特に負荷の高いスポーツは歯を食い縛る傾向がありますから、舌を含めたインナーマッスルを鍛えて歯で踏ん張らない身体を作ると良いでしょう。
とはいえ、なかなか、ハードルは高い為、歯科医院に毎月行ってプロフェッショナルなメンテとチェックを受けられる事が可能になるか、強診の歯科医院を選択されて予防を保険適用で行ってもらうと良いのかもしれませんね。
予防に力を入れている頼りになる歯科衛生士さんを持っておかれると、一生のお口の健康をサポートしてくれるのではないかと思います。
歯科医だけでなく歯科衛生士さんを選ぶと良いでしょう。
確かに虫歯が多いですね。
>歯の磨き方などに問題がない、といわれてからです。
これは単に歯磨きの感想を言われただけでしょうか?
それとも毎回歯垢染色液を用いた歯磨き指導の紙出しをしてもらい、きちんと細かく磨き残し部位を理解できている状態でしょうか?
保険診療では、歯科衛生士による15分の歯磨き指導を安価で個別に受けられる仕組みができていますが、歯垢染色液を使わないと(一部特殊な光を使う機器での判別を可能にしている歯科医院もあるだろうとは思いますが)、実際どこにどれくらい歯垢がついているのかを視認することは難しいだろうと思います。
白い歯に白い歯垢がついていても歯科医でもあまり見えない為、きちんと毎回染め出しをしてもらえる歯科医院を選択される事が望ましいように考えます。
(赤く染め出すと、そのまま帰宅してもらうわけにいかなくなりますから、綺麗に掃除しなければならず予約時間との兼ね合いもあり勤務している歯科衛生士の質によりますからなかなかしてくれないかもしれません。
そこで1時間枠確保してくれる自費の予防歯科が人気があったりします)
更に言えば、保険診療では磨き残しを面で記載する大雑把な紙しかないですが、歯に修復物との境を沢山お持ちなのですから、歯垢染色した後にスキャンして3次元で磨き残し部位を拡大しながら指導してくれるような、予防にかなり力を入れる体制を整えている歯科医院を選択されるとより良いかもしれませんね。
(自費の場合、1時間枠で1万円から3万円程度ではないかと想像します。
その内容を、保険の数千円で受ける事は期待薄ですが、保険の場合ほとんどの方が、自己負担額3千円で1万円分ですから内容が良い歯科医院を見つけられればよいでしょうね)
このように回答している理由は、歯の磨き方に問題がない日本人は滅多にいないのに、虫歯が多発していても歯の磨き方に問題ないと歯科医が言ったとあり本当かなぁと感じたからです。
つなぎ目が沢山できていて、修復物との段差を沢山お持ちなのですから、細菌侵入レベルできちんと磨ける訳がないだろうと想像しています。
また、歯面の強さはどのように評価されていますか?
歯の再石灰化が上手くいっていない状態に陥っている人もかなりおられますが、そういう方は唾液の質が悪かったり、口呼吸になっていたり(睡眠時も含めて)、乳酸菌飲料や糖質過多の飲料やワインや炭酸やスポーツ飲料等の、いわゆる酸性飲料を飲む習慣がついているという食の問題を抱えておられる場合がしばしばあります。
歯面について細菌の餌になりやすい糖分過多、製粉炭水化物過多の悪い習慣がついているならば、健康面からも改善された方が良いでしょう。
他には、歯も修復物も使わなければ傷みません。
ですから、歯を出来るだけ当てない習慣付けが必要でしょう。
夜間の歯軋りや食い縛り、日中のTCHは歯と修復物の隙間を埋めるセメントを崩壊させます。
特に負荷の高いスポーツは歯を食い縛る傾向がありますから、舌を含めたインナーマッスルを鍛えて歯で踏ん張らない身体を作ると良いでしょう。
とはいえ、なかなか、ハードルは高い為、歯科医院に毎月行ってプロフェッショナルなメンテとチェックを受けられる事が可能になるか、強診の歯科医院を選択されて予防を保険適用で行ってもらうと良いのかもしれませんね。
予防に力を入れている頼りになる歯科衛生士さんを持っておかれると、一生のお口の健康をサポートしてくれるのではないかと思います。
歯科医だけでなく歯科衛生士さんを選ぶと良いでしょう。
タイトル | 5年で10本くらい再治療しています、虫歯の再発は防げない? |
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質問者 | 優太さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。