質問 |
ふろーと 2025/01/09(Thu) 22:05
上6番の歯ぐきが腫れた痛い状態がもう6年続いています。
歯科医でクリーニングをしてもらうと痛みは和らぎますが、じんわりとした痛みはあります。
時には歯ぐきが大きくぷっくり腫れ痛みが強くなると、抗生物質が処方され、抗生物質を服用すると腫れはひきます。
かかりつけの歯科医は顕微鏡下での根管治療を行っている歯科医ではないし、すでに40年くらい前に一度治療した歯でもあり、医師は「クリーニングしながら様子を見るしかないかなー」という治療方針のようです。
再度の根管治療は相当難しいだろう、根管治療が不可能なら抜歯だ、しかし歯を失いたくないという思いから、この様子見の状態を続けてきましたが、我慢できる範囲とは言え、痛みから完全に解放されることがないため、最近は最終的に抜歯→インプラントでもいいから、根本的な治療を望むように私の気持ちは変化してきました。
そこで質問ですが、
1.歯ぐきが腫れている状態でも、根管治療専門医を訪れることで治療に至る可能性はあると思われますか。
2.インプラントは上6番の歯の場所でも可能ですか。
3.インプラントはかかりつけ医でもできるようですが、専門でない一般歯科医院でもできる治療方法でしょうか。
よろしくお願いします。 |
回答1 |
井野泰伸 2025/01/10(Fri) 09:07
こんにちは、
>1.歯ぐきが腫れている状態でも、根管治療専門医を訪れることで治療に至る可能性はあると思われますか。
根尖病変が原因であれば治せる可能性はありますが、個人的な経験では何度も抗生剤で長年散らしてきた歯は骨も大きく無くなっている場合があり、更に根尖口外感染も起っている可能性まで出てくるので予後が悪い場合も多いです。
個人的には抗生剤で散らすのか2回までですね。
ただ、この辺りの考え方は先生毎に違いがありますが何度も散らしていると骨が大きく減ってしまい、次の部分入れ歯、ブリッジ、インプラントの難易度がどんどん上がります。
>2.インプラントは上6番の歯の場所でも可能ですか。
可能だと思います。
>3.インプラントはかかりつけ医でもできるようですが、専門でない一般歯科医院でもできる治療方法でしょうか。
上顎洞との位置関係で難易度が変わってきますので、かかりつけの先生が難しいと判断された場合インプラント専門医に相談した方がいいと思います。
後、今のような根尖病変があるような歯は絶えず体全身に負担をかけているという「歯性病巣感染」とう考え方もあるので、長期での抗生剤の服用は避けられた方がいいと思いますよ。
おだいじに
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返信1 |
ふろーと 2025/01/10(Fri) 20:20
井野先生、ご助言ありがとうございます。
今日、かかりつけ医を受診したところ、腫れているのは6番と7番の間、問題があるのは7番の歯だと思うとのこと。
6番の歯は治療したことがない歯ですが、7番の歯はすでに一度治療してある歯とのことでした。また7番の歯は抜歯になったとしてもインプラントはしないとのことでした。
かかりつけの先生からは今後の治療方針は出ませんでした。とりあえず抗生物質が出て、腫れがひいたらクリーニングとのこと。
今後、考えられる治療としては
1.被せてある銀を外して、根管の治療をやり直す
2.治療しきれないようなら抜歯
でしょうか?
教えてください。
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返信2 |
ふろーと 2025/01/10(Fri) 20:46
井野先生、ご助言ありがとうございます。
今日、かかりつけ医を受診したところ、腫れているのは6番と7番の間、問題があるのは7番の歯だと思うとのこと。
6番の歯は治療したことがない歯ですが、7番の歯はすでに一度治療してある歯とのことでした。また7番の歯は抜歯になったとしてもインプラントはしないとのことでした。
かかりつけの先生からは今後の治療方針は出ませんでした。とりあえず抗生物質が出て、腫れがひいたらクリーニングとのこと。
今後、考えられる治療としては
1.被せてある銀を外して、根管の治療をやり直す
2.治療しきれないようなら抜歯
でしょうか?
教えてください。
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回答2 |
井野泰伸 2025/01/11(Sat) 09:10
病態含め一度セカンドオピニオンなどでどういう状況なのか、他の先生に聞いた方がいいと思いますよ。
>とりあえず抗生物質が出て、腫れがひいたらクリーニングとのこと。
処置自体が漠然としていて、原因などが全く推測できません。
まず歯のどこが悪いのか!?
歯を家に例えれば、家の基礎が悪いのか、家自体が雨漏りしているのか、家を支える土地が悪いのか!?
悪い部分に対して適切な処置をすれば治る可能性はありますが、家半分が腐っている状態でハウスクリーニングをしてもそれは殆ど意味がありません。
日本の場合保険治療があるので、歯科医院による差というのは明記できませんが、先生毎に得意・不得意分野がどうしても存在してしまいます。
中でも神経の治療(根管治療)などは手間と道具、技術が要求される治療の割には保険点数が低いのであまりやりたがりませんし、難しいのでなかなか治りません。
今回のケース、まず歯周病なのか根尖病変なのかでアプローチが変わってきますので、まずは患者さん自身がどのような病態なのかを理解しない限り、この繰り返しが延々に続いてしまいます。
ですから他の先生に一度診てもらった方が解決は早いと思いますよ。
おだいじに
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返信3 |
ふろーと 2025/01/11(Sat) 20:48
井野先生ありがとうございました。
歯科医を探したいと思います。
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