歯科技工士による詰め物製作時、ウイルスが付着していたら

相談者：和希さん (26歳：男性)

投稿日時：2023-03-01 08:36:31

はじめまして。
私はかなり神経質なところがあり、歯医者はきちんと調べて感染予防に努めているところを探しました。
先日、型取りをして今度プラスチックの被せ物が出来ます。
保険適応のものです。

ふとどんなに歯科がしっかりしていても歯科技工士が杜撰な感染対策をしていたら、新しく入る被せ物にも感染性のある肝炎やHIV、梅毒などのウイルスが付着してしまっていたら？と思うようになり調べました。
きちんと印象体？などを消毒せず行っている歯科技工士もいるそうです。
実際のところはどうなのでしょうか？
届けられたものは患者さんにらつける前に消毒などはするものなのでしょうか？

回答1

加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。

回答日時：2023-03-02 07:13:34

和希さんこんにちは。

歯医者は感染予防に努めているところを選んでいるのですね。
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所であると少し安心かもしれませんね。

型取りをした場合は、プラスチックよりもCADCAMの被せ物が今は多くなったと思います。
CADCAMの場合は、技工所ではデジタルで対応します。
その場合は、感染リスクは低いと思います。

また、型取り後、歯科医院でまずはしっかりと対応することが大切になってきます。
またそれが分かってる歯科医院であれば、それに対応する技工所を選ぶと思います。
お互いで感染対策をするからです。
https://www.hotetsu.com/s/doc/infection_measure.pdf

相談者からの返信

相談者：和希さん

返信日時：2023-03-02 08:52:37

加藤先生
お忙しいところありがとうございます。
調べたところかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所ではありませんでした。
登録されている歯科は本当に少ないのですね。

銀歯も今後1箇所入れる予定があります。
患者側としては歯科治療の感染対策はホームページや実際に治療を受けることで分かりますが、その先の技工所となると目に見えず心配です。
しかし、現在通う歯科医院はかなり気をつけているところなので、そこは信じるしかないということですよね。

回答2

E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。

回答日時：2023-03-02 09:20:01

＞新しく入る被せ物にも感染性のある肝炎やHIV、梅毒などのウイルスが付着してしまっていたら？
　
技工物にウイルス、菌が付着していてもそれが理由で感染するおそれはゼロに近いので心配しなくていいですよ。
　
そのレベルで心配するのであればファミレスのフォークやナイフなどは使えないと思います。
（滅菌などしていない訳ですからね）
　
　
ホームページなどで消毒、滅菌などを売りにしている歯科医院であればその辺りはきちんと処理していると思いますよ。
　
我々医療従事者だって感染したくないので、安全な域まで菌数をコントロールすることはします。
（ただ無菌は無理です）
　
　
また過度に感染を恐れるのであれば、自費診療の歯科医院など1日２人（午前1人・午後1人）ぐらいの診療を行っている歯科医院に行った方がリスクは減らせます。

どちらかというと技工物からの感染より患者さん⇔患者さんからの感染の方がよっぽど多いと思います。
　　
おだいじに

相談者からの返信

相談者：和希さん

返信日時：2023-03-02 11:35:50

井野先生
お忙しいところ返信いただきありがとうございます。
心配性なので、目に見えない分野の感染対策が不安でしたが、そこまで心配する必要は無いとのことで安心しました。

タイトル	歯科技工士による詰め物製作時、ウイルスが付着していたら
質問者	和希さん
地域	非公開
年齢	26歳
性別	男性
職業	非公開
カテゴリ	詰め物、インレーその他技工士関連その他(歯科治療関連)
回答者	加藤　道夫先生井野泰伸先生

歯科相談掲示板へ

上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。