中学生の息子の虫歯治療にゴールドか、保険の素材かで悩んでいます

相談者: Raykiさん (14歳:男性)
投稿日時:2024-03-15 11:15:37
14歳の息子について、ご相談させていただきます。(私は息子の父です。)

息子が、下の左右の6番と上の右の4番と5番と6番の5本を虫歯にしてしまい、治療を受けることになりました。

本人は、大きく欠けてしまった5番以外はあまり自覚はなかったようですが、先生の説明によれば若いことから虫歯の進みが早く、見た目以上に広がっており、5番は神経に達し、4番以外はどこも神経に近い虫歯になってしまっているそうです。

5番は、欠けていない部分も中身が虫歯で溶けてスカスカの状態とのことで、神経の治療をして、被せることになります。
保険治療でも白い被せものはできるけど、あまりお勧めはできないとも説明されました。

また、6番は、3本とも程度の差はあれ、歯の噛み合わせの山になっている部分も、欠けていたり中で虫歯になっている都合、一部は削る必要があるということで、一番簡単なレジンでは治療は難しいようです。

さらに、神経に近く、歯の厚みの関係で余裕がない?のとあまり歯が大きくない?ために、新しい樹脂製の詰め物はできず、保険治療では金属製の詰め物(銀歯)にする方向だということでした。
4番だけはレジンで治療ができそうです。


ただ、先生からは、中学生なので無理強いはできないけれど、サッカーもやっており噛み合わせも強めなので、5番はメタルボンドという金属にセラミックを被せた?もの。

6番は神経にかなり近いので、できれば一番耐久性があり、薄く作れるゴールドにする方が、中学生で将来も長いので良いのではないか、と言われました。

本人は、金歯なら銀歯でいいと言います(たぶん恥ずかしいのかなと思います)。


当初は、私自身も保険治療しか受けたことがなかったので、保険治療しか考えていませんでしたが、(私自身は虫歯が多いもののそこまでこれまで関心を寄せたことはなかったのですが)息子が虫歯になるのははじめてで、調べていくうちに、ゴールドが良いように思えてきました。

先生も無理強いはしないという感じで、もし可能であれば、と丁寧に説明もしてくれて、好感があります。
ただ、素人なので他の先生方のご意見もうかがいたいと思いました。

メタルボンドというもの(これも中はゴールドとのことです)や、ゴールドは中学生にやってもおかしくはないでしょうか。
それとも、保険治療で十分だと思われますか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2024-03-15 12:51:30
こんにちは。

お子さんのむし歯治療の素材をどうするかとのご質問ですね。

年齢から考える14歳では歯冠長が短いと考えられるので、そうなるとメタルボンドは難しいように思います。

ではどうするかという事になりますが実際に診てみない事にはわかりません、一つの方法として成人するまで強度のある仮歯で治しておいて、その後の歯の萌出を待ってセラミックで被せることにするのもいいような気がします。

6番ですが色味はよくありませんがゴールドがいいように思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2024-03-16 10:12:47
Rayki さんこんにちは。

14歳の息子さんのに5本虫歯があり、治療をどの様にしたらよいか悩まれているのですね。

まずは、これだけ虫歯になってしまったので、どうして虫歯になったか原因を取り除かければ、また数年後に5本虫歯を作るかもしれません。
ですから、最初は虫歯を作らない環境が大切かと思います。

ゴールドが良いとは思いますが、その環境が出来るのであれば、きちんとした治療、自費治療を受けても長持ちする可能性がありますが、そうでなければ、その歯の反対側から虫歯になってしまい、再度治療になることも考えられます。

保険治療でも白い被せものは、今度の改定で一応出来るようになりました。
物が良いとは言えませんが、、、

また、最近では欠けたりするのはメタルボンドより少ないメタルを使わないオールセラミックの方が好まれる傾向があるかと思います。

ゴールドは中学生にやってもおかしくはないですが、これだけ虫歯があると、虫歯にならない環境の方が大切であり、根の治療をしたいる間にもう少しゆっくりと考えてはいかがでしょうか?

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-03-16 18:30:11
こんにちは。

歯の内部が溶けてスカスカのまま歯が大きく欠けるまで気づかなかったのは、かなり問題がある家庭環境に陥っているのでは?と心配になりました。

滅多に歯科医院に連れて行かなかったのではないでしょうか?

歯科医院は地域医療の最前線を任されていて慢性疾患に陥る生活習慣を早期に発見、指導できる場と最近は認識されて来ていると思います。

大きな虫歯になるまでかなりの期間を要するのが一般的ですからCRで詰めれるくらい小さな虫歯があるかな?ないかな?くらいで歯科医院を受診させられるご家庭に変わっていただけたらと思います。

(学校検診は一年毎ですから、どうしても発見は遅れます。
かかりつけ歯科医院で3ヶ月程度の定期検診の習慣化が望ましいと思います。

小児期の医療費は地域によりかなりの補助が出ていてほぼ家計の御負担がないように補助されているのが一般的になっていると思います。

自治体の補助は利用者が利用しなければ恩恵を受けられない仕組みです)


メタルボンドもゴールドも久しぶりに歯科に行くと勧められてしまいがちな自費治療です。
ただ、昨今、メタルボンドはあまりしません。
ジルコニアという硬いセラミックが出来たからです。

保険ではCAD/CAM冠とCAD/CAMインレーが保険で可能になっていて歯科医院で適用か?は登録制になっています。
上手く使ってくれる歯科医院もどんどん増えて来ていると思います。


現在おかかりの歯科医院ではゴールドとゴールド使用のメタルボンド(陶材を焼き付ける使うメタルはいくつかの種類から選べます)を勧められているようですが、それはそれがその歯科医院では臨床成績がよくその歯科医と提携技工士が得意な治療なのだと思います。

苦手で成績が上手く出せない治療より、おかかりの歯科医院が得意な治療を受けておくのが一番良いと思います。

虫歯は治療を受ける事も大切ですが、受けた後から始まるメンテナンスがもっと大切ですから、虫歯治療が無事終わったら、定期検査やメンテナンスに組み込んでもらうことをお勧めします




タイトル 中学生の息子の虫歯治療にゴールドか、保険の素材かで悩んでいます
質問者 Raykiさん
地域 非公開
年齢 14歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
保険のクラウン(前歯:レジン)
ゴールドクラウン(金の被せ物)
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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