自費の仮歯の場合、保険でクラウンは作れますか

相談者: ほうじ茶0000さん (50歳:女性)
投稿日時:2025-05-21 19:50:57
こんにちは、よろしくお願いします。

前歯仮歯について

現在、前歯四本の根幹治療中です。

治療前に型を取り仮歯を作成しました。
次回に仮歯代を持ってきてくださいねと言われ特に疑問にも思わず支払いました。
自由診療費と書いた、1万4千円の領収書もあります。

その費用に不満はありません。


心配なのは、前歯に自費の仮歯を作った場合、後に被せるクラウンも自費の物しか選べないのでしょうか。
保険適用のクラウンは使えなくなるのでしょうか?

絶対に保険適用のクラウンでという考えではありませんが選択肢が減ることが不安です。


もうひとつ質問です。

今の仮歯が何度もつけ外してもうボロボロです。

自費でもう一度仮歯代金を支払っても構わないので新しい仮歯を作ってほしいのですが、そういう要望は可能でしょうか?
医院によるとは思いますが、一般的にはどうなのでしょうか。
審美歯科ではなく一般歯科です。


・前歯の仮歯を自費で作った場合、クラウンに保険適用の物が使えなくならないか心配

・仮歯をもう一度作ってほしいと要望するのはおかしい事なのか、一般的にある事なのか


の2点です。
どうぞよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-05-22 19:36:51
こんにちは。

前歯4本が同時に感染根管になったということでしょうか?
基本的に審美的な理由から前歯を冠治療する場合には保険適用できませんね。

審美的な理由からではなく前歯4本が同時に根管治療が必要というケースはないわけではないかもしれませんが、通常はあっても1、2本ではないかと思います。

ですから審美的な理由からということで保険適用し難いケースなのかな?と思いました。

この辺りの判断や経緯は実際のことは文面からはわかりませんから、歯科医保険医務所から指摘を受けて対応することになるのかもしれません。

前歯4本を一度にきちんと治療し直すという機会はそうそうあるものではないと思いますから良い材料とよい技工ですっかり綺麗に仕上げてもらわれることになるのではないかと想像できます。
そうなれば自費ということになるでしょう。

>・
通常、仮歯が自費ならば冠は自費になると思います。

ただ、地域ルールというものがあり保険の運用は多少許容の範囲が地域で変わっていたりすると思いますから実際にはおかかりの歯科医にお尋ねください。

>・
自費であれば問題ないと思います。
ご依頼されてみても良いのかもしれませんね。
その後、歯科医が可否を判断し説明してくれるでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほうじ茶0000さん
返信日時:2025-05-23 09:13:04
船橋先生

こんにちは、早速のお返事ありがとうございます。

こういう書き込みが初めてで、説明が足りず申し訳ありません。

以前に審美目的でクラウン矯正した歯の根が悪くなり現在は違う歯科医院にて保険診療での再根管治療を受けています。


保険の運用には微妙な地域ルールなどもあるんですね。

新しく被せるクラウンについては自費の物を薦められていますが
根幹治療が終わってから決める事になっていますので、まだ注文もしていませんし、クラウンの料金なども支払っていません。

歯の状態は自分ではわからないので土台も含め、主治医の薦めるものをつけるつもりではいますが。


治療で不安な気持ちになる時もあるなか選択肢が少しでも多い方が安心できるような気がして、質問させていただきました。


仮歯については自分でも調べてみましたが色々な新旧の情報があって、よくわかりませんでした。

保険適用の被せ物を作るための型取りをした時のみ保険適用で治療中の仮歯は保険適用外になるという記述も見つけたので、それなのかもしれません。

仮歯の再作成については医院でも聞いてみようと思います。


歯科ではなかなか先生と話す時間がとれませんが船橋先生にお返事をいただき、自分の頭の中も少し整理ができた気がします。
心より感謝致します。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2025-05-23 11:46:16
私のイメージですが、昔は自費保険の境界線をはっきりしていた感じなのですが、今は混合診療の布石か自費・保険の境界線が結構曖昧になってきつつあります。
 
私が開業した頃は自費の根管治療をしたければ保険医療機関ではダメなど歯科医師会に言われ、自費専門で歯科医院を開業しましたが、今は保険医療機関でも自費で根管治療は普通に行われています。
 
また仮歯保険点数はついていますが、はっきり言えば完全に赤字なので、本歯を作る為の手間のかけた仮歯などは作れません。

患者さん的には凄く仮歯に不満や不安が出てしまいますが、数百円で出来る範囲内の仮歯となってしまいます。
参考:http://eedental.jp/ee_diary/2022/07/post-2444.html 
 
 
保険のルールは読み手の解釈の部分でも変わる部分があるので、心配であれば制度を運用している地方厚生局などに電話で問い合わせた方がいいと思います。

おかしな話ですが保険治療はルール、解釈をしている技官の先生にもより地方ルールなどは存在します。
 
ですから、保険のルールに関してはネットや相談室で聞くより国に聞いた方が確実だと思います。
 
おだいじに  

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほうじ茶0000さん
返信日時:2025-05-26 09:57:52
井野先生  

こんにちは、お返事ありがとうございます。

保険診療で医院が赤字になってしまうなんておかしいですよね。

それでは患者も気持ちよく治療が受けられなくなってしまう気がします。

リンク拝見いたしました。
精度や技術が必要な物や治療に340円や0円とは。
呆れてしまいますね。


個人的には自費仮歯でよいのですが,保険のルールは担当管の解釈も様々なんですね。

まずは医院で相談して、わからなければ厚生局など問い合わせてみます。



ありがとうございました。



タイトル 自費の仮歯の場合、保険でクラウンは作れますか
質問者 ほうじ茶0000さん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
補綴関連
仮歯に関する質問・トラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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