飲食業にマウスピース矯正は向かない?虫歯と歯並びは関係する?
相談者:
Miyayuuさん (26歳:男性)
投稿日時:2023-04-18 23:21:19
はじめまして。
歯並びがコンプレックスで、歯列矯正の相談に行きました。
精密検査はまだしていませんが、先生に歯を見てもらったときに、まず虫歯が多いと指摘されました。
未治療の虫歯が7本ありますが、治療してある歯も14本あり、先生に虫歯リスクがかなり高いですね、といわれました。
レストランのキッチンを6年間やっており、虫歯になりやすい環境でもあったと思いますが、まず虫歯の治療と予防からといわれました。
そういうことも話して、本当はマウスピース矯正がよかったのですが、マウスピースは仕事柄ずっとつけるのが難しいだろうといわれ、歯磨きする環境がないので、付けたらそれはそれでほぼ確実に虫歯ができるといわれました。
ですが、ワイヤーは目立つので嫌です。
それなら矯正しなくても良いかと思いましたが、先生には歯並びが原因と見られる虫歯も結構あるということで、将来のことも考えると矯正した方がいいといわれました。
とりあえず、虫歯の治療はしますが、まずマウスピースは飲食(断続的に口に何かすることがある)だとできないとか、やはり虫歯になるのでしょうか。
将来のことを考えると、歯並びは良い方が歯の寿命が延びるのでしょうか(既に虫歯や治してある歯だらけなので矯正は意味あるのか)。
歯並びがコンプレックスで、歯列矯正の相談に行きました。
精密検査はまだしていませんが、先生に歯を見てもらったときに、まず虫歯が多いと指摘されました。
未治療の虫歯が7本ありますが、治療してある歯も14本あり、先生に虫歯リスクがかなり高いですね、といわれました。
レストランのキッチンを6年間やっており、虫歯になりやすい環境でもあったと思いますが、まず虫歯の治療と予防からといわれました。
そういうことも話して、本当はマウスピース矯正がよかったのですが、マウスピースは仕事柄ずっとつけるのが難しいだろうといわれ、歯磨きする環境がないので、付けたらそれはそれでほぼ確実に虫歯ができるといわれました。
ですが、ワイヤーは目立つので嫌です。
それなら矯正しなくても良いかと思いましたが、先生には歯並びが原因と見られる虫歯も結構あるということで、将来のことも考えると矯正した方がいいといわれました。
とりあえず、虫歯の治療はしますが、まずマウスピースは飲食(断続的に口に何かすることがある)だとできないとか、やはり虫歯になるのでしょうか。
将来のことを考えると、歯並びは良い方が歯の寿命が延びるのでしょうか(既に虫歯や治してある歯だらけなので矯正は意味あるのか)。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-04-19 06:43:07
こんにちは。
飲食関係では味見を頻繁にされる為、いわゆるダラダラ食べる状態が続き虫歯になりやすい環境にあると言えるでしょう。
しかし、キッチンで働くと必ず虫歯になるか?とは言えないのは、ダラダラ食べだけが虫歯の原因ではないからでしょう。
とはいえ、やはり噛み合わせが悪かったり、歯並びが悪いと歯のお掃除の難易度は高まりますから、虫歯リスクは上がりますし、治療の持ちも悪くなりますし、よい治療を受け難くなり二次虫歯に繋がって歯の寿命は短くなりますね。
できれば虫歯治療後、歯並びを治す長期間にわたり定期的に歯科を受診し続ける事で、歯に食べ物が長時間ついている状態や味が長く残っている状態は気持ち悪い状態だという風に感性を変化させていただき、歯面を酸性に長く傾けない、歯をいつもツルツルピカピカに保つように繰り返し練習をされると良いのだろうと思います。
歯並びが悪いと歯科治療も悪い歯並びに合わせた治療になりますから、治療虫歯が多ければ綺麗な歯並びに変えた後にやり直し治療が必要になるかもしれません。
ですから本来なら出来るだけ歯並びを作る時、出来れば小学生の頃には一期治療を受けて歯科の長期管理下におられる事が望ましかったのだろうと想像いたします。
そうしていれば虫歯ゼロで綺麗な歯並びが出来上がりますから、それを維持していく方が色々変えなくて楽だからです。
歯並びが悪いまま大人になってからの矯正は出来ないわけではありませんが、色々変えていただく必要があり、費用もかなり必要になるでしょう。
ただ、ご本人の強い希望でご本人の収入からの支払いになる事がほとんどの為、大抵の方が一生懸命矯正が上手く終わるように協力と我慢をされます。
>まずマウスピースは飲食(断続的に口に何かすることがある)だとできないとか、やはり虫歯になるのでしょうか。
ダラダラ食べながらマウスピースは入れてはいけません。
マウスピース矯正は、持続的な矯正力をかけ続ける為に1日20時間から22時間はめなければ、きちんと歯を意図したように動かせない為(ワイヤー矯正の場合24時間365日×2必要)、はめたり外したりを繰り返していると歯は意図したように動かず、治療期間が大きく伸びます。
また、マウスピースをはめたままお食事はできません(装置の破損や変形につながる為、変形した装置では意図した矯正力とは違ってしまう為)。
マウスピースをはめる前には、歯磨きが必要です。
歯面やマウスピースの内面で歯垢が繁殖しないように、常にマウスピースと歯面は綺麗に保つ必要があります。
通常はお食事による脱灰を唾液が環流して再石灰化することで歯は過度に溶けず形を保つのですが、唾液でなくお食事や飲み物でマウスピース内が酸性に傾いていると歯はどんどん溶けます。
汚いままマウスピースをつけると歯は溶けます。
また、美味しい飲み物のほとんどは酸性飲料ですからつけたままでは水しか飲まないように指導されます。
>将来のことを考えると、歯並びは良い方が歯の寿命が延びるのでしょうか(既に虫歯や治してある歯だらけなので矯正は意味あるのか)。
歯並びが悪いとお手入れは難しくなりますから、歯周病のリスクも上がります。
歯並びが良い事は見た目だけでなく歯の寿命を伸ばす条件の一つです。
とはいえ、大人になってからはご本人の意識と行動を強いモチベーションで変えることが可能ですから、歯並びが悪いながら虫歯の再発を止める事に成功する方も多数おられます。
ダラダラ食べの状態を出来るだけ無くされ、歯面は常にツルツルピカピカを保てるように歯磨きを練習されたら良いと思います。
飲食関係では味見を頻繁にされる為、いわゆるダラダラ食べる状態が続き虫歯になりやすい環境にあると言えるでしょう。
しかし、キッチンで働くと必ず虫歯になるか?とは言えないのは、ダラダラ食べだけが虫歯の原因ではないからでしょう。
とはいえ、やはり噛み合わせが悪かったり、歯並びが悪いと歯のお掃除の難易度は高まりますから、虫歯リスクは上がりますし、治療の持ちも悪くなりますし、よい治療を受け難くなり二次虫歯に繋がって歯の寿命は短くなりますね。
できれば虫歯治療後、歯並びを治す長期間にわたり定期的に歯科を受診し続ける事で、歯に食べ物が長時間ついている状態や味が長く残っている状態は気持ち悪い状態だという風に感性を変化させていただき、歯面を酸性に長く傾けない、歯をいつもツルツルピカピカに保つように繰り返し練習をされると良いのだろうと思います。
歯並びが悪いと歯科治療も悪い歯並びに合わせた治療になりますから、治療虫歯が多ければ綺麗な歯並びに変えた後にやり直し治療が必要になるかもしれません。
ですから本来なら出来るだけ歯並びを作る時、出来れば小学生の頃には一期治療を受けて歯科の長期管理下におられる事が望ましかったのだろうと想像いたします。
そうしていれば虫歯ゼロで綺麗な歯並びが出来上がりますから、それを維持していく方が色々変えなくて楽だからです。
歯並びが悪いまま大人になってからの矯正は出来ないわけではありませんが、色々変えていただく必要があり、費用もかなり必要になるでしょう。
ただ、ご本人の強い希望でご本人の収入からの支払いになる事がほとんどの為、大抵の方が一生懸命矯正が上手く終わるように協力と我慢をされます。
>まずマウスピースは飲食(断続的に口に何かすることがある)だとできないとか、やはり虫歯になるのでしょうか。
ダラダラ食べながらマウスピースは入れてはいけません。
マウスピース矯正は、持続的な矯正力をかけ続ける為に1日20時間から22時間はめなければ、きちんと歯を意図したように動かせない為(ワイヤー矯正の場合24時間365日×2必要)、はめたり外したりを繰り返していると歯は意図したように動かず、治療期間が大きく伸びます。
また、マウスピースをはめたままお食事はできません(装置の破損や変形につながる為、変形した装置では意図した矯正力とは違ってしまう為)。
マウスピースをはめる前には、歯磨きが必要です。
歯面やマウスピースの内面で歯垢が繁殖しないように、常にマウスピースと歯面は綺麗に保つ必要があります。
通常はお食事による脱灰を唾液が環流して再石灰化することで歯は過度に溶けず形を保つのですが、唾液でなくお食事や飲み物でマウスピース内が酸性に傾いていると歯はどんどん溶けます。
汚いままマウスピースをつけると歯は溶けます。
また、美味しい飲み物のほとんどは酸性飲料ですからつけたままでは水しか飲まないように指導されます。
>将来のことを考えると、歯並びは良い方が歯の寿命が延びるのでしょうか(既に虫歯や治してある歯だらけなので矯正は意味あるのか)。
歯並びが悪いとお手入れは難しくなりますから、歯周病のリスクも上がります。
歯並びが良い事は見た目だけでなく歯の寿命を伸ばす条件の一つです。
とはいえ、大人になってからはご本人の意識と行動を強いモチベーションで変えることが可能ですから、歯並びが悪いながら虫歯の再発を止める事に成功する方も多数おられます。
ダラダラ食べの状態を出来るだけ無くされ、歯面は常にツルツルピカピカを保てるように歯磨きを練習されたら良いと思います。
タイトル | 飲食業にマウスピース矯正は向かない?虫歯と歯並びは関係する? |
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質問者 | Miyayuuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 歯列矯正の治療法 マウスピース矯正 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。