9歳、中心結節の神経はレントゲンに写りますか?
相談者:
ちび丸さん (9歳:女性)
投稿日時:2025-10-16 22:25:09
9歳の子供ですが、生え変わった下5番に中心結節を見つけ、かかりつけの歯科に行きました。
中心結節の突起部分に神経が入り込んでいるのか知りたくてレントゲン撮影をお願いしましたが、レントゲンでは分からないし、ほぼ確実に神経が入ってるはず、とのことでした。(CTではなく、デンタルx線もしくはパノラマのことです)
また反対の歯には中心結節が折れた跡が見つかったのですが、症状もなく数ヶ月経っているのでレントゲン撮影はしませんでした。
症状がなくても神経への感染は起こっているかもしれないと思いますが、確認しなくて大丈夫でしょうか。
@レントゲンで中心結節の神経の有無が分かるか
A破損後数ヶ月経って無症状の場合レントゲンを撮るべきか
について教えて下さい。
宜しくお願いします。
中心結節の突起部分に神経が入り込んでいるのか知りたくてレントゲン撮影をお願いしましたが、レントゲンでは分からないし、ほぼ確実に神経が入ってるはず、とのことでした。(CTではなく、デンタルx線もしくはパノラマのことです)
また反対の歯には中心結節が折れた跡が見つかったのですが、症状もなく数ヶ月経っているのでレントゲン撮影はしませんでした。
症状がなくても神経への感染は起こっているかもしれないと思いますが、確認しなくて大丈夫でしょうか。
@レントゲンで中心結節の神経の有無が分かるか
A破損後数ヶ月経って無症状の場合レントゲンを撮るべきか
について教えて下さい。
宜しくお願いします。
[過去のご相談]
回答1長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2025-10-16 23:21:14
ちび丸さん、こんにちは。
中心結節に限らず、神経はエックス線(レントゲン)には写りません。
神経が走行している管などから、この辺りに神経が通っているだろうな、と予想することはあります。
中心結節内の神経走行の有無の判断は、エックス線(レントゲン)では不可能だと思います。
中心結節に限らず、神経はエックス線(レントゲン)には写りません。
神経が走行している管などから、この辺りに神経が通っているだろうな、と予想することはあります。
中心結節内の神経走行の有無の判断は、エックス線(レントゲン)では不可能だと思います。
相談者からの返信相談者:
ちび丸さん
返信日時:2025-10-16 23:58:49
中本先生、ありがとうございます。
やはり、写らないのですね。
中心結節が折れることを予防するため、レントゲンで神経の有無を確認しながら少しずつ削っていくという処置がありますが、危険ではないでしょうか?
やはり、写らないのですね。
中心結節が折れることを予防するため、レントゲンで神経の有無を確認しながら少しずつ削っていくという処置がありますが、危険ではないでしょうか?
回答2船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-10-17 00:02:10
こんにちは。
像が重なってしまうのでわからないと思いますよ。
ただ、中心結節には鋭く歯髄が尖って入り込んでいる場合を予想してできるだけ早期には折れないように周囲に樹脂を流して加強しておく予防法があります。
少しずつ削れて行くならば歯髄反応で折れても歯髄が露出しないように内部に象牙質が出来てくれて大変なことにならずに済むようになるので、見つけたら生えたてのうちに加強処置をしてくれる歯科医が多いのではないかと思います。
すでに折れてしまうと何か症状があれば歯髄処置が必要になります。症状がなければ折れたものを塞ぎようがなければそのまま様子見して諦めるということになる場合がありそうですね。
一種の歯の奇形ですから残念ですが元の条件が悪いわけですから事故みたいなものですので。
>@
レントゲンでわかってもできることが限られるため、とりあえず樹脂で折れにくく加強してもらえるか?尋ねてみると良いのではないかと思います。(形態的に無理な場合もある)
>A
破折なのでレントゲンを撮っても良いと思います。
ただ、針の先のように尖っているものが折れたのですから、塞ぎようがないという場合はしばしばあります。
塞ぐ処置時に露瑞に至ると面倒なことになるので、症状がなければそのままということなのでしょう。
像が重なってしまうのでわからないと思いますよ。
ただ、中心結節には鋭く歯髄が尖って入り込んでいる場合を予想してできるだけ早期には折れないように周囲に樹脂を流して加強しておく予防法があります。
少しずつ削れて行くならば歯髄反応で折れても歯髄が露出しないように内部に象牙質が出来てくれて大変なことにならずに済むようになるので、見つけたら生えたてのうちに加強処置をしてくれる歯科医が多いのではないかと思います。
すでに折れてしまうと何か症状があれば歯髄処置が必要になります。症状がなければ折れたものを塞ぎようがなければそのまま様子見して諦めるということになる場合がありそうですね。
一種の歯の奇形ですから残念ですが元の条件が悪いわけですから事故みたいなものですので。
>@
レントゲンでわかってもできることが限られるため、とりあえず樹脂で折れにくく加強してもらえるか?尋ねてみると良いのではないかと思います。(形態的に無理な場合もある)
>A
破折なのでレントゲンを撮っても良いと思います。
ただ、針の先のように尖っているものが折れたのですから、塞ぎようがないという場合はしばしばあります。
塞ぐ処置時に露瑞に至ると面倒なことになるので、症状がなければそのままということなのでしょう。
相談者からの返信相談者:
ちび丸さん
返信日時:2025-10-17 08:26:20
回答3山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2025-10-17 15:54:25
こんにちは。
中心結節についてのご質問ですね。
>@レントゲンで中心結節の神経の有無が分かるか
神経の有無についてはレントゲンではわかりませんが、歯髄壊死かどうかは分かる場合はあります。
通常有髄歯かどうか、電気診断であらかじめ調べておいてレントゲンを撮ります。
無髄歯なら根管治療を始めます、有髄なら補強をします、不明であれば経過観察も考えます。
中心結節 https://yamadashika.jugem.jp/?search=%C3%E6%BF%B4%B7%EB%C0%E1&x=0&y=0
>A破損後数ヶ月経って無症状の場合レントゲンを撮るべきか
撮ったほうがいいと思います。
中心結節についてのご質問ですね。
>@レントゲンで中心結節の神経の有無が分かるか
神経の有無についてはレントゲンではわかりませんが、歯髄壊死かどうかは分かる場合はあります。
通常有髄歯かどうか、電気診断であらかじめ調べておいてレントゲンを撮ります。
無髄歯なら根管治療を始めます、有髄なら補強をします、不明であれば経過観察も考えます。
中心結節 https://yamadashika.jugem.jp/?search=%C3%E6%BF%B4%B7%EB%C0%E1&x=0&y=0
>A破損後数ヶ月経って無症状の場合レントゲンを撮るべきか
撮ったほうがいいと思います。
相談者からの返信相談者:
ちび丸さん
返信日時:2025-10-17 16:20:40
回答4船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-10-17 17:01:59
その部位に入り込む歯髄は先端がとても細く鋭いのが特徴と思いますからレントゲンではわからないでしょう。
レントゲンというのは見た事がおありかと思いますがとてもぼんやりしたものですからね。解剖学的組織学的な知識の裏付けを持って推測しながら読み取るというものです。
逆にいえば基礎知識を十分に持っていても読めないことも割と多いということになりますね。
ですから山田先生が回答されたように必要と判断した時に必要な別の検査を追加したりして歯科医師が総合的に考えて診断をつける(もちろん間違う場合や診断がつかない場合もゼロではありません)ものです。
折れた部位を早めに見つけて目視したら(目が良ければ見ればわかるでしょうし、歯科医の目が弱いならば拡大鏡やマイクロを使えば見えるでしょう)歯髄の穴が見えたり歯髄の充血(血流)が確認出来るので主治医はそれがどうなっているのか?確認してくれたのでしょう。
レジンで覆っても引っかかりが弱いし咬合面で何かとレジンの接着嵌合力を上回って噛むでしょうから(ハイチューとか飴やガムなキャンディー、ポテトチップスとか何かとグニョっと固ってくっつく物を子どもは好んで食べますよね)すぐに外れる場合が多いでしょうからそういう特殊な奇形部分の定めというか、まあ、そういうものだという事でしょう。
お気持ちはよくわかりますが、あいにく内容はかなり一般的なやり取りではないかと思いました。
過保護な治療を受けたがる方もおられると思いますが過剰診療になって後にしなければよかったとなる場合もありますよ。治療を長期に成功させるためには何かと犠牲を伴う場合もよくありますからね。
削ったり薬剤で痛める必要もなかったのに望んでされてしまったのねという事になるといけませんから、おかかりの歯科医の判断にお任せいただいても良いのではないでしょうか?
リスクのある部位をお持ちなのですから歯科医がお勧めする間隔で、治療終了後もチェックやクリーニングを受けられるのが良いのでしょう。
レントゲンというのは見た事がおありかと思いますがとてもぼんやりしたものですからね。解剖学的組織学的な知識の裏付けを持って推測しながら読み取るというものです。
逆にいえば基礎知識を十分に持っていても読めないことも割と多いということになりますね。
ですから山田先生が回答されたように必要と判断した時に必要な別の検査を追加したりして歯科医師が総合的に考えて診断をつける(もちろん間違う場合や診断がつかない場合もゼロではありません)ものです。
折れた部位を早めに見つけて目視したら(目が良ければ見ればわかるでしょうし、歯科医の目が弱いならば拡大鏡やマイクロを使えば見えるでしょう)歯髄の穴が見えたり歯髄の充血(血流)が確認出来るので主治医はそれがどうなっているのか?確認してくれたのでしょう。
レジンで覆っても引っかかりが弱いし咬合面で何かとレジンの接着嵌合力を上回って噛むでしょうから(ハイチューとか飴やガムなキャンディー、ポテトチップスとか何かとグニョっと固ってくっつく物を子どもは好んで食べますよね)すぐに外れる場合が多いでしょうからそういう特殊な奇形部分の定めというか、まあ、そういうものだという事でしょう。
お気持ちはよくわかりますが、あいにく内容はかなり一般的なやり取りではないかと思いました。
過保護な治療を受けたがる方もおられると思いますが過剰診療になって後にしなければよかったとなる場合もありますよ。治療を長期に成功させるためには何かと犠牲を伴う場合もよくありますからね。
削ったり薬剤で痛める必要もなかったのに望んでされてしまったのねという事になるといけませんから、おかかりの歯科医の判断にお任せいただいても良いのではないでしょうか?
リスクのある部位をお持ちなのですから歯科医がお勧めする間隔で、治療終了後もチェックやクリーニングを受けられるのが良いのでしょう。
回答5顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2025-10-17 18:26:07
Q1 「中心結節」と「デンタル」をキーワードにして検索してみるとその中にここの回答者の井野先生のHPがヒットしました。
http://eedental.jp/ee_diary/2019/01/post-1854.html
これをみると4番には歯髄腔があるようにもみえます。
Q2 撮影した方がベターだと思います。もちろん寒冷診や電気診も加えた方がより正確な診断に近づくと思います。
処置方針はCR充填もありますがより柔らかくて歯牙と一緒に少しずつすり減ってくれる作用を期待して、グラスアイオノマーセメント充填という考え方もあります。
http://eedental.jp/ee_diary/2019/01/post-1854.html
これをみると4番には歯髄腔があるようにもみえます。
Q2 撮影した方がベターだと思います。もちろん寒冷診や電気診も加えた方がより正確な診断に近づくと思います。
処置方針はCR充填もありますがより柔らかくて歯牙と一緒に少しずつすり減ってくれる作用を期待して、グラスアイオノマーセメント充填という考え方もあります。
相談者からの返信相談者:
ちび丸さん
返信日時:2025-10-17 21:32:29
相談者からの返信相談者:
ちび丸さん
返信日時:2025-10-17 21:43:18
| タイトル | 9歳、中心結節の神経はレントゲンに写りますか? |
|---|---|
| 質問者 | ちび丸さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 9歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯の形の異常 小児歯科治療 その他(診断) レントゲン写真 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。








