左下7番、セラミック用に大きく削られた後でも銀歯に変更可能?

相談者: minnnさん (29歳:女性)
投稿日時:2026-02-10 09:57:35
2か月ほど前に、左下の7番のプラスチックの詰め物が欠けて取れてしまいました。
痛みがなかったため放置していたのですが、2日前くらいからじわっと痛みが出てきたため歯医者に行きました。

診察の結果、もともと5番は銀歯だったのですが、その下にも虫歯ができており、どちらも詰め物では対応できず

「銀歯かセラミックの二択」

と言われました。

説明を聞き、将来的な見た目や二次虫歯のリスクを考えて、7番はジルコニア(88,000円)、5番はハイブリッドセラミック(55,000円)にすることにしました。

そのために結構削られ、神経の保護剤を入れて、仮の詰め物をして帰宅しました。
翌日にセラミックの型取り予定です。

ただ、家に帰って調べてみると、セラミックにも欠けるリスクがあること、永久ではなく将来的にまた交換が必要になる可能性があることを知り、不安になってきました。

5番はもともと銀歯でしたが特に気にしていなかったので、「どちらも銀歯でも良かったのでは…」と後悔のような気持ちもあります。

すでにセラミック用に削ってしまったのですが、今後のことを考えると銀歯とセラミック、どちらが良いのでしょうか。
結婚式も控えており、できれば費用は抑えたい気持ちもあります。
また、この時点でもまだ変更はできるのでしょうか。

削ってしまったことが悲しく、不安です。
一般的な観点でアドバイスをいただけると嬉しいです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2026-02-10 10:09:09
こんにちは。

セラミックは割れることもありますが、割れないこともあります。
ですから、すでに割れないように大きく削ってもらっているならばそのままセラミックにされても良いのではないでしょうか?

削り方が不足してセラミックの厚みが不十分だと、強度不足で割れたり欠けたりしますが、補修として割れ方や欠け方によりますがレジンで詰めるということも可能と思います。

結婚式があるから銀歯では見た目が悪いからセラミック系に変えて欲しいというご要望は多いと思います。
見た目が良いのは白いのでセラミックですからね(ジルコニアも、ハイブリッドセラミックもセラミックに含んでしまう表現法を使うと)

一つ気になったのが、現在保険診療でもハイブリッドセラミックインレーCAD/CAMインレーと同義)は可能です。

自費でということのようですから何が違うのか?の確認をされておかれるとより納得できそうですね。

保険のCAD/CAMインレーでも、十分何年も問題なく機能してきた経緯があって保険適用になったので、保険のものでも問題ないのかもしれませんね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: minnnさん
返信日時:2026-02-10 10:44:26
船橋様
迅速かつ分かりやすいご説明をいただき、ありがとうございます。

まだ十分に理解できていない部分もあり曖昧なのですが、通院中の歯科医院では、保険適用のハイブリッドセラミックインレーの取り扱いが昨年11月で終了してしまったとのことでした。

お話を伺う中で、その選択肢も良いのではないかと感じたのですが、検討する場合は、セカンドオピニオンとして別の歯科医院を受診した方が良いのでしょうか。

見た目は気にしていないのですが、将来的に歯を残しやすいことや、虫歯の再発リスクなどを考えると、純粋にどの素材を選ぶのが適切なのか悩んでいます。
現在の歯科医院ではセラミックを勧められていますが、利益面の影響もあるのでは…と少し不安に感じてしまっております。

また、すでにセラミックを前提として削っている歯でも、次回の型取り前であれば銀歯に変更することは可能でしょうか。

お手数ですが、ご教示いただけますと幸いです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2026-02-11 13:54:05
>神経の保護剤を入れて、仮の詰め物をして帰宅しました。
>翌日にセラミック型取り予定です。


この治療費が保険であれば、保険の銀歯も入れられると思います。

一旦自費の料金を支払ってから保険に戻すことは、混合診療にあたり禁止されていると思います。

また契約等で支払い条件が決められていると、キャンセル料が発生する場合もあると思います。


>すでにセラミックを前提として削っている歯でも、次回の型取り前であれば銀歯に変更することは可能でしょうか。

物理的かつ物性的には可能ですが、嫌がられると思います。
それは材料費の金属代が余分に掛かるからですね。

現在の金価格で金銀パラジウム合金という保険材料を使うと、大幅な赤字治療になることが想定されると思います。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2026-02-12 18:05:20
ハイブリッドセラミックインレーの取り扱いが昨年11月で終了

保険診療も行っている歯科医院では、HPに厚生労働省地方厚生(支)局届け出のご案内を掲載する決まりがありますので、ご確認をされることも出来たかもしれませんね。

セカンドオピニオンで別の歯科医院に行かれても、現在通院中の歯科医院と別の歯科医院では別の施設ですから施設基準届け内容は異なるでしょうから、意味がないとおもいます。

何か不具合やご不満が生じて転院されるのであれば、転院先では新たな初診と必要な各種検査から始まる可能性が高いと思いますので2度手間になると想像します。

すでに深い形成が行われているならば、現在通院されている歯科医院で継続診療を受けられるのが一般的だと思います。


虫歯の再発リスクと修復物の破折リスクは異なるため、次回からは修復物が破折したら(今回は詰め物が欠けたのを放置)できるだけ早めに歯科医院を受診いただくと厳密に言った場合の2次虫歯になる前に、再修復治療が可能だと思いますよ。

また通常、メタル修復の場合は、合着というくっつけ方を使いますが、セラミック修復やレジン修復、ハイブリッド修復の場合は、接着という接着法を使うのが一般的になっていますから、接着をしっかり行ってくれていれば2次虫歯は生じにくいと思います。

合着の場合は合着用セメントは力がかかり続けると崩壊してしまう為よく2次虫歯が生じますからね。

保険のCAD/CAMインレーの評価が高いのは、修復物をくっつける際に接着という仕組みを使うことから、破折が生じても早い受診によって2次虫歯は生じずに単に破折部の再修復治療だけで済むことが多く報告されているからというのもあるでしょう。

どの素材を選ぶかですが、個人的には保険のCAD/CAMインレーで十分なケースは多いと思っています。
そのために深く削ってあるのですよね??

ジルコニアインレー用の形成はハイブリッド用よりも薄くて細くて可能なので、7番はジルコニアインレー用に形成されていてその形成でも大きく削られてショックを受けられているならばメタルインレーかジルコニアインレーに留まっておかれるが良いのではないかと思います。

ハイブリッドセラミック用に更に大きく形成されるのは、お嫌なのですよね?

セラミックインレー用の形成と、メタルインレー用の形成は厳密にいえば形が異なります。

型どり前であれば型取りの日に形成を追加することは可能ですから(メタルインレー用にベベルという追加形成をつけたり、素材の熱伝導性を考慮して裏層を追加するなど)どうしても変更を強く希望されるならば予約日前までに電話等でご相談いただいてよいのではないかと思います。(当日は予約内容が変更されると、予約枠の時間が確保できていない可能性が生じるので早めが望ましいです)

自費のインレーは高価に感じられるかもしれませんが、毎日毎日休まず使ってしかも健康に役立つものです。
88,000円の自費治療が1年問題なく使えれば1日241円程度のご負担という程度です。

1年で破折するような自費治療の内容では普通しないと思いますから(万が一そうなったら保証の範囲として無料でやり直してくれるかも?)、例えば5年問題なく御使用いただきますと1日48円です。
10年問題なければ1日24円程度。
20年問題なければ1日12円。(多分、88,000のうち8,000円は消費税ではないかと想像します。)

ハイブリッドセラミックは樹脂ベースで使用とともに削れていきますし、吸水性ゼロではなくそれ自体ジワジワと汚染されていきますから、ずっと綺麗なままのジルコニアインレーのほうが良いのかもしれませんよね。


とはいえ、どのような治療を受けられたとしても定期的に不具合が生じてきていないかのチェックと、何かあった場合、微調整を受けられる定期検診に組み込んでいただくのが、本来は望ましいとお伝えしておきたいと思います。




タイトル 左下7番、セラミック用に大きく削られた後でも銀歯に変更可能?
質問者 minnnさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
オールセラミック(陶器の被せ物)
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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