インプラントに被せる素材について

相談者: よこはまようさん (63歳:女性)
投稿日時:2023-06-12 14:13:04
右下6,7番にジルコニアの被せ物をしています。

その真上の右奥6、7番に骨形成を施してインプラントを入れました。
担当医から、インプラントは保険適用外なので、被せる素材は、ゴールド、セラミックジルコニアから選ぶように言われました。

以前、臼歯に入れたセラミックが2ヶ月で割れた経緯があり、硬いジルコニアの真上にセラミックでは不安です。


また、インプラントの頑丈さを考慮するとジルコニアにした場合、上が強くなりすぎて何度も治療を重ねている下の歯に負担がいくのではと心配です。

どの選択肢かベターでしょうか。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-12 16:48:12
ゴールドは、メタルの量が多くなり、高騰していることもあり勧められません。
下がセラミックでは、摩耗もします。

セラミックは欠けやすすいのと、摩耗しますから同様です。


ジルコニアは金属セラミックになるのですが、硬度が高いので残ることになります。
精密さが要求され、セラミック同様ガタつきのない事が重要な要素ではあります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-06-13 07:16:40
よこはまよう さんこんにちは。


右下6,7番にジルコニアの被せ物をし、その真上の右奥6、7番にインプラントをして、今度被せ物をするが、ゴールド、セラミックジルコニアどれを選んだら良いかわからないのですね。

まずは、先生に自分自身に合ったものはどれか聞くのも方法かと思います。


以前、臼歯に入れたセラミックが2ヶ月で割れた経緯があるのであれば、確かにセラミックでは不安ですね。
力のコントロールが必要ですね。TCHや噛む力を考え直してみるのが良いかもしれませんね。

参考:TCH、歯列接触癖

書籍;お口の取扱説明書―健康でいたければ、よく嚙むのをやめなさい


力のコントロールが悪ければ、ゴールドにした場合直ぐにすり減ってしまうことも考えられます。

噛み合わせの調整でも変わってくるとおもいますので、どの選択肢かベターか先生に直接聞いてみるのが良い選択肢になるのではないかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-13 09:09:56
右下67をセラミックと間違って認識してしまいましたが、大意は変わりません、

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: よこはまようさん
返信日時:2023-06-13 14:37:58
松山先生、加藤先生
ご回答ありがとうございます。


松山先生のご説明で特にジルコニアは、難しい素材であるとわかりました。
本当に2本の“精度”が、他の歯や全体に深刻な影響を及ぼすことになります。

そして、加藤先生のご教示くださった“TCH”(初めて知りましたが)、言い当てられたような感覚です。


実際のところ、私の歯は、かみ合わせ咬合に問題があります。
担当のインプラント専科の先生は、金を勧めてくださいましたが、私としては、下の硬いジルコニアによって柔らかい金が変形していく過程で、他の歯の咬合面へ荷重がかかったり削れたりするのではと不安に感じていたところでした。

実は、下の6,7番ジルコニア治療をしていただいた先生と今回の上6,7番インプラント治療の先生は別人、別機関です。

全体の歯の状態も考え併せながら総合的に治療を進めて欲しい旨を伝えてはいるのですが、なかなか思うようには伝わらずもうしばらく完了に時間がかかりそうです。


今後、また追記させていただければと思います。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-13 16:32:05
TCHよりもブラキシズムに注意してください。

セラミック同様ガタつきのない事>

これの意味するところはしっかりネジ止めされているとはいえ、ガタつきがあると、ネジが緩みやすく、そうなると、フィクスチャーとの接合部で、金属に摩耗が生じ漏洩の問題が生じるからです。

現役の時代は万が一緩んだら分かるはずですから、必ず直ちに来院してくださいと注意していました。



ゴールドについて
金属を節約するため、隣在歯の接触部分を除いて切り抜き部分を作り硬質レジンを填入して形態を整え目的を達成するという方法があることはあります。


咬み合わせについて
インプラントの部分は100%に近く咬み合わせを低くされてしまうと思ってよいでしょう。
かくいう私でも、防ぎきれない事が多々ありました。
分かっているか・理解しているかの違いはありますがね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: よこはまようさん
返信日時:2023-06-14 15:37:07
松山先生
ご返信ありがとうございます。


確かに、緩みに関しては、とても気掛かりですがこまめな通院とメンテナンスで防げるものでしょうか。
経年による劣化による緩みも生じるのでしょうか。
何より、熟練した技術が必要ということでしょうか。


ブラキシズムというのは、一般的に歯ぎしりが該当すると思いますが確かに、見た目で言われます。
なぜなら、まだ、日本で歯列矯正の発達していない私が15歳の頃に反対咬合矯正をしたのですが、その時に大きく歯が削れてしまったためです。

反対咬合の矯正のせいで、多くの歯が虫歯になり、ブリッジ差し歯もあるため前後左右のバランスが悪くオリジナルのかみ合わせが分からないほどです。

それもあって、尚更、今回のインプラントに被せる素材選びには慎重になっているところです。
回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-14 23:43:49
クラウンのネジ止めとセメント止め(仮着)の違いはありますが、稀に緩むことがあります。


歯ぎしりが該当すると思います>

噛みしめを加えてください。


<オリジナルのかみ合わせが分からないほどです>

矯正しても、必ずしも望ましい状態になったとは言えないのです。

矯正を始めたころは、接着性のレジンがなかったので、バンド矯正ですから虫歯になり易かったですね。




タイトル インプラントに被せる素材について
質問者 よこはまようさん
地域 非公開
年齢 63歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
歯軋り(歯ぎしり)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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