質問 |
ワカモ 2025/08/01(Fri) 16:14
プラスチックの下が虫歯かもしれない?と言われました。
右上の4番・5番です。
・2月の定期検診で、4番の後ろに「初期虫歯がある」と言われました。再石灰化?が促されて改善するかもしれないとのこと
・レントゲンを一応撮って、大丈夫そうということで経過観察
・4月の定期検診でも、経過観察。
・7月末の定期検診ではその歯について触れられなかったので、自分から聞いてみたところ、
・4番と5番の間にプラスチックがあって、その下が虫歯になってるかもしれない。削ってみないとわからない。
・見たところ大丈夫そうではるが、削ってみないとわからない。
・心配だったら削って確認してみるが、削った場合、また型を取って詰め物を作る必要がある。
……ので、どうしますか?と聞かれました。
虫歯が大きくなるのは怖いですが、本来削る必要がなかった詰め物を削るのもどうなんだろうと思います。
一旦経過観察でと伝えて帰宅したのですが、
こういう場合はどのような治療をするのが良いのでしょうか?
虫歯チェックのために定期検診に来ているのに、自分で聞かないと気づいてもらえなかったこともちょっと不信感があるのですが、
このクリニックでは、以前も「経過観察で」と言われていた初期虫歯が、「削ったら深い虫歯になってました」ということがあり、このまま経過観察で良いのか不安です…。 |
回答1 |
井野泰伸 2025/08/01(Fri) 17:48
>4番の後ろに「初期虫歯がある」と言われました。
>4番と5番の間にプラスチックがあって、その下が虫歯になってるかもしれない。
ちょっと言っている内容が違う気がしますね。
>……ので、どうしますか?と聞かれました。
これは実際診ている先生でも診断が難しいので、患者さんの希望を聞いたのだと思います。
>こういう場合はどのような治療をするのが良いのでしょうか?
心配であれば治療を行った方がいいと思いますが、治療したことにより今より悪い状況になることもあり得ます。
心配であれば、セカンドオピニオンを求められるか、症状が出るまでそのまま経過観察するかでしょうか。
>虫歯チェックのために定期検診に来ているのに、
保険の健診であれば虫歯を探す為の検査はできないので、視診でささっと見る程度だと思いますから、虫歯の見逃しは出て当たり前だと思います。
咬む面に大きな虫歯があるような場合は視診で見つけれますが、歯と歯の間の虫歯などはレントゲンなどを毎回取らないと、虫歯は見逃してしまいます。
このブログのケースも上から見る限りは、全く虫歯があるようには見えませんでした。
http://eedental.jp/ee_diary/2025/06/post-2923.html
>このクリニックでは、以前も「経過観察で」と言われていた初期虫歯が、「削ったら深い虫歯になってました」ということがあり、このまま経過観察で良いのか不安です…。
あまり不安であれば、転院含め検討してみてもいいのではないでしょうか!?
個人的には虫歯は明るいライトと拡大視野で見た方が虫歯は見つけやすいです。
ただ顕微鏡を使っても歯と歯の間の歯茎付近から始まる虫歯はやはりレントゲンを撮らないと分からないこともあります。
患者さんが痛む、違和感があるなどの症状がある場合はレントゲンも保険適応になりますが、無症状で特に困っていないが虫歯があるかを調べる為に撮るレントゲンは保険適応にならないので、難しい所だと思います。
まずは他の先生に実際一度みてもらい意見を貰った方がいいと思いますよ。
おだいじに
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返信1 |
ワカモ 2025/08/01(Fri) 18:31
井野先生
ご回答ありがとうございます。
>>4番の後ろに「初期虫歯がある」と言われました。
>>4番と5番の間にプラスチックがあって、その下が虫歯になってるかもしれない。
>ちょっと言っている内容が違う気がしますね。
じつは、そうなんです。
毎回言ってることが微妙に違くて、最初は「初期虫歯だから再石灰化が促されて虫歯は消えるかも」とおっしゃったのですが、その後クリーニングしたあと、別の先生が来たら「いや〜、再石灰化はないかもね」みたいな話をされていたりして、「???」という状態です。
この右上の小臼歯〜大臼歯付近は、噛み合わせが深いせいか染みたり痛みがあって、虫歯のせいなのかどうかわからないのですが、それは伝えています。
自費であっても、安心のためなら個人的にはレントゲンを撮るのはいいのですが、
ここの主治医は、「レントゲンを撮っても実際はやっぱり削らないとわからない」という感じで、
じゃあレントゲンは意味ないのかな??といろいろ混乱しています。
転院も考えておりいろいろ調べているのですが、
・マイクロスコープ
・う蝕検知液
・ダイアグノデント
などの機器が導入されているところがいい的な情報を見つけたのですが、そうなのでしょうか?
先生のご意見は先生ごとに違ったり、実際に診てもらったりしないとわからないので、歯医者さん選びが大変だなと思っています。
なので、マイクロスコープ?とかで客観的に診てもらえたほうがいいのかなと思ったりしていますが…。
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回答2 |
井野泰伸 2025/08/02(Sat) 09:28
>・マイクロスコープ
〇:いいと思いいます。
>・う蝕検知液
これは治療中に使う薬液で、虫歯を探す為にはつかいません。
治療の際には使用してもらった方が虫歯の取り残しが減らせます。
>・ダイアグノデント
〇:いいと思います。ただ大きな詰め物などが入っているとちょっと不向きです。
診断というのは先生の能力が大きくものいうものになるので、保存歯科学会などの先生の方が個人的にはいいと思います。
おだいじに
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回答3 |
Dr.ふなちゃん 2025/08/04(Mon) 15:14
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
実際にどうなっているのか?歯科医の説明がわかりにくいのだろうなと思いました。
言葉での説明だけではわかりにくい物でも、画像を共有できるようにして目視可能にして貰えばわかっていただけることは多いですから、最低でも口腔内撮影してくれて巨大なチェアーサイドディスプレに映し出してくれて、それをズームインで確認させてもらうようにしておけば患者さんに情報共有されて何をどう問題視して歯科医も判断を迷っているのか?問題点を共有できるものと思います。
それがより簡単なのがマイクロでの撮影ということでマイクロを推奨することになるとは思いますが、マイクロが必須という訳ではないため、虫歯の診断時説明時のマイクロ使用には保険の点数加算はありません。(なので自費でするかサービスか?になります)
初期虫歯の管理には口腔内撮影が必須とされていますから、問題の部位を積極的に写真撮影してもらうことは可能ではないかと思います(初期虫歯の管理時に口腔写真撮影は保険点数がついています)
かかりつけ歯科医を選ぶ際は、初期虫歯の管理を保険診療で行ってもらいたい場合、口腔管理体制強化型の施設登録がなされていることが必要です。(以前のかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)
登録歯科医院では積極的にお口の状態を口腔内撮影してくれてそれの経過を保管管理してくれると思います。撮影してそのままというよりもそれを診断や予防管理に積極的に利用してくれるものと思いますから、
チェアーサイドに大きなディスプレイが設置されていたりして画像を共有することで患者さんにも問題点を共有して治療介入時期のご相談に使ってくれたりするのではないかと思います。(全て保険診療の範疇です)
拡大された画像とレントゲン検査を合わせて説明して貰えば、患者さんにもとてもわかりやすい説明をしてもらえるのではないかなあと思います。
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