歯科による衛生面と助手の作業範囲などについて

相談者: ゆん22さん (40歳:女性)
投稿日時:2023-10-04 02:56:17
新しい歯科にて一度治療を受けました。
大変失礼な不安だと思うのですが、コロナ禍で私自身過敏になっていると思っています。

その歯科の、助手の方がかなり若く常におぼつかない感じでされていたのを見ていると大変申し訳ないですが、衛生士の方がついてくれたらなと思ってしまいました。


器具の滅菌なども衛生士さんだけでなく、若い助手の方もするのでしょうか?
着いてくれた助手の方の手袋をされてもやたら色々触るのも目についてしまったのもあり、よくない考え方ですが、滅菌もきちんと出来ているのか、間違えた手順になっていないかとか心配になりました。


また、次の治療時に器具を用意してるとこをたまたま見ていましたが、青い紙に包まれていました。
口の中に入れるステンレスの器具です。

紙に包んでるのも気になりましたが、その後助手の方が、普通どうなのか私はわからないのでなんとも言えないですし歯科によっても違いますよね?


席にて先生を待っていると、助手の方がスポイトのようなものを扱っている音が聞こえてきました。
シュコシュコと音がしていてきたので、チラッと後ろを見たら、私の見間違いかもしれませんが、そのスポイトのようなもので赤い液を器具に垂らしてているように見えました。

実際、治療の前にする準備でスポイトなどを使ってすり準備はなんだったのかなと。
おそらく見間違いだとは思うのですが、スポイトのようなもので何かしていたのは事実です。


変な質問ですみません。
整理しますと、滅菌は衛生士さんだけでなく、助手の方もするのでしょうか?
資格や学校にて教育を受けてない方も滅菌作業するのは歯科では当たり前なのでしょうか?

滅菌された器具は紙などに包んでるものでしょうか?
衛生面は大丈夫でしょうか?


あと、治療前に私がおそらく見間違いもあるでしょうが、スポイトで赤い液のように見えたものは何だったのでしょうか?
危惧に垂らすわけはないですよね?
するとしたら何だったのでしょうか?


たくさん申し訳ありません。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2023-10-04 07:33:53
ゆん22 さんこんにちは。

コロナ禍で過敏になっている患者さんは多いと思います。

歯科衛生士歯科助手の大きな違いは、歯科衛生士はお口の中に手を入れることが出来ますが、歯科助手は出来ないことだと思います。

器具を出す、器具の洗浄、器具の滅菌などは歯科衛生士、歯科助手共に出来ますね。



助手の方は手袋をされた状態でやたら色々触るのも目についてしまったいたのですね。
歯科医院での教育になると思います。

その歯科医院で歯科助手さんがそのような行為をしていれば、歯科衛生士さんでも同様な行為をされると思います。


消毒、滅菌が出来ているかは、歯科医院単位で区別された方が良いかと思います。

青い紙に包まれているのであれば、Bクラスプの滅菌機が設置されているのであれば、滅菌パックされたものだと思います。
Bクラスプの滅菌機が設置されていないのであれば、もしかしたら滅菌不十分なものが出されている可能性があります。
*オートクレーブで調べると分かると思います。

その他不明な点は、その医院の滅菌と消毒のレベルが異なりますので、直接歯科医院に聞かれると良いと思います。


熱に強い器具は、オートクレーブ(蒸気)。
熱に弱いものはガスで消毒滅菌するのが一般的ですが、ガスの機材がある歯科医院は少なく、数割だと思います。

消毒、滅菌が気になるのであれば、口腔外科などでしっかり学んでいる歯科医院が良いかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆん22さん
返信日時:2023-10-04 14:18:51
加藤先生、お答えいただきありがとうございます。


調べてみたらクラスB滅菌器リサと小型のSTATIM G4を置いてます。
ガスとかはないようです。

滅菌は助手の方もやはりするのですね。
そこはきちんとされていると思うしかないですね。


治療後に衛生士さんにクリーニングしてもらいましたが、その時は不安に感じることはなかったです。
やはり、慣れてない手つきや色々無駄に触るところを見ると不安になります。

歯科でHIVや肝炎ウイルスに感染しないかと不安になりました。
結局は院内感染が怖いです。
さすがにそれはないと考えた方が良いですよね?


ただ、そこは受付兼助手2名、衛生士2名で、衛生士の方が治療につくことはほとんどないみたいなこと言ってました。
クリーニングを主に担当しているようで、治療は助手の方でした。
歯科にもよりますが、だいたいこうなのでしょうか?


すみません。
結局は滅菌にしてもそうですが、パックされているというより紙にくるくる包まれている感じだったのもあり、本来真空パックとかに入っているのかなとも思っていたので。

たまたま出すとこを見てしまったからどうなのかなとなってしまいました。
そういった心配にいきついてしまいます。


あと、スポイトは何をしていた可能性があるかは予想すら難しいですよね?
垂らすが見間違いか、赤い色も見間違いか、ただスポイトのようなもので何かしていたのは間違いないです。
ずっと音がしていたのと、不思議です。
結局なんだったのかなと。
治療においてスポイトで用意するとすればなんだったのかなと。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-10-04 15:58:05
>滅菌は助手の方もやはりするのですね。
>そこはきちんとされていると思うしかないですね。

何の問題もないですよ。
滅菌器の扱いはそれほど高度な知識を必要としませんから

それより、感染予防には人手が重要ですから、滅菌業務等を歯科衛生士にさせるというのはかなり無駄な出費になります。
大学病院等でも滅菌操作は看護師が行っていないはずです。



>本来真空パックとかに入っているのかなとも思っていたので。

真空パックは中に空気が入らないように丈夫になっていますが、滅菌バッグは蒸気が中に入らないと滅菌できないのであまり厚くない紙を使います。



>あと、スポイトは何をしていた可能性があるかは予想すら難しいですよね?

う蝕検知液じゃないでしょうかね。
赤いですし、メーカーによってはスポイトのような形態してますので

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆん22さん
返信日時:2023-10-05 00:59:27
森川先生ありがとうございます。

なるほど、助手の方が滅菌作業していても何ら問題ないのですね。

滅菌機はどんなものかは歯科のホームページを見ればわかったりもしますが、扱い方まではわからないのでシビアな操作やきちんとした手順があり難しいのかなと思っていました。


滅菌パックは紙でも問題ないということでしょうか?
青い紙で、くるくると器具を何本か一緒に巻いていて、用意する時それを解いて出しただけでしたので何か袋に入っている感じではなかったです。

歯科によって違いますよね?
そこはきちんとされてると思った方が良いですよね。



あと、スポイトは何だったのかまったくわからなかったのですが、垂らしていたのではなくスポイトに入れていたという考え方のが自然ですかね?
いや、それか本当に何かに垂らしてから使うのが一般的なのでしょうか?

それを見たのは2度目に来院していた時で、最初に詰め物が取れたのでやり直しの治療とクリーニングをして、他にも小さな虫歯があるから治療でとなって来院しました。

あまりにも見慣れない光景を見て、不思議と不安に思ってしまいました
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2023-10-05 08:40:25
歯科医院で赤い液体は

う蝕検知液
歯垢染色液
エナメル質用エッチング剤(ジェル)

だと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-10-05 13:25:39
こんにちは。


滅菌作業は一般の方でも可能です。
滅菌器の取り扱い説明を受けて、医療事故に自分が合わない知識を得てもらえば何も資格がないパートの担当者を雇用して行う大型歯科医院もあります。

一般的な歯科医院ではそんな専属の人材を雇用するほどの余裕はありませんから、歯科助手歯科衛生士が他の業務と兼任して担当している事がほとんどだろうと思います。


クラスBオートクレーブは高額です。
そこまで必要とはされていませんが、紙に入れて滅菌したいならば必要になります。
維持コストも高いです。

ガス滅菌器まで必要に感じるようなオペをする歯科医院であればより高額なガス滅菌器も設置しているでしょう。


基本的にはかなり口の中は汚い場所ですから、汚染された術野を綺麗にする為には侵襲が非常に高い大掛かりな口腔外科手術を受ける際のように、術野の徹底的な消毒から行う事になりヨード系で真っ黄色にされちゃいますね。

一般診療ではそこまでの侵襲が高い治療は分担しませんから、一般的に歯科医院ですべきとされている程度の滅菌作業をすることになると思います。
歯科助手で充分ですね。



歯科助手は様々な歯科医院の業務を多岐に渡りうけ持って忙しく働いています。
何しろ歯科は零細事業ですから人的余裕を持てるような歯科医院の方が少ないくらいでしょうからね。

ご自身の治療の為の準備をしているはずだと思われたかもしれませんが、歯科医院が上手く機能する為の薬液の補充や用意を分担されていたのかもしれませんね。


歯科のスタッフはとにかく多忙で常にフル稼働で働いています。
就業時間内に業務を終えてきちんと帰れる為に休みなく皆頑張って動いていますから、多種多様の業務を分担されて動いている可能性が高いと思いました。

基本的には歯科は保険点数が非常に低く抑えられているのに必須とされていないクラスBまで導入されて歯科衛生士も雇用している歯科医院なのであれば、かなり頑張ってくれている方ではないか?と思いました。

コロナで医療危機が生じた際に政府から感染防止対策費で補助金が出ましたが、クラスBを購入するには全く足りず持ち出しがかなり必要でしたから、なくても良い機器に支出している立派な方の歯科医院だろうと思いました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆん22さん
返信日時:2023-10-06 16:47:11
柴田先生ありがとうございます。


治療前の準備としてすることは普通だったんですね。
パッと見だったので器具に落としているのかなと思いましたが、何か皿のような物に落としていたと考える方が自然ですよね。

使い方としては、スポイトで何かに落として準備していく感じなのかなと。
パッと見だったので器具に落としてるように勘違いしたのかなと。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆん22さん
返信日時:2023-10-06 18:50:33
船橋先生ありがとうございます。


助手の方でもきちんとしていれば問題ないの理解致しました。
タイミングによって、まだ不慣れであるのは仕方ないですね。

クラスBオートクレーブは紙に入れたまま出来るということでしょうか?
器具だけ滅菌して、その後青い紙で包むのかなと思っていました。



〉基本的にはかなり口の中は汚い場所ですから、汚染された術野を綺麗にする為には侵襲が非常に高い大掛かりな口腔外科手術を受ける際のように術野の徹底的な消毒から行う事になりヨード系で真っ黄色にされちゃいますね。

それが、赤い液だったのでしょうか?
そう考えると私の事前準備で、スポイトのような物から何か受け皿に落としていたと考える方が自然ですよね。


〉一般診療ではそこまでの侵襲が高い治療は分担しませんから一般的に歯科医院ですべきとされている程度の滅菌作業をすることになると思います。
歯科助手で充分ですね。

ありがとうございます。理解しました。



〉歯科助手は様々な歯科医院の業務を多岐に渡りうけ持って忙しく働いています。
〉何しろ歯科は零細事業ですから人的余裕を持てるような歯科医院の方が少ないくらいでしょうからね。
〉ご自身の治療の為の準備をしているはずだと思われたかもしれませんが、歯科医院が上手く機能する為の薬液の補充や用意を分担されていたのかもしれませんね。

なるほど、自身や次の患者への用意も含めて、とにかく色々と忙しくされているのですね。



〉歯科のスタッフはとにかく多忙で常にフル稼働で働いています。〉就業時間内に業務を終えてきちんと帰れる為に休みなく皆頑張って動いていますから、多種多様の業務を分担されて動いている可能性が高いと思いました。

〉基本的には歯科は保険点数が非常に低く抑えられているのに必須とされていないクラスBまで導入されて歯科衛生士も雇用している歯科医院なのであれば、かなり頑張ってくれている方ではないか?と思いました。

〉コロナで医療危機が生じた際に政府から感染防止対策費で補助金が出ましたが、クラスBを購入するには全く足りず持ち出しがかなり必要でしたから、なくても良い機器に支出している立派な方の歯科医院だろうと思いました。

ありがとうございます。
患者サイドから見ると、滅菌に力を入れてもらっていると安心感はあります。

十分と不十分が曖昧というか、理解できていないから不安を感じてしまうんだなぁと。
滅菌パックが紙で大丈夫かどうかも、知識があれば安心出来ていたかと思いますが、そもそもそこを心配してしまうことも変なことかなとも思います。

だいぶ前ですが、タービンの洗浄が問題になっていたりと、少し医院によっても違うと認識してしまって恐れてしまっているところもあります。
滅菌に力を入れている歯科になら、大丈夫と思い治療を受けるべきですね。

あと、ちらっと衛生士さんに伺った時、歯科によって滅菌に対するのは全然違うとも言ってました。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-10-07 08:11:54
歯科によって滅菌に対するのは全然違うとも言ってました。

歯科では往診治療(患者の自宅に行き環境が整っていない中でのほぼ応急的歯科治療)から顎顔面の再建治療までかなり幅広いのが歯科です。
それぞれで優先すべき事項は異なります。

何の治療がどれだけの程度で行われるのか?で変わる場合がありそうです。


歯科に振り当てられた限られた予算の範囲でかなり頑張って来たので、コロナ下でも安心して歯科治療を皆さん受けられた記憶をお持ちではありませんか?

医科ではかなり感染対策に四苦八苦して診療拒否というパニックが起きましたよね。

その点、歯科はほとんど変わる事なく日常診療が可能だったのは今まで着々と対策を啓蒙強化して来てほぼ終わっていたからだろうと考えます。

回答 回答6
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2023-10-07 13:20:52
>滅菌パックは紙でも問題ないということでしょうか?
>青い紙で、くるくると器具を何本か一緒に巻いていて、用意する時それを解いて出しただけでしたので何か袋に入っている感じではなかったです。

滅菌バッグではなく、滅菌紙(滅菌ラップ)だと思います。
滅菌バッグのように保管中に滅菌状態を維持することはできませんが、基本セットなどの通常器具であれば、滅菌ラップに巻いて使っている医院もあると思いますし、心配はないと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆん22さん
返信日時:2023-10-09 14:06:29
船橋先生ありがとうございます。


きちんとされているで理解しました。
多分、上の奥歯詰め物が欠けて、詰め替えた場所の違和感がまだとれず不安もあったかと思います。
2週間になるのでそろそろ無くなってもよいのかなと。

歯の治療はかなり久しぶりなのもあって、馴染まないからか痛みとまでいかないこの違和感が早く落ち着いてほしいです。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆん22さん
返信日時:2023-10-09 14:10:41
滝野先生ありがとうございます。


そうだったんですね。
薄い青い紙は滅菌ラップというもので、特に問題ないのですね。
理解しました。
ありがとうございます。

助手の方が包まれている器具を紙から広げてそのまま紙の上に器具がありましたが、紙だからかずっと周りを手で広げているのが印象てきでした。



タイトル 歯科による衛生面と助手の作業範囲などについて
質問者 ゆん22さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科助手関連
その他(歯科治療関連)
その他(その他)
回答者




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