銀歯の寿命と、銀歯の下の虫歯の判別方法について

相談者: 廉さん (29歳:男性)
投稿日時:2023-09-14 17:08:24
はじめまして。

先日、半分被せてある銀歯が取れてしまって受診したところ、その歯と、隣の(やはり銀歯を詰めているのですがその)歯で虫歯が広がってしまっていることがわかりました。

5年くらい前に、ひどい虫歯にしてしまって神経を抜いて銀歯にしたことがあるのですが、それからは半年ごとに通っていたので、少しショックです…。


ただ、銀歯の下などはレントゲンでもわかりにくいとは言われていたので、仕方ないとは思っています。

また、今回取れた銀歯は、中学生頃に治したところで、先生には銀歯としては、そこそこ持った方だと言われました。
そのとき、先生に、銀歯は10年くらい持てば悪くないと言われました。


それで気になったのですが、銀歯の寿命と言うのはそのくらいなのでしょうか。


最近は定期検診にも行って、新しい虫歯はここ数年ありませんが、恥ずかしながら、中学、高校、大学、大学院とかなり虫歯になってしまっています。
上の臼歯ほとんど、下の大臼歯はほとんど銀歯を詰めるか被せるかしています。
また、その多くは10年くらいはたっていると思います。


先生にはレントゲンで歯なんとも言えないといわれていますが、虫歯になっている可能性は高いでしょうか。
また、はずさない限りわからないものでしょうか…。

今回1本神経を抜くことになってしまって、そこまでわからないものでしょうか…。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-09-14 21:49:13
こんにちは。


銀歯の寿命と言うのはそのくらいなのでしょうか。

今回の銀歯とはインレーアンレーか?という事だろうと思いますが、大学が行った疫学調査によればインレーは5年ぐらい、冠は7年ぐらいが平均とされています。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh/45/5/45_KJ00003900294/_article/-char/ja/


また、その後のものでは、奥歯の修復治療でメタルインレー10年超、CR10年弱、アンレー9年超、メタル冠9年弱、メタルブリッジ7年が平均と発表されています。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh/58/1/58_KJ00004846513/_pdf


10年生存率はインレーで7割弱、CR.アンレーで6割超、メタル冠で6割弱、メタルブリッジで3割超です。

ダメになる理由はやっぱり2次虫歯が主因です。



虫歯になっている可能性は高いでしょうか

可能性は高いかもしれませんが、確定診断は不可能な場合が多い為、経過観察になる場合が多いような気がします(症状が無いうちに積極的にやり変えをするよう勧める歯科医院もあります)


歯科界も少しでも修復物が長持ちできるように進化を目指していますが、現状は統計が示している通りでしょう。
まぁ、数年経過後の統計分析で多少は長持ちしてきていますかね。

やっぱり子どもの頃から虫歯を作らないのが一番良いですよね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-09-15 23:07:32
廉 さんこんにちは。


半分被せてある銀歯が取れてしまって虫歯なのがショックなのですね。


定期検診は、歯周病の進行が抑制出来たり、虫歯の早期発見が出来ることが多いですね。
しかしながら、以前詰めものや被せた物をわざわざ2次カリエス(虫歯)の確認の為に外したリスク事は少ないですね。

詰めた物や被せた物が外れてチェックすることが多いので、今回はこの様なタイミングだったのだろうと思います。


歯周病が進行しない為に、新たに虫歯を作らない為には続けて健診を受けて下さいね。




タイトル 銀歯の寿命と、銀歯の下の虫歯の判別方法について
質問者 廉さん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
クラウンの下の虫歯(二次カリエス)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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