2年の歯列矯正の終了後、ほとんど虫歯になってしまっていた

相談者: Hasesohさん (21歳:男性)
投稿日時:2024-08-24 23:50:58
2年前からワイヤーの矯正治療をはじめ、先日ブラケットがとれました。

矯正期間中から、歯が痛んだりすることがあったのですが、先生には矯正中だから痛むことはある、という感じで言われていました。
ですが、ブラケットがとれても痛むので、はじめて他の歯科にいったら、レントゲンを撮って先生がみるなり、虫歯がすごくできてしまっていると言われました。

歯間部分がほとんど虫歯で、レントゲンでわかるだけで虫歯になっている数は14本もあり、また、矯正前に3本治療した大臼歯レジン詰め物の下で虫歯がかなりすすんでいるといわれてしまいました。
神経を抜かないといけない歯もいくつもあるようです。

2年間、矯正はサボらず通っていましたし、痛みがあったときも伝えていたのですが、はじめる前の時に治したところ以外、虫歯といわれたことはありませんでした。
矯正中、フロスなどがおろそかになってしまった自覚はありますが、先生に言われていなかったので、ここまでとは思っていませんでした。

矯正中、こんなにも虫歯になっても、気づかれないのは普通なのでしょうか。
せっかく矯正が終わったのに、ほぼ奥歯は全部虫歯のようで、かなりショックです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-08-25 12:47:16
こんにちは。

矯正治療中は虫歯のリスクは爆上がりします。
それについては、歯科医院から治療契約前または治療契約時にしっかり説明を受けませんでしたか?
もしかしたら、未成年で契約されている為、親御さんに指導や説明があったのかもしれませんね。

矯正歯科だけを行っている矯正専門医だけに治療期間中に行っていると、予約時間枠は矯正治療の施術だけになってしまう場合もあるようです。
矯正治療中に歯磨きを上手く行えず、ダラダラと飲食を繰り返していたならば、虫歯の予防管理の為だけに別途通院が必要になるケースも生じます。

矯正専門の歯科医院でも歯科衛生士さんがきちんと虫歯や歯周病の予防管理を担当してくれる歯科医院もかなり増えて来ていますが、残念ながら選択された歯科医院にはそのような体制が無かった可能性がありそうですね。


ブラケットがとれても痛むので、はじめて他の歯科にいったら、レントゲンを撮って先生がみるなり、虫歯がすごくできてしまっていると言われました。

矯正治療中は虫歯などで歯が痛むのか?矯正治療の為に歯が痛むのか?診断が難しくなる場合がしばしばしばありますから、治療着手前までにきちんと虫歯治療などの長期に渡る矯正治療期間中に痛みが生じないように治療を済ませ、歯磨き指導もしっかり受けた後に矯正治療に入る事が推奨されています。

今回は虫歯治療は矯正治療前にきちんと一旦済ませておられたようですから、単純に矯正治療期間中のメンテナンス不足に該当するように思いました。

もう少し、歯磨きの出来についてしっかり評価指導してくれる矯正歯科だったらよかったので、残念だったと思います。(きちんと指導しても歯磨きして来ない人もいますし、きちんと歯磨きしないと虫歯が多発することを伝えてメンテナンスに別途来る必要性を伝え続けても来ない人も多いので、そういう人はお互い最後で困ります)

ワイヤーやブラケットがついたままレントゲン撮影をしても虫歯がきちんと映らない為、虫歯を見逃されるケースはしばしばあると思います。

ワイヤーやブラケット等取り外し、レントゲン撮影をするとはっきり虫歯がわかりますから、今回のタイミングはそれだったと思います。


〉矯正中、フロスなどがおろそかになってしまった自覚はありますが、先生に言われていなかったので、ここまでとは思っていませんでした。

矯正の専門医だけが担当していたのでしょうか?専門医はそれだけに集中して勉強や研鑽に励む傾向がありますから、矯正の事しか気にしない歯科医も時におられるように思います。

〉せっかく矯正が終わったのに、ほぼ奥歯は全部虫歯のようで、かなりショックです。

矯正が終わると治療しやすくなりますから、きちんと虫歯治療を受けてください。
矯正治療で良い歯の位置になっていたら後の修復物の形も良くなりますから、矯正治療後の虫歯治療は比較的スムーズに行くのではないかと想像します。

残念ながら出来てしまった虫歯は、治療でしか治りませんからしっかり治療してもらってください。
治療後歯の形が大きく変わると保定装置が合わなくなる場合もありますから、矯正担当の歯科医と連絡を継続してください。

動的矯正後しばらくは簡単に後戻りを生じやすいですから、保定装置をさぼらない事もとても大切になると思います。

色々自立して頑張らないといけない事が降りかかると思いますが、生活を見直して虫歯を今後作らないように頑張ってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2024-08-26 12:49:10
こんにちは。

厄介なことになりましたね。

>歯が痛んだりすることがあったのですが、先生には矯正中だから痛むことはある、という感じで言われていました。

この時点でレントゲンを撮るなり詳しく調べていれば見つかったように思います。

>矯正中、フロスなどがおろそかになってしまった自覚はありますが、

ワイヤーが入っているとフロスは使えません、矯正医ならわかっているはずです、したがってコンタクトカリエスには十分気を付けるはずなのですが、注意が足りなかったのでしょう。

またお菓子の食べすぎもあったのかもしれません、お菓子は一日一種類一個がむし歯を作らない安全な量だと言われています。

それはさておきむし歯の治療を始めてください。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-08-26 13:04:03
〉ワイヤーが入っているとフロスは使えません

今からでは遅いですが、今矯正されている人用に。

ワイヤーが入っていてもフロスできるタイプを矯正治療を行う歯科医院では販売していると思いますから、歯科医院でお問い合わせください。

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回答 回答4



タイトル 2年の歯列矯正の終了後、ほとんど虫歯になってしまっていた
質問者 Hasesohさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
歯列矯正のトラブル
回答者




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