ちゃんと歯が磨けているのに、歯周病が進んでいく!?

相談者: Y.Sさん ( : )
投稿日時:2006-08-13 01:34:33
はじめまして、今回非常に悩んでいる事でご相談させていただきます。

概況ですが、現在26歳で、一時期口腔ケアをまじめに行わなかった時期が長期に渡ってあり、それ以来歯周ポケットの深さと口の渇き、口臭に悩んでおります。

自分に他覚的な口臭がある事がわかり、それ以来口腔ケアを少しずつ改善してゆき、現在は毎日のしっかりした歯磨きフロスの使用でプラークスコアは10%程度に抑えられているようで、歯科衛生士さんからもかなりきれいに磨けていると言われていますが、2年ほど前から疲れた時や食事の後に歯茎の痛みやむずかゆさがあり、食べものでは、かたいものやカリカリしたものは歯茎の皮がむけたようにボロボロになって痛くなるため食べれません。

2年前あたりからの定期的なブローピングテストでは、検査するたびに2〜3mm、3〜4mm、4〜5mmと次第に深くなってゆき、検査時の出血がかなり多いようです。

しかし、歯科医院に相談しても目視では歯茎の炎症が進んでいないと診断され、問題ないとされております。

治療は歯表面のスケーリングブラッシング指導のみで、ブラッシングをしっかり行っているにもかかわらず、深い歯周ポケットの部分と検査時の出血のある部分の多さに先生も疑問を感じていたようでしたが、結局はブラッシング指導と1回のスケーリングで様子を見る事となりました。

また、1年前くらいに歯が痛くなった時期があり、虫歯歯周病検査をしても問題無いようでしたが、歯の噛みあわせとすり減り具合から歯ぎしりの可能性を指摘され、現在はマウスガードを装着して寝ています。

他に慢性的な症状としてだ液の分泌が少なく、常に口の中が渇いてる状態で、水を飲んでもトイレに行きたくなるだけで改善しないため、常にガムを噛んでいる状態です。

このような状態から教えていただきたい事がいくつかございます。

まず、目視では歯茎の炎症が進んでおらず問題はないと診断されてますが、定期的なブローピングテストでは検査するたびに2〜3mm、3〜4mm、4〜5mmと次第に深くなっており、次第に歯周病が侵攻しているように感じます。

歯茎の表面がきれいでも歯茎内部で歯周組織が破壊され歯周病が侵攻する症例は通常ありえますでしょうか?

次に、歯周組織が治癒していった場合、最初に歯肉上皮の修復が早く、歯根膜の修復が一番遅いようで、このような歯肉上皮がある程度修復していっている途中で、歯肉縁下の細菌の分解物を除去する目的でルートプレーニングなどを行ったとしても問題ないでしょうか?

最後に上記のような私の症例で治療対象となった場合、どの様な治療法が考えられますでしょうか?

手遅れにならないうちに対処したいのですが、いったいどうすれば良いのか解らず、ほとほと困っている状態であります。

ぜひアドバイスをお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2006-08-13 01:34:33
プラークコントロールスコア10%とはすごいですね!
ご自分の状態についてもかなり勉強されているようで感心します。

ちゃんと歯が磨けているのに歯周病が進んでいくということですが、文面から察するに「侵襲性歯周炎」の可能性が考えられます。

これは、ちゃんとした歯磨きをしていても治らない難治性の歯周病です。

通常、歯周病というものは35歳頃から少しずつ発症する場合が多いのですが、若いうちから歯周病が発症する場合にはこの侵襲性歯周炎の可能性が高くなります。

侵襲性歯周炎の特徴は、高い確率で家族内にも同じ症状の人がいるということです。もしもご両親が若いうちに歯周病の既往があったのであれば、非常に高確率で侵襲性歯周炎だと思われます。

その他の可能性としては、壊死性潰瘍性歯肉炎の可能性も考えられます。これは、「歯茎の皮がむけたようにボロボロになって痛くなる」という文面から推測させて頂きました。

どちらの病気だったにせよ、これらは通常のプラークコントロールだけでは治りません。プラークコントロールが出来ていることは必須条件なのですが、その他に薬物療法、場合によっては外科手術が必要になります。

特に重要なのは細菌検査と薬物療法です。細菌検査で病原菌を特定し、その菌に効果のある抗菌剤抗生物質)を内服するという方法です。これらは歯周病の治療に特に力を入れている歯科医院では行われていますが、その数はかなり少ないのではないかと思います。

私がそのような歯医者を知っていれば教えて差し上げられるのですが、あいにく東北地方でそのような治療を行っている歯科医院は知りません。

最も行っている可能性が高いのは大学病院なので、一番近くの大学病院を受診されるのが今の状況ではベストではないかと思います。(ただ、大学病院の治療のレベルも多少疑わしいところはあるので、絶対にそのような治療を行っているとは言い切れませんが・・・)

あと、「このような歯肉上皮がある程度修復していっている途中で、歯肉縁下の細菌の分解物を除去する目的でルートプレーニングなどを行ったとしても問題ないでしょうか?」という質問に対してですが、歯周ポケットが深くなっているということは歯周病が進行していることを意味するので、歯周組織は治癒していっていません。なのでルートプレーニングは必要ですし、ルートプレーニングでも十分に歯石が取れないのであれば、歯周外科手術も必要となります。

とりあえずは、歯周病の薬物療法を行っている歯科医院を探す、又は大学病院を受診することが必要だと思います。

今私は、それぞれの歯科医院がどのような治療を得意としているのかを調べるシステム「ネットカウンセリング」を製作しているところです。これが完成すれば、Y.Sさんのような人が自分に合った歯科医院を探すのが難しくなくなるのではないかと思い頑張っていますので、ご期待下さい。




タイトル ちゃんと歯が磨けているのに、歯周病が進んでいく!?
質問者 Y.Sさん
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職業  
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
歯周病に関するトラブル
侵襲性歯周炎(若年性の歯周病)
回答者




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