再根管治療なら専門医の方がいいのか?
相談者:
ビオラ21さん (55歳:女性)
投稿日時:2024-08-30 20:52:04
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-08-31 00:51:16
こんにちは。
一般的に保険診療では通院しやすいかかりつけ歯科医院での治療になると思います。
選ばれたそこの歯科医は保険医でしょうから、歯内療法の専門医ではなくても根管治療は日常診療で沢山しているはずです(開業年数が浅いとか、臨床経験があまりなければ別ですが、卒後一年目から感染根管治療は行います)。
また、CTがない時代から感染根管治療はずーっと行われて来た治療ですし、上手く治療出来ているケースも多数あるでしょう。
また、ラバーダム防湿は上の歯でアシスタントがバキュームを吸っていたり廃唾防湿をきちんとしていれば唾液で汚染される心配は低い部位だと思います。
ですから、大丈夫か?というか、それはごく一般的にされているレベルだと思います。
ただ、より良い治療というものは常にあると考えられていますし、より良く治療をすることを目指している歯科医院も今では多数あると思いますから、ビオラ21さんが根管治療専門医を選んで診てもらいたいとお考えだったり、CTを使って診断してもらいたいとお考えだったり、拡大鏡は絶対に使って欲しいとお考えだったり、ラバーダムは必ずする歯科医院で診てもらいたいというご希望があるならば今お考えの歯科医院ではそれらがないわけであれば初診で別の歯科医院を探される事になるでしょう。
歯科医院側もそういうこだわりがある患者さんにアピールして新規受診してもらいたいわけですから、ホームページなど何らかの媒体に差別化している内容を記載していたりするものと思われます。
新規受診された歯科医院での治療により救えるか?どうか?はまた別物だと思いますが、CTやマイクロスコープなどがあった方が診断に役立ちますし、患者さんに説明もしやすいはずです。
CTを撮影したらその分請求額は高くなります。
〉左上奥から2番目の歯を15年前に神経を抜いて、銀色のクラウンを被せました。最近その歯の上の歯茎が腫れています。
〉歯科医が今後クラウンを外して中を確認すると言っています。
日常臨床でよくあるケースだと思いますし、歯科医の説明はよくある内容だと思います。
外してみて歯根がまだ使えそうであれば再根管治療をすることになるのはよくある事ですし、根管が使えないならば抜歯に進む事になるでしょう。
まずはきちんと診断する為に冠除去からされることはよくあります。
より良い治療を期待されたくてより良さそうにホームページ等に書いてある歯科医院をお探しになる人もいらっしゃるようですね。
一般的に保険診療では通院しやすいかかりつけ歯科医院での治療になると思います。
選ばれたそこの歯科医は保険医でしょうから、歯内療法の専門医ではなくても根管治療は日常診療で沢山しているはずです(開業年数が浅いとか、臨床経験があまりなければ別ですが、卒後一年目から感染根管治療は行います)。
また、CTがない時代から感染根管治療はずーっと行われて来た治療ですし、上手く治療出来ているケースも多数あるでしょう。
また、ラバーダム防湿は上の歯でアシスタントがバキュームを吸っていたり廃唾防湿をきちんとしていれば唾液で汚染される心配は低い部位だと思います。
ですから、大丈夫か?というか、それはごく一般的にされているレベルだと思います。
ただ、より良い治療というものは常にあると考えられていますし、より良く治療をすることを目指している歯科医院も今では多数あると思いますから、ビオラ21さんが根管治療専門医を選んで診てもらいたいとお考えだったり、CTを使って診断してもらいたいとお考えだったり、拡大鏡は絶対に使って欲しいとお考えだったり、ラバーダムは必ずする歯科医院で診てもらいたいというご希望があるならば今お考えの歯科医院ではそれらがないわけであれば初診で別の歯科医院を探される事になるでしょう。
歯科医院側もそういうこだわりがある患者さんにアピールして新規受診してもらいたいわけですから、ホームページなど何らかの媒体に差別化している内容を記載していたりするものと思われます。
新規受診された歯科医院での治療により救えるか?どうか?はまた別物だと思いますが、CTやマイクロスコープなどがあった方が診断に役立ちますし、患者さんに説明もしやすいはずです。
CTを撮影したらその分請求額は高くなります。
〉左上奥から2番目の歯を15年前に神経を抜いて、銀色のクラウンを被せました。最近その歯の上の歯茎が腫れています。
〉歯科医が今後クラウンを外して中を確認すると言っています。
日常臨床でよくあるケースだと思いますし、歯科医の説明はよくある内容だと思います。
外してみて歯根がまだ使えそうであれば再根管治療をすることになるのはよくある事ですし、根管が使えないならば抜歯に進む事になるでしょう。
まずはきちんと診断する為に冠除去からされることはよくあります。
より良い治療を期待されたくてより良さそうにホームページ等に書いてある歯科医院をお探しになる人もいらっしゃるようですね。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2024-08-31 09:12:59
こんにちは。
右上の奥から2番目の根管治療ですね、部位的には少々難しいところなのでできれば根管治療が得意なDrが望ましいと思います。
CTは必要ありません、拡大鏡、ラバーダムは必須ではありません、要は術者の腕という事になります。
右上の奥から2番目の根管治療ですね、部位的には少々難しいところなのでできれば根管治療が得意なDrが望ましいと思います。
CTは必要ありません、拡大鏡、ラバーダムは必須ではありません、要は術者の腕という事になります。
相談者からの返信
相談者:
ビオラ21さん
返信日時:2024-08-31 19:12:50
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-09-01 09:22:05
ファースト根管治療とは抜髄でしたか?歯髄壊死等で感染根管治療でしたか?
一般的に抜髄は治療の時間枠に融通をつけられる診療体制が取れる歯科医院では即日または2回程度で終われるケースは多いように思いますが、根管治療に至るまでの歯の経過が悪く根管内の状態や根尖端の状態が複雑になってからの根管治療では期間を要するケースが増えると思います。
単純に3ヶ月かかったから上手くないというような判断はしないです。
一般的に抜髄は治療の時間枠に融通をつけられる診療体制が取れる歯科医院では即日または2回程度で終われるケースは多いように思いますが、根管治療に至るまでの歯の経過が悪く根管内の状態や根尖端の状態が複雑になってからの根管治療では期間を要するケースが増えると思います。
単純に3ヶ月かかったから上手くないというような判断はしないです。
相談者からの返信
相談者:
ビオラ21さん
返信日時:2024-09-02 20:02:11
分かりました。
色々とありがとうございました。
色々とありがとうございました。
タイトル | 再根管治療なら専門医の方がいいのか? |
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質問者 | ビオラ21さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 55歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の失敗・再治療 根管治療の専門医 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。