全顎矯正と部分矯正の違い
相談者:
雪りんごさん ( : )
投稿日時:2006-05-19 09:11:46
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2006-05-19 09:11:46
部分矯正(MTM)の定義ということですが、簡単に違いを説明すると、
・全顎矯正・・・全ての歯を動かす。(全歯にブラケット又はバンドを装着)
・部分矯正・・・一部の歯を動かす。(ブラケットやバンドを付けない歯もある)
ということでしょうか?
ただ、治療の難易度としては部分矯正の方が高いことが多いです。
というのも、矯正で歯を動かすのは簡単ですが、歯を動かないようにするのは難しいからです。
部分矯正では全ての歯にブラケットを付けるわけではないので、アンカーに気をつけないと動いて欲しくない歯まで動いてしまうことがあります。
もちろん全顎矯正でもありうることですが、部分矯正のほうがアンカーが少ない分動きやすいです。
ただ、最近では矯正用のミニインプラントなどもありますので、これらを使うことによりアンカーの問題はかなり解消できるのではないかと思います。
そのほかにも色々な違いがありますが、矯正はあくまでも治療の一手段だと私は思っています。
トータルで良い治療を行うためには全顎矯正、部分矯正だけではなく、歯周病や補綴、インプラントなど幅広く勉強して、総合力としての診断能力・技術を身に付ける必要があると思っています。
・全顎矯正・・・全ての歯を動かす。(全歯にブラケット又はバンドを装着)
・部分矯正・・・一部の歯を動かす。(ブラケットやバンドを付けない歯もある)
ということでしょうか?
ただ、治療の難易度としては部分矯正の方が高いことが多いです。
というのも、矯正で歯を動かすのは簡単ですが、歯を動かないようにするのは難しいからです。
部分矯正では全ての歯にブラケットを付けるわけではないので、アンカーに気をつけないと動いて欲しくない歯まで動いてしまうことがあります。
もちろん全顎矯正でもありうることですが、部分矯正のほうがアンカーが少ない分動きやすいです。
ただ、最近では矯正用のミニインプラントなどもありますので、これらを使うことによりアンカーの問題はかなり解消できるのではないかと思います。
そのほかにも色々な違いがありますが、矯正はあくまでも治療の一手段だと私は思っています。
トータルで良い治療を行うためには全顎矯正、部分矯正だけではなく、歯周病や補綴、インプラントなど幅広く勉強して、総合力としての診断能力・技術を身に付ける必要があると思っています。
タイトル | 全顎矯正と部分矯正の違い |
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質問者 | 雪りんごさん |
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性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 部分矯正・限局矯正(MTM、LOT) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。