インレー装着後、同じ歯の隣接面にレジン治療はよくあることか

相談者: 下石さん (39歳:男性)
投稿日時:2025-11-02 06:02:10
歯の頭の部分の銀歯セラミックインレーに変えて貰う治療をして貰い、隣の歯も虫歯と言う事で、治療してもらっている最中です。

セラミックを入れた歯の横の部分隣接面?も虫歯」

と言われてレジンを使って治療されました。

終わった後のレントゲンを見ると上の部分の大半セラミック、セラミック被ってない、わずかな隙間にレジンという同居の様な感じになってました。
 
セラミック治療終了とレジン治療は1週間しか空いてません。


素人なりに考えてみると

「どうせなら最初に陰の部分の虫歯も見つけて一緒にセラミックにして欲しかったかな」

と思いました。

こういう事ってまあまあある事なんでしょうか?

強度の問題やレジンの隙間からばい菌が入ってセラミック共々と全滅の未来とか無いのでしょうか?

まあまあある事だったり、技術的に不可避ならしょうがないかなとは思ってはいます。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-11-02 08:29:15
こんにちは。1歯2窩洞という治療のやり方になりますね。

セラミックインレーの治療にはセラミックインレー用の窩洞形成を必要としますが、インレーの場合予防形成という治療を長く成功させるために必要とされる余分な歯質まで取り除く必要が生じますので、歯質を余計に失います。

他方、レジン充填の場合は、治療可能ならば最低限の歯質の除去での治療が可能です。

セラミックインレー(この場合保険のCAD・CAMインレーと想定すると)とレジンでは強度は前者の方が高く物性の信頼性も高いため、大きな虫歯エリアにはセラミックインレーを使用し、小さな虫歯部にはレジン充填で対応したのでしょう。


歯をどんどん削って行かれると冠治療にどんどん近づいて行きますから、虫歯のエリアごとに分けて治療しておくことはよくされていますが、ぱっと見見た目がツギハギに見えるでしょうから見た目重視でどんどん歯を削り取って一気に大きな修復治療にするという場合もあると思います。

ままある事ではありますが、技術的に不可避ということはなく、歯をどんどん削り取っていけば一体化可能でしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2025-11-04 14:44:03
こんにちは。

極小さな隣接面カリエスであれば2回に分けて充填処置をする場合もあります。

一方隣接面カリエスを見落としていたのなら2回に分けて充填するしかありません。

>「どうせなら最初に陰の部分の虫歯も見つけて一緒にセラミックにして欲しかったかな」
と思いました

仰る通りです、一言説明があれば納得できたと思います。




タイトル インレー装着後、同じ歯の隣接面にレジン治療はよくあることか
質問者 下石さん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
セラミックインレー(陶器の詰め物)
補綴関連
回答者




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