[写真あり] 左上7番の進行した虫歯、抜歯放置を勧められた(アメリカ)
相談者:
moonstarさん (48歳:男性)
投稿日時:2025-02-26 05:56:33

E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2025-02-26 09:24:28
こんにちは、
かなり難しい状況なので一般的にいえば抜歯が妥当かと思います。
昔聞いたアメリカの基準だと歯茎の中に虫歯が出来た場合は抜歯が妥当と聞いたことがあります。
今回の場合歯茎の中の虫歯を処理して、そこの場所をきちんと詰めて膿んだ歯の神経の治療を成功させてとかなり高いハードルの連続なので治療難度はかなり高いですね。
* http://eedental.jp/ee_diary/2023/10/post-2670.html
* http://eedental.jp/ee_diary/2023/06/post-2596.html
探せば治療してしてくれる先生もいると思いますので、歯内療法専門医などに相談されてはどうでしょう?
因みに自分ならこの状態で、そのままという選択肢はないですね。
副鼻腔に近接しているので、運が悪いと副鼻腔炎(蓄膿)になったりすることもあるので、注意してください。
おだいじに
かなり難しい状況なので一般的にいえば抜歯が妥当かと思います。
昔聞いたアメリカの基準だと歯茎の中に虫歯が出来た場合は抜歯が妥当と聞いたことがあります。
今回の場合歯茎の中の虫歯を処理して、そこの場所をきちんと詰めて膿んだ歯の神経の治療を成功させてとかなり高いハードルの連続なので治療難度はかなり高いですね。
* http://eedental.jp/ee_diary/2023/10/post-2670.html
* http://eedental.jp/ee_diary/2023/06/post-2596.html
探せば治療してしてくれる先生もいると思いますので、歯内療法専門医などに相談されてはどうでしょう?
因みに自分ならこの状態で、そのままという選択肢はないですね。
副鼻腔に近接しているので、運が悪いと副鼻腔炎(蓄膿)になったりすることもあるので、注意してください。
おだいじに

加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2025-02-26 09:36:21
moonstar さんこんにちは。
左上7番(第2大臼歯)抜歯は確かに選択肢になると思います。
保存したいのであれば、井野先生がおっしゃるように根の治療になりますので、、歯内療法専門医などに相談すると良いと思い・
抜歯後に放置以外には、6と8番を削ってブリッジ、義歯、インプラント治療、8番の歯牙移植などが考えられます。
参考までに。
左上7番(第2大臼歯)抜歯は確かに選択肢になると思います。
保存したいのであれば、井野先生がおっしゃるように根の治療になりますので、、歯内療法専門医などに相談すると良いと思い・
抜歯後に放置以外には、6と8番を削ってブリッジ、義歯、インプラント治療、8番の歯牙移植などが考えられます。
参考までに。

相談者:
moonstarさん
返信日時:2025-03-03 08:07:43
井野先生、加藤先生 迅速にご意見頂きありがとうございました
お2人の経験値アドバイスの基、一般歯科医から歯内療法専門医への
紹介状を入手しNYU歯科で1回目の治療を終了し、今月2回目で根の治療は終了予定だそうです。
ポスドク3年目の彼曰く通常通りの根管治療との事。
[診断] 歯髄壊死、慢性根尖膿瘍
余談です↓
6年程前まで遡ります。
歯根と歯茎の腫れでNYUとColumbia卒だらけの歯科医院に訪院。
一般歯科医は銀色オンレーに驚き、その後提携先歯内療法専門医は
X-rayを数秒見て抜歯といって去っていきました。
(虫歯ではないとの事で外傷悪化防止の為ナイトガードをリクエスト)
その後、自費診療で日米歯科医資格保持し20年以上の経験がある日本人歯科医に相談。
2件目X-rayを撮り若干歯根の怪しさがあるがとの事でしたが銀色オンレーに驚くこともなく装着。
しかし1週間もせずに外れる(そこには戻らず)
最後は気は進まないものの多数症例を見ているだろう大学歯科へ。
混雑状況や知識水準は変わらずという知人からの話のもとNYUを選択。
3件目のX-rayを撮り学生指導医が装着し直し、次外れたらクラウン
という流れでしたが、今回のチームは抜歯放置一択の状況でした。
(抜歯&インプラント選択もあるが鼻腔に近いので進めない)
お2人の経験値アドバイスの基、一般歯科医から歯内療法専門医への
紹介状を入手しNYU歯科で1回目の治療を終了し、今月2回目で根の治療は終了予定だそうです。
ポスドク3年目の彼曰く通常通りの根管治療との事。
[診断] 歯髄壊死、慢性根尖膿瘍
余談です↓
6年程前まで遡ります。
歯根と歯茎の腫れでNYUとColumbia卒だらけの歯科医院に訪院。
一般歯科医は銀色オンレーに驚き、その後提携先歯内療法専門医は
X-rayを数秒見て抜歯といって去っていきました。
(虫歯ではないとの事で外傷悪化防止の為ナイトガードをリクエスト)
その後、自費診療で日米歯科医資格保持し20年以上の経験がある日本人歯科医に相談。
2件目X-rayを撮り若干歯根の怪しさがあるがとの事でしたが銀色オンレーに驚くこともなく装着。
しかし1週間もせずに外れる(そこには戻らず)
最後は気は進まないものの多数症例を見ているだろう大学歯科へ。
混雑状況や知識水準は変わらずという知人からの話のもとNYUを選択。
3件目のX-rayを撮り学生指導医が装着し直し、次外れたらクラウン
という流れでしたが、今回のチームは抜歯放置一択の状況でした。
(抜歯&インプラント選択もあるが鼻腔に近いので進めない)

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-03-06 10:40:18
こんにちは。
治療が進んでよかったですね。
虫歯が深くてそれを完全に除去した後に根管治療(根管内の清掃、洗浄)に進んで行ったと思いますが(隔壁を作ってとかもして)最終修復時に良い状態の修復治療で終われる可能性が低いくらいの虫歯の進行度合いのようにレントゲンが見えていますから、保存不能という判断もこう言う場合ありなのですよね。
最終的に妥協的な形態と状態での冠治療しかできない可能性が高いでしょうが、保存の希望が強い場合はそういう延命治療を行ってくれる歯科医もいますよ。
どこレベルの治療を行うか、どの程度を許容されるか?歯科医は常に患者さんの様子を判断して治療提示をしていると思います。
抜歯後放置という治療法を勧められたのは治療に対する理解と要求が低い(経済的な面でも)と見られてしまったのかもと少し心配していました。
そもそも、今時、口の中に金属が多数入っているというのはある程度の所得がある人の場合、アメリカではない事だと思います。
(アマルガムや金治療というのは昔の治療で残っているとは思いますけど)
日本の治療の金銀パラジウム合金によるものは日本独自の保険治療の名残ですし、そもそも矯正治療を受けていない放置されたままの歯並びというのも馬鹿にされる一因で途方にくれられる一因になると思います。
下の7番がコンタクトロスしていて歯列を乱しているのと対抗して、患歯の位置も悪そうな印象を持ちました。
大きすぎる硬い日本のメタル修復物は加齢とともに歯に決定的なダメージを蓄積してきます。
治療後はナイトガードの新製とともに加入保険で義務付けられているのではないかと思いますが、定期的にチェック&メンテナンスに通院されたほうが良いと思います。
アメリカでは歯科衛生士でもレントゲン検査を毎年行なってくれ虫歯と歯周病の早期発見に尽力してくれるはずですけど。
患歯は治療を受けられるか抜歯かのギリギリのステージまで進んでしまった歯の末期ステージに入っていることを十分に理解されておいた上で、チェック&メンテナンスのサイクルに入れてもらい少しでも長く持たせてもらうようにされたほうが良いと思います。
次に何かあった場合、加藤先生が回答されたようになんらかの選択が必要になり補綴治療になるため加入保険がカバーする条件によってはかなり高額になるのではないかと思います。
治療が進んでよかったですね。
虫歯が深くてそれを完全に除去した後に根管治療(根管内の清掃、洗浄)に進んで行ったと思いますが(隔壁を作ってとかもして)最終修復時に良い状態の修復治療で終われる可能性が低いくらいの虫歯の進行度合いのようにレントゲンが見えていますから、保存不能という判断もこう言う場合ありなのですよね。
最終的に妥協的な形態と状態での冠治療しかできない可能性が高いでしょうが、保存の希望が強い場合はそういう延命治療を行ってくれる歯科医もいますよ。
どこレベルの治療を行うか、どの程度を許容されるか?歯科医は常に患者さんの様子を判断して治療提示をしていると思います。
抜歯後放置という治療法を勧められたのは治療に対する理解と要求が低い(経済的な面でも)と見られてしまったのかもと少し心配していました。
そもそも、今時、口の中に金属が多数入っているというのはある程度の所得がある人の場合、アメリカではない事だと思います。
(アマルガムや金治療というのは昔の治療で残っているとは思いますけど)
日本の治療の金銀パラジウム合金によるものは日本独自の保険治療の名残ですし、そもそも矯正治療を受けていない放置されたままの歯並びというのも馬鹿にされる一因で途方にくれられる一因になると思います。
下の7番がコンタクトロスしていて歯列を乱しているのと対抗して、患歯の位置も悪そうな印象を持ちました。
大きすぎる硬い日本のメタル修復物は加齢とともに歯に決定的なダメージを蓄積してきます。
治療後はナイトガードの新製とともに加入保険で義務付けられているのではないかと思いますが、定期的にチェック&メンテナンスに通院されたほうが良いと思います。
アメリカでは歯科衛生士でもレントゲン検査を毎年行なってくれ虫歯と歯周病の早期発見に尽力してくれるはずですけど。
患歯は治療を受けられるか抜歯かのギリギリのステージまで進んでしまった歯の末期ステージに入っていることを十分に理解されておいた上で、チェック&メンテナンスのサイクルに入れてもらい少しでも長く持たせてもらうようにされたほうが良いと思います。
次に何かあった場合、加藤先生が回答されたようになんらかの選択が必要になり補綴治療になるため加入保険がカバーする条件によってはかなり高額になるのではないかと思います。

相談者:
moonstarさん
返信日時:2025-03-07 06:42:00
タイトル | [写真あり] 左上7番の進行した虫歯、抜歯放置を勧められた(アメリカ) |
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質問者 | moonstarさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 根管治療の治療法 その他(写真あり) アメリカ(米国) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。