レーザーを使った歯科治療について
相談者:
kiyoぱぱさん (45歳:女性)
投稿日時:2025-02-25 13:44:30
レーザー治療について
ストリークレーザーについて、
@通常の保険治療より一定の効果はありますか?
A削る量が4割位へらせる。
殺菌効果がたかい、無菌状態をつくることができるため、根幹治療などにいかせる、クラックをへらせる等の説明がありましたが、このあたりのエビデンスや予後は、実際のところどうなのでしょうか?
B他にもレーザーの種類はたくさんあるようですが、それらがある医院のほうが、より良い治療をうけられるのでしょうか?
C虫歯が大きいときは、タービンで削ってから、レーザーを使うそうです。
以上、よろしくお願いいたします。
ストリークレーザーについて、
@通常の保険治療より一定の効果はありますか?
A削る量が4割位へらせる。
殺菌効果がたかい、無菌状態をつくることができるため、根幹治療などにいかせる、クラックをへらせる等の説明がありましたが、このあたりのエビデンスや予後は、実際のところどうなのでしょうか?
B他にもレーザーの種類はたくさんあるようですが、それらがある医院のほうが、より良い治療をうけられるのでしょうか?
C虫歯が大きいときは、タービンで削ってから、レーザーを使うそうです。
以上、よろしくお願いいたします。
[過去のご相談]

E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2025-02-26 09:02:38
こんにちは、
新しい道具ですから強いエビデンスはないと思います。
レーザーも色々種類があるので、興味があれば一度その歯科医院で相談してもらえばと思います。
結局歯科治療は古来から続く、削って人工材料で詰めるという術式ですから、詰めるという工程も削るぐらい重要なものです。
1つ言えるのは新しい道具・材料が最良とは限らないということです。
おだいじに
新しい道具ですから強いエビデンスはないと思います。
レーザーも色々種類があるので、興味があれば一度その歯科医院で相談してもらえばと思います。
結局歯科治療は古来から続く、削って人工材料で詰めるという術式ですから、詰めるという工程も削るぐらい重要なものです。
1つ言えるのは新しい道具・材料が最良とは限らないということです。
おだいじに

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-02-26 10:54:51
こんにちは。
一般的に高性能なレーザは高額です。
高額なレーザーでも保険適用されている機種もあり、それを使えば保険適用可能で、レーザー加算というものもあります。(つまり、国にエビデンスありと認定されている)
ストリークレーザーはTでしたらNd:YAG レーザ ーで国内医療機器に登録されているようですから、登録されている使用法の範囲であれば保険適用可能なのかなと思いますが、Nd:YAGは基本、虫歯治療向けではないようですね。(基本、軟組織用でしょうが、深部凝固、顎関節痛、麻酔効果、ポケット掻爬、止血、覆髄、知覚過敏、口内炎、歯肉切除、小帯切除、メラニン色素除去が主な使用法ではないかと思います)
レーザーには様々な波長のものがありますから、虫歯治療用にというのであれば、それで国内医療機器認定を受けているものを使うというのが安心できる保険診療の基本になるのではないかと思います。
私が所属している歯科医院では、ライトタッチレーザーというEr:YAGレーザーを使用していますが、こちらは虫歯治療にも使え保険点数もあります。(一部で、保険適用不可と書かれている歯科医院もあるようですが)
注水しながら使用しますから、発熱を抑え非接触ですから健康な歯への物理的なダメージが小さくできると考えます。
当てている部位は、小さく気化を生じて微小爆発しながら歯を削っていきます。
透下性が非常に小さいので安全性が高いというのもEr:YAGレーザーの特徴ですが、Nd:YAGは透下タイプになるため、間欠的に照射するように機器の方でコントロールするようにしてその辺りを調整しているのだと思います。
波長の特性から硬組織である歯は削れないと考えるので、先に切削器具で削っておく必要はあるでしょう。
とはいえストリークレーザーもレーザーの高いエネルギー密度で励起されて殺菌力を発揮する(プラズマ)と想像すると、硬組織である歯を削るのは適さないが殺菌作用を期待できると考えて良いのかなと勝手に思いました。
各種医療機器の使用法に関しては、それぞれの歯科医が卒後に自己研鑽して知識量を高めたり臨床応用して、成果を出したりしていると思いますから(私が大学在籍時にはそういう機器はなかったので学ぶ機会もなかったため後に学ぶ機会を別途必要としたし)、特定の医療機器の使用を望まれる場合はそれを実際に使用されている歯科医に直接お尋ねください。
歯科医が学ぶ際も高額な学習料を払ってさらに機器導入に高額な費用を払って維持管理費も払って研究会などに参加して研鑽していますから、直接使用している歯科医に治療を受ける際に教えてもらうのが良いと思います。
>@
保険適用された範疇でのレーザー使用が安心だと思いますけど。
>A
なんでも物は使いようです。
上手く使ってもらえないと効果は薄いですし、害にもなりますから謳っている全てがそのまま発揮されるという保証はないのが医療です。
>B
それぞれの医療機器には使用用途というのがありますね。
まあ、ないよりあったほうが治療のバリエーションが増えます。
レーザーを多用している歯科医にとってはなくてはならない機器ですし、逆に買ったけどほぼ使っていないという歯科医もいると聞いたりします。要は、その後の研鑽の差でしょうね。道具は使いこなす必要がありますね。
>C
そのほうが早いです。
虫歯と一概に言っても、状態は部位によりとても違うので必要な時に必要な物をうまく使うのが技量です。
知識と道具とはそういうものですよね。
一般的に高性能なレーザは高額です。
高額なレーザーでも保険適用されている機種もあり、それを使えば保険適用可能で、レーザー加算というものもあります。(つまり、国にエビデンスありと認定されている)
ストリークレーザーはTでしたらNd:YAG レーザ ーで国内医療機器に登録されているようですから、登録されている使用法の範囲であれば保険適用可能なのかなと思いますが、Nd:YAGは基本、虫歯治療向けではないようですね。(基本、軟組織用でしょうが、深部凝固、顎関節痛、麻酔効果、ポケット掻爬、止血、覆髄、知覚過敏、口内炎、歯肉切除、小帯切除、メラニン色素除去が主な使用法ではないかと思います)
レーザーには様々な波長のものがありますから、虫歯治療用にというのであれば、それで国内医療機器認定を受けているものを使うというのが安心できる保険診療の基本になるのではないかと思います。
私が所属している歯科医院では、ライトタッチレーザーというEr:YAGレーザーを使用していますが、こちらは虫歯治療にも使え保険点数もあります。(一部で、保険適用不可と書かれている歯科医院もあるようですが)
注水しながら使用しますから、発熱を抑え非接触ですから健康な歯への物理的なダメージが小さくできると考えます。
当てている部位は、小さく気化を生じて微小爆発しながら歯を削っていきます。
透下性が非常に小さいので安全性が高いというのもEr:YAGレーザーの特徴ですが、Nd:YAGは透下タイプになるため、間欠的に照射するように機器の方でコントロールするようにしてその辺りを調整しているのだと思います。
波長の特性から硬組織である歯は削れないと考えるので、先に切削器具で削っておく必要はあるでしょう。
とはいえストリークレーザーもレーザーの高いエネルギー密度で励起されて殺菌力を発揮する(プラズマ)と想像すると、硬組織である歯を削るのは適さないが殺菌作用を期待できると考えて良いのかなと勝手に思いました。
各種医療機器の使用法に関しては、それぞれの歯科医が卒後に自己研鑽して知識量を高めたり臨床応用して、成果を出したりしていると思いますから(私が大学在籍時にはそういう機器はなかったので学ぶ機会もなかったため後に学ぶ機会を別途必要としたし)、特定の医療機器の使用を望まれる場合はそれを実際に使用されている歯科医に直接お尋ねください。
歯科医が学ぶ際も高額な学習料を払ってさらに機器導入に高額な費用を払って維持管理費も払って研究会などに参加して研鑽していますから、直接使用している歯科医に治療を受ける際に教えてもらうのが良いと思います。
>@
保険適用された範疇でのレーザー使用が安心だと思いますけど。
>A
なんでも物は使いようです。
上手く使ってもらえないと効果は薄いですし、害にもなりますから謳っている全てがそのまま発揮されるという保証はないのが医療です。
>B
それぞれの医療機器には使用用途というのがありますね。
まあ、ないよりあったほうが治療のバリエーションが増えます。
レーザーを多用している歯科医にとってはなくてはならない機器ですし、逆に買ったけどほぼ使っていないという歯科医もいると聞いたりします。要は、その後の研鑽の差でしょうね。道具は使いこなす必要がありますね。
>C
そのほうが早いです。
虫歯と一概に言っても、状態は部位によりとても違うので必要な時に必要な物をうまく使うのが技量です。
知識と道具とはそういうものですよね。
タイトル | レーザーを使った歯科治療について |
---|---|
質問者 | kiyoぱぱさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 材料・機材関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。