着色と言われましたが、歯の痛みが取れません・・・

相談者: ちかさん (21歳: )
投稿日時:2007-03-13 12:36:00
こんにちは。毎回相談に乗ってくださり、ありがとうございます。

今回は治療後の歯の痛みについての質問です。

一ヶ月半ほど前に左上6番を治療しました。5番との間がC2虫歯になっており、目で見て歯と歯の間が歯茎まで黒くなっているのが分かる状態でした。

治療では虫歯歯を削り、虫歯になった場所が神経から遠いと言われ、レジンで充填しました。

治療前から冷たいものがしみており、治療後も痛みはありましたが、神経の治療中のダメージだと思い、様子を見ることにしました。

しかし、ここ2週間ほどで、痛みがますようになり、現在はその歯から左のこめかみまでがズキズキと痛み、微熱が続いています。

また、歯茎まであった歯の間の黒い部分は、ほぼきれいになったのですが、まだ、6番と5番の間、歯茎と接する所がまだ黒く残っています。

歯医者さんに質問したところ、これは着色汚れだと言われました。

しかし、一ヶ月近く、毎日歯磨きフロスと行っても一向に取れないことと、歯の痛みが取れないことから虫歯が残っているのではないかと不安です。

これは治療中の神経のダメージなのか、もしくは虫歯の取り残しなのか、他の原因が考えられるのか教えてください。

補足ですが、現在、右下6番と7番にC2一歩手前レベルの虫歯があると言われています。この歯はまだ治療していません。甘いものを食べると少し痛みますがすぐ収まります。普段は痛みません。

虫歯がある場合、他の歯が痛くなることはあるのでしょうか。

最後の質問ですが、治療後の歯の痛みが取れない場合、神経を抜くしかないとよく聞きますが、痛みがまだ我慢できる場合は神経を取らずに残しておいた方がよいでしょうか。

神経を抜かなかったために痛みがひどくなる場合はありますか。
神経を抜くことのメリット・デメリット・リスクについて教えてください。

長くなりましたがよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-03-13 19:13:00
こんにちは。

えーと、回答にもしもれがあればまた指摘して下さい。


【治療後の痛みについて】

文面からだと悪化してきている様子ですので、これ以上我慢しないで、次の手を考えた方が良さそうな感じがします。

詰め直しか、場合によっては神経も・・
その辺の判断は実際に処置をする先生に委ねて下さい。

原因はわかりませんが、取り残し、接着不良、処置時の過度の発熱、過度の乾燥、細菌の押し込みによる強い刺激など色々考えられます。

ですが究明することは困難だと思います。


【着色について】

黒いんだけど虫歯ではない、という状態を着色と呼び、取り除く必要性はありません。

フロスなどでこすって落ちるものでもありませんが、痛みと直接の関連はなく、取り残しという心配もないと思いますよ。診断が正しいという前提ですが。


【右下6,7番の症状について】

自覚する痛みと、虫歯の深さについてはあまり関連がありませんので、なんとも言えません。

ですが、どこかの歯が痛みを感じているときに、関係ない歯が痛く感じたり、刺激に対して過敏に感じることはよくあります。

⇒参考:関連痛連関痛

また、あまりに長期間我慢していると、痛みがひきにくくなるとも言われます。
まずは一番確実に悪い歯から治療を始めた方がいいと思いますよ。


神経を抜くことについて】

本当に仕方がない場合は抜く他ありませんから、どこまで我慢できるかよりも、担当の先生とよく相談して判断して下さい。

患者さんにとってのポイントがあるとすると、初回治療です。
根っこの治療で成功率が高いのは初回だけです。

きちんとした治療を受けられれば90%以上と言われます。

ところが失敗して、何年か経ってから再度膿がたまってきてしまうと、成功率が50%ぐらいにまで減少してしまいます。

そしてその後何度か同じ治療を繰り返すうちに歯が薄くなって割れて抜歯・・みたいな、悪いサイクルに陥る危険性は否定できません。

だいぶ苦労されてますが、良い治療が受けられるといいですね。




タイトル 着色と言われましたが、歯の痛みが取れません・・・
質問者 ちかさん
地域  
年齢 21歳
性別  
職業  
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
むし歯 治療後の痛み
歯の変色・着色
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい