再根管治療中、上の歯が伸びているため部分矯正を勧められた
相談者:
karbeさん (47歳:女性)
投稿日時:2024-12-02 16:32:15
現在、左下6と7番を自費で再根管治療中です。
両方の歯ともに残っている歯が少ないので、歯茎を下げる処置(歯冠長延長術)が必要と言われました。
さらに、左下6と7番が長い間治療中で低かったために上の歯が下に伸びてきてしまい、被せ物を作るスペースが少ないため、上の歯を矯正で上に戻す処置もやった方がよいと言われました。
このような部分的な矯正には抵抗があるのですが、矯正をしなかった場合は上の歯を削ることになり、しっかりとした自分の歯なので削るのは勿体ないと言われました。
根管治療後にここまでの処置が必要だとは予想しておらず、また自費のためさらに費用がかかるので戸惑っています。
このような処置は一般的なのでしょうか?
やはりやった方が予後はよいのでしょうか?
保険治療だと他にどのような治療が考えられますか?
よろしくお願いいたします。
両方の歯ともに残っている歯が少ないので、歯茎を下げる処置(歯冠長延長術)が必要と言われました。
さらに、左下6と7番が長い間治療中で低かったために上の歯が下に伸びてきてしまい、被せ物を作るスペースが少ないため、上の歯を矯正で上に戻す処置もやった方がよいと言われました。
このような部分的な矯正には抵抗があるのですが、矯正をしなかった場合は上の歯を削ることになり、しっかりとした自分の歯なので削るのは勿体ないと言われました。
根管治療後にここまでの処置が必要だとは予想しておらず、また自費のためさらに費用がかかるので戸惑っています。
このような処置は一般的なのでしょうか?
やはりやった方が予後はよいのでしょうか?
保険治療だと他にどのような治療が考えられますか?
よろしくお願いいたします。

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-12-02 17:20:15
こんにちは。
自費治療を選択されますと理想的な治療をお勧めされやすくなると思います。
ただ、せっかく矯正治療を受けられるならば、左下の6.7は挺出してもらったらどうかなと思います。
つまり、上の挺出(伸び切った歯、大抵の場合口蓋側に傾斜している為に伸びているようになっている程度とは思いますが)は圧下してもらい、下の歯は逆に引き出してもらうというのを同時にできるのが矯正治療だと思います。
もしかしたら、矯正治療は傾斜を治す程度の簡単な移動を考えられているのかもしれませんから、矯正治療に関しては別の歯科医院でも相談してみると良いのかもしれませんね。
とりあえず、部分矯正に消去的なお考えなのでしたら、上の歯をどの程度削る必要があるのか?シュミレーションを見せてもらったりして考えたいとご相談されても良いのかもしれませんね。
良い結果にしてもらえるようにしっかり説明を受けて納得された上で選択してください。
お大事に。
自費治療を選択されますと理想的な治療をお勧めされやすくなると思います。
ただ、せっかく矯正治療を受けられるならば、左下の6.7は挺出してもらったらどうかなと思います。
つまり、上の挺出(伸び切った歯、大抵の場合口蓋側に傾斜している為に伸びているようになっている程度とは思いますが)は圧下してもらい、下の歯は逆に引き出してもらうというのを同時にできるのが矯正治療だと思います。
もしかしたら、矯正治療は傾斜を治す程度の簡単な移動を考えられているのかもしれませんから、矯正治療に関しては別の歯科医院でも相談してみると良いのかもしれませんね。
とりあえず、部分矯正に消去的なお考えなのでしたら、上の歯をどの程度削る必要があるのか?シュミレーションを見せてもらったりして考えたいとご相談されても良いのかもしれませんね。
良い結果にしてもらえるようにしっかり説明を受けて納得された上で選択してください。
お大事に。

相談者:
karbeさん
返信日時:2024-12-03 09:47:15

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-12-03 10:09:10
噛み合わせが長期間なくなっていたりしますと、歯は伸びて来ます。
ですから、伸びた分だけ引っ込める(圧下や傾斜移動させて)という事は理想的な治療になります。
きちんとした歯の位置(少なくとも反対側、今回の場合は上の歯)に戻した上で削り落とす量を可及的に少なくした上で下の歯の冠が上手く入るようなスペースを作る術前矯正は修復治療前の理想的な治療という事になります。
理想的な治療ですが、保険は適用できませんから、一般的に高額になり、選択される人は限られてしまいます。
ですから、伸びた分だけ引っ込める(圧下や傾斜移動させて)という事は理想的な治療になります。
きちんとした歯の位置(少なくとも反対側、今回の場合は上の歯)に戻した上で削り落とす量を可及的に少なくした上で下の歯の冠が上手く入るようなスペースを作る術前矯正は修復治療前の理想的な治療という事になります。
理想的な治療ですが、保険は適用できませんから、一般的に高額になり、選択される人は限られてしまいます。

相談者:
karbeさん
返信日時:2024-12-04 09:10:30
船橋先生
ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。
よく話し合って決めたいと思います。
ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。
よく話し合って決めたいと思います。
タイトル | 再根管治療中、上の歯が伸びているため部分矯正を勧められた |
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質問者 | karbeさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療後の詰め物・被せ物 クラウンレングスニング(歯冠長延長) 部分矯正・限局矯正(MTM、LOT) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。