11歳児。右上Cが抜けず八重歯で出た3番の矯正について 

相談者: ヤマハルさんさん (51歳:男性)
投稿日時:2024-06-08 14:25:23
娘11才の右上Cが抜けず、右上3が八重歯となり右上4-5の間の上部に出てきてしまいました。

3つの矯正歯科で相談を受けてまいりましたが、各医師のそれぞれの意見がかなり違うので何が娘によいかの判断が難しくなっております。

歯科医さん@
治療方法:上顎だけのワイヤー矯正

期間:7〜9ヶ月程度 その後2〜3ヶ月の就寝時に後戻り防止マウスピースをする。

概要:すぐ始めてもよいが娘がやる気にならなければ矯正は(絶対)うまくいかない。
右上Cの抜歯後1週間が動きやすいので治療開始。

費用:40万程度(医療費控除の説明もあり)
   

歯科医さんA
治療方法:上下全体のマルチブラケットワイヤー矯正

期間:2年から2年半

概要:かみ合わせも考え上下全体での治療をする。
歯の根っこの先が安定するまで治療しなくてもよい。
12才臼歯が生え揃ってきてからなので中学の3年間で治療。

根っこの先が安定すればいつ開始しても費用も期間も大きくは変わらない。

費用:80万程度

   
歯科医さんB
治療方法:上だけのマウスピース矯正

期間:2年の治療 その後に半年の後戻り防止マウスピース
治療が進まない場合は最大5年かかることも。

概要:最初は犬歯の位置的にマウスピースは難しいかもと言われたが、途中からぎりぎり治療可能という方向で話をされていた。
マウスピースは外せるのがメリット。
  
費用:100万程度


娘はつけ外しができて目立たないマウスピース矯正を気に入った
ようですが、おそらく自己の判断で外すことも考えられ治療がすすまなくなり長期になる可能性もあると考えてます。

長文ですみません、ご意見いただければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-06-09 20:33:16
こんにちは。最近の矯正治療でかなりよくある説明パターンだと感じました。

@はとりあえず前歯を見た目よくする事を目指すだけの治療で、Aは前歯だけではなく奥歯も全部良い位置に並べ替える事を目指す治療で、Bは5年はしてくれる事からインビザラインのコンプリヘンシブタイプでの契約かなぁと思いました。

インビザラインは小臼歯抜歯ケースまでできますがどこまでの治療目標か?は有料のクリンチェックが出来て来ないと細かい事はわからないかもしれませんが、アウトカムシュミレーションでもある程度の説明を受けることが出来たのではないでしょうか?

マウスピース矯正だけで上手く行かなかった場合にAのワイヤー矯正まで治療契約に入っていなければ困る事になる場合がよくありますから、どこまでやってもらえるのか?確認されておいた方が良いでしょうね。


@は装置は上しかつけない訳ですから仕上がりは中途半端で終わる可能性がありますからAかBを選ばれる方がほとんどではないかと思います。

出来ればきちんとセファロ分析をしてもらって説明を受けられた方が良いでしょう。


矯正治療は治療ゴールにバリエーションがかなりありますから、出来ればきちんとした治療ゴールまでしてくれる治療を選ばれておく事をお勧めしたいと思います。

治療目標によって治療費用はかなり違って来ます。

どうしても金銭面で余裕がないというご家庭では@を選択せざるを得ない場合があるのは致し方ないと思います。

自費治療になりますから、治療費は高額になりますからどのクラスの治療目標で提案されているのかについて各歯科医院でしっかり説明を受けてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2024-06-11 19:22:37
こんにちは

>娘11才の右上Cが抜けず、右上3が八重歯となり
>右上4-5の間の上部に出てきてしまいました。

しばしば勘違いされるのですが、Cが抜けなかったから八重歯になったというより、八重歯になるような位置に犬歯萌出するため、Cが抜けないで残っていると理解すべきでしょう。
結果としては同じですが。

そのうえで、お書きになった通りであれば、この犬歯は移転歯である可能性があり、単純に治療はできないと考えられます。
もし、移転歯であるなら、犬歯本来の位置に移動することはできません。

そういった場合、435という順番でしか並びません。

その点も含めて、担当される先生ともよくお考えいただく必要はあるでしょう。




タイトル 11歳児。右上Cが抜けず八重歯で出た3番の矯正について 
質問者 ヤマハルさんさん
地域 東京都下
年齢 51歳
性別 男性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ 歯列矯正の治療法
矯正関連
子供の歯列矯正
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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