金(白金加金)のクラウンの得意な歯科医の見つけ方について

相談者: 生まれ変わったら虫歯ゼロにさん (47歳:女性)
投稿日時:2023-02-21 21:02:48
金または白金加金のクラウンを入れて頂けるクリニックを探しています。


@近所の若い医師のクリニック数軒に問い合わせましたが、金の扱いが無いようです。

若い先生はあまり金の取り扱いが無いのかなと思うのですが、だいたいどの年代以降の先生なら取り扱いに慣れている、などの目安はありますか。


Aクラウンを入れる際に、歯肉圧排を行う場合と行わない場合で、二次カリエスなど予後に違いはありますか。


B同様に、マイクロスコープを使う/使わないで、予後に違いはありますか。


Cクリニックによりクラウンの費用に10万円以上差がある場合もあるようですが、高い方が精巧に作って頂けたり、セットする際の材料や道具によいものを使っている等の違いがあるものでしょうか。



かみ合わせもしっかり見て調整していただけるところを希望しています。

どのような視点でお願いする先生を探せばよいのか、何かアドバイスがあれば教えていただければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-02-22 11:58:22
クラウンではなくインレーになりますが、白金加金のインレー
相談があると、硬すぎるということで、否定的意見が多数で、私が孤立している状況でした。

ただし、現在金の価格が非常に高くなっています。
クラウンになると、材料費だけでもたいへんな額になります。

私が現役のころは、金の高騰につれて、ジルコニアクラウンが出現しました。
私は、精密度が、高まるのを待ってから、取り組むようになりましたが、その時も材料として硬すぎる、調整しにくいという意見が大多数でした。


しかしながら、ダイヤで削れるし、何より材料費は安くて済みます。
私の意見は、ジルコニア(金属セラミックです)を考慮してもよいのではということです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-02-22 14:28:14
簡単に
 
@セレックなど、CAD/CAMなどに投資をした歯科医院であれば、ゴールド修復はあまりしないと思います。

 
Aマージンの設定をどこにするかで圧排した方がいい、しなくていいが決まります。
逆に言えば縁上マージンであれば圧排する意味がありません。

 
B道具の有無で大きく予後が変わることはないと思いますが、少なくとも拡大視野で治療している先生の方が精度にはこだわりを持っていると思います。

 
C治療費が安いより、治療費が高い方が患者さんにかける時間や手間は多いと思いますが、そうとは言えない歯科医院もあるのでこのあたりはカケになると思います。
 

顕微鏡があるといっても、殆ど使わずに患者さんを集めるツールになっている現状では、これがあれば安心という設備・材料はないと思います。
  
 
あまり欲しい回答にはなっていませんが、〇〇が得意な歯科医院を探すのはこの業界にいないと難しいと思います。

技工士衛生士に知り合いがいれば、そういった身近な方から情報をもらった方がいい先生に出会える確率は上がると思います。

 
おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-02-22 17:15:54
CAD/CAMがなくても型取り印象)で、出来ます。

私も、これまでの経験で、希望されるような歯科医院を探すのは難しいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 生まれ変わったら虫歯ゼロにさん
返信日時:2023-02-24 21:48:05
松山先生、井野先生、お忙しいところご回答ありがとうございます。


歯科医院探しは本当に難しいのですね。

ジルコニアですね。
ジルコニアは天然の歯やゴールドと違って、自然に摩耗しないのでかみ合わせや反対の歯によくないと聞くのですが、どうなのでしょうか。


また、チタンクラウンについてはどう思われますか。
奥歯なので保険適用で安くできてよいのかなと思うのですが、保険ということで自費よりは精度高くかぶせて頂けないものなのでしょうか。

素材のデメリットとして、いざという時に外しにくい、かみ合わせ調整の時に削りにくい等があるのでしょうか。


アドバイス頂けたら幸いです。
回答 回答4
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2023-02-25 20:12:26
保険医療機関である多くの歯科医院では保険用合金のインレークラウンは行っているでしょうから、金または白金加金のクラウンを作ることそのものは、そう難しいことではないように思います。


>@
歯科医師の年齢が関係するのか、地域性があるのかはわかりませんが、確かに一般の患者さんではセラミックや白い材料を求める方は多いですから、需要と供給としてはそちらに偏ってしまうのは致し方ないと思います。


>A
すでについている回答と同じですが、マージンの位置の設定によると思います。
また、歯肉圧排の有無よりも、印象のとり方や材料が与える影響のほうが大きそうです。


>B
より見落としなく精密な治療を行ってもらえるとそれだけ良いでしょうが、あくまでも道具です。
その道具をどのような目的で、どのように使うか、のほうが重要でしょう。


>C
良い治療には、相応の対価が必要になってきます。
安くて高品質のもの、というのはないですね。
ただし、高ければ高品質かというと、そうとは限らないですね。


>チタンクラウン

金属アレルギーのリスクは、従来の保険用合金よりも安心ですね。
ただし、硬さの問題があることや、鋳造上の物性の違いもありますから、そうした点は精度の違いには関わってくると思います。


ところで、金または白金加金のクラウンを入れるというゴールを決めて歯科医院を探されているようですが、その歯はどのような状態なのでしょうか。

すでにクラウンが入っているのでしょうか。
また、神経は生きている歯ですか?失活歯ですか?


そもそもどのような治療が必要なのか、金または白金加金のクラウンを入れる治療が適応なのか否か、どのような治療が適しているのかは、ここではわかりません。

ただ、一本の歯の材料選択を中心として歯科院を探されるよりも、口腔内をトータルで見てもらえる信頼できるかかりつけ医を見つけられると良いと思います。

お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 生まれ変わったら虫歯ゼロにさん
返信日時:2023-03-01 22:47:47
滝野先生、お忙しいところありがとうございました。


チタンはその硬さが精度に影響するのですね。
クラウンが入っているものと入っていない歯があります。

実際に見ていただいて相談したいと思います。



タイトル 金(白金加金)のクラウンの得意な歯科医の見つけ方について
質問者 生まれ変わったら虫歯ゼロにさん
地域 非公開
年齢 47歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドクラウン(金の被せ物)
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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