耐用年数の話も無しに、詰め物をされました!

相談者: ショックっ子さん ( : )
投稿日時:2007-05-20 01:08:00
四年か五年前だと思われますが、そのころあまり歯を磨かなかったため歯茎の出血がありました。

で近所の歯医者に相談に行き、歯垢を落としました。

で、その時出血している前歯のあたりに「プラスティックをつめます」と言われてプラスティックで埋めました。

で最近気付いたのですが、上の一番の間が虫歯になっていました。

知り合いの勧める歯医者に行ったのですが、「虫歯で治療したところが虫歯になってます」と言われました。

話によるとプラスチックは長くても三年の耐用年数しかないそうなんですが、出血で相談した時はそんな話は全くされませんででした。

前歯に関しては永久歯に生え変わってから今回の一件までは一回も虫歯になったことはありません。

治療が必要になったのは上の1、2番なのですが、あんまり頭にきたもんで、今行ってる歯医者で証拠写真を撮ってもらって法的手段に訴えようかと考えています。

仮に出血を予防する目的でプラスティクを入れるにしたって、耐用年数の話をしないのはおかしいです。

それにだいたい元々歯垢を落としたら基本的に治療終了で、薬用はみがきかなんか使ってこまめに歯磨きしていれば出血に関しては問題なかったと思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-05-21 01:03:00
せっかく詰めたところを、再治療しなければいけなくなって大変ですね。

最初の医院で治療されたところが、虫歯でなかったところを治療されてしまったということですか?

虫歯というのは必ずしも黒く色が変わるわけではありません。むしろ、僅かにグレーっぽかったり黄色かったりすることのほうが、場合によっては表から見ただけではわからないことも良くあります。

最初に治療したところが本当に虫歯だったかどうかが1つ目の問題ですね。
しかし残念ながら今となってはわからないと思います。

上の1,2番が虫歯ということですが、プラスチックを詰めたところと別のところに虫歯が出来ているのでしょうか。

4・5年で新しい虫歯が出来るようなら、虫歯になりにくい(虫歯リスクが低い)とはいえないかもしれません。

歯茎から出血するような状態なら、常時プラーク歯垢)がついていたと考えられますので、虫歯になっていたことも考えられます。

プラスチックの耐用年数ですが、いくつかの研究で言われている事は、平均でしかありません。

長く持つものも短いものも含めた平均です。
はっきりと「耐用年数は3年」ということは出来ません。

仮に耐用年数が短くても、もし進行性の虫歯なら、治療しなければ進行してもっと悪い結果(神経を取る)にならないうちに詰めておいたほうがいいと思います。

歯茎からの出血は歯周病が原因だと思われます。

薬用はみがきで直る事はありませんので、丁寧な歯磨きで歯垢(プラーク)を取り除いてください。

場合によっては歯科医院での治療をあわせてすることが必要な場合もあります。

はみがき材は虫歯の予防のことを考え、歯周病のための薬用より、フッ化物フッ素)入りのものを使われるといいと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-05-21 01:21:00
小牧先生がおっしゃられている通り、耐用年数というのはあくまでも目安ですから、レジン充填でもしっかりと行なわれたものであれば10年以上問題が出ないことも多々あります。

しかし、保険治療の場合、レジン充填には保障期間というものはありません。
クラウン被せ物)ですら保障は2年です。

⇒参考:詰め物インレー
⇒参考:クラウンの保障期間

保険というのはあくまでも「最低限の治療」を保障するものであり、質の良い治療・レベルの高い治療を保障しているわけではありません。

3年持てば、保険治療としての役割は十分に果たしているとも言えます。

ですので、もし法的手段に訴えたとしても、今回の件で勝つ可能性は限りなく0に近いと思います。

納得のいかない部分も多々おありだとは思いますが、訴えることに労力を使うよりも、今後どうすれば良い治療が受けられるのかということを前向きに考えて行かれたほうが、ショックっ子さんにとってもメリットが大きいと思いますよ。

歯磨き粉には歯周病予防を謳っているものも多いですが、本当に歯周病予防に効果があると思われるものは今のところありません。

しかし、フッ素入りの歯磨き粉は虫歯予防に確実に効果があることが分かっていますので、せっかく歯磨き粉を使うのであれば、フッ素入りのものを使わないともったいないですよ。

歯科医院では、十分な説明を行うのが非常に難しいのが現状です。

⇒参考:説明があまりないので、不信感がいっぱいです・・・


保険外であればじっくりと話をしてくれるところも多いので、そういった歯科医院を探すか、当サイトなどで勉強をして知識を身に付けてみて下さいね。

患者さんが歯について勉強をするということは、それ自体が治療の一部だとも言えますので。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ショックっ子さん
返信日時:2007-05-21 03:19:00
一つ聞きたいんですが、前歯にプラスティクを詰めたとき、削らなかったんですが、虫歯で削らないなんてことがあるんでしょうかね?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-05-22 00:24:00
最近は削ることを最小限に済ませるような方法がいいといわれるようになってきています。

ショックっ子さんの場合が当てはまるかどうかわかりませんが、削り過ぎないようにするためにタービンエンジンというような機械を使わず、スプーンエキスカという器具を使い手で丁寧に虫歯を取り除く方法を使うこともあります。

また虫歯ではないのですが、楔状欠損といって、ブラシなどで削れてしまった場合は、ほとんど削らずに詰めることもあります。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-05-22 00:41:00
くさび状欠損については、こちらを参考にして下さいね。

⇒参考:知覚過敏

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-05-22 20:26:00
もうひとつ忘れていました。

日本ではあまりされないのですが、ARTといって削らずにグラスアイオノマーセメントを詰めるという方法です。

プラスチック(レジン)とは違いますが、最近の製品はほとんどプラスチックと変わらなくなってきています。




タイトル 耐用年数の話も無しに、詰め物をされました!
質問者 ショックっ子さん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 詰め物、インレーのトラブル
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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