| 質問 |
経験も豊富で丁寧な治療を心がけてくださる先生と出会うことができ、保険内でもマイクロスコープ、おそらくラバーダム使用の治療が望めそうです。
ポストはスクリューです。
唯一気になるのはこのスクリューで、ファイバーポストに比べ、どれくらい歯の割れるリスクが高まるのでしょう?
特に再根幹治療の時が危険? 噛み合わせが深かったり、歯の当たりが強い箇所だった場合や、喰い縛りがある人は、かなりの確率で歯の中側から割れてしまうとか?
楔構造をイメージすると少々不安になります。
スクリューポストを実際に歯の中へ入れている人の割合は圧倒的に少数派?・・・などなど。
治療する歯は右上5番で、初回の根幹治療ですが、すでに根先病巣をかかえています。
私の右側の歯は上下とも磨り減りが大きく、左よりも噛み合わせが深いです。また右上7番抜歯から数年経過し、右下7番の歯が上に伸びてきていて、右上6番、たま5番にもぶつかってしまうことがあります。
歯を歯茎の中へ押し下げる矯正もあるようですが、歯根にダメージがありそうで怖くて手がだせません。
今はナイトガードの使用と、固い食べ物はあまり口にしないよう心がけています。
この掲示板でも何度か話題になっていますが、歯の欠損がまだ少ないので、歯を削らず丁寧なレジン充填で済ませたいのが本音なのですが、力に対しては弱そうな噛み合わせになっているので、やめておいた方が無難でしょうか?
また、スクリューポストにした場合に、適合のよいお勧めのクラウンというものはありますか?
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ボタンさん
2008-03-01 15:51:17 |
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| 回答1 |
スクリューポストを入れたから歯が割れやすくなるということは多分無いと思うのですが、再治療が必要になった際に、スクリューポストは非常に除去が難しい場合があります。
「除去が難しい」ということは、除去の際に歯を割ってしまったり、変な場所に穴を空けてしまうリスクが高くなってしまうということです。
ですので、再治療にならなければ特に問題無いと思うのですが、再治療になった時には根管治療の得意な先生を探して受診されることをお勧めします。
除去の上手い・下手にも、歯科医師によって非常に大きな差がありますので。
⇒参考:根管治療の専門医を探すには?
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| 回答2 |
>右上7番抜歯から数年経過し、右下7番の歯が上に伸びてきていて、右上6番、たま5番にもぶつかってしまうことがあります。歯を歯茎の中へ押し下げる矯正もあるようですが、歯根にダメージがありそうで怖くて手がだせません。
これも実際に拝見しているわけではないので一般論で書かせて頂きますが、噛み合っていなくて他の歯に悪影響を与える可能性がある歯なのであれば、抜歯したほうが良いのではないでしょうか?
残すのであれば部分矯正をしたり、反対側にインプラントを入れるなどして噛み合わせを作らないといけないと思うのですが…。
残しておけばいざという時にブリッジの土台にできるというメリットは一応ありますが、それも前の歯が抜歯になればの話ですので、まだ前の歯の状態が悪くないというのであれば、予後不安な歯を早めに抜歯して残りの歯をしっかりと守るという選択肢もありえるかと思います。
ただ、このあたりの判断は歯の状態や歯科医師の考え方によっても様々ですので、担当の先生とよくご相談頂き、不安でしたら他の歯科医院でセカンドオピニオンを求められるというのも良いのではないかと思います。
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| 返信1 |
田尾先生ご回答ありがとうございます。根幹再治療の時が大変なんですね。
ファイバーでの自費治療もしている医院なので、先生とも相談してみます。
伸びてしまった奥歯、抜歯はもったいない気もしますが、他の歯への悪い影響は気になりますので、何かしたほうがよさそうですね。
| ボタン さん
2008-03-03 23:35:34 |
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| 回答3 |
横から失礼します。
個人的にはスクリューポスト(レジンでの固定かセメントでの固定化でも違いますが)の再治療は、そんなに大変な印象はありません。
ファイバーコアも楽とも言い切れませんし、この辺りの感じ方は先生によって少し違うと思いますよ。
過去に何度も書いていますが、歯根破折のことを考えた時に重要なのは、コアの素材ではなくて残っている歯質の量です。
歯質が十分にあれば何でも良いのですから、好きな先生のお勧めでしたらお任せしても良いのではないでしょうか。
まれにネジタイプのスクリューを、時計回しで回しながら突っ込むケースがある様ですが、その場合だけは破折の原因になるかも知れませんけど。。(正しくは、時計の反対回しみたいです。)
せっかくの良さそうな先生ですから、不安な点についてはよく相談されて、話し合いながら治療を進められて下さいね。
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| 回答4 |
ここんとこ、文献ばかり読んでいるので 一言。
The International journal of prosthodontics の2007年の文献で スクリューポストとファイバーポストのin vivoでの比較を行っています。
対象患者が100人と少ないですが、その中でのランダム試験では
ファイバーポストの一年後のsurvival rate 93.5%
スクリューポストの一年後のsurvival rate 75.6%
だそうですわ。
つまり、短期的には ファイバーポストの方が良いとの事ですね。
文献嫌いですが、たまには読みます。
という報告です
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| 回答5 |
・・あ、ありますねえ。>タカタ先生
Influence of clinical baseline findings on the survival of 2 post systems: a randomized clinical trial.Schmitter M, Rammelsberg P, Gabbert O, Ohlmann B.
Int J Prosthodont. 2007 Mar-Apr;20(2):173-8.
⇒論文はこちら
ネットで確認出来る概要だけでは詳細が分からないので、今度全文取り寄せて確認してみますね。
スクリューポストの失敗の中には歯根破折も含まれてるみたいですね。
フェルールが確保出来ていれば大差はないだろうと思うのですが、数が少ないとは言え1年でこの差は嫌ですね。思ってたよりも予後が悪いかも・・。
ただこの結果がボタンさんにもそのまま当てはまるとは限りませんから、気にはしすぎず、個人的な意見としては担当の先生と相談した上で、お勧めの方法にされるのが良いかと思いますよ。
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| 回答6 |
スクリューポストはその構造上 楔効果がおきやすいのと、スクリューを締め付ける際に破折がおきやすいというのがあります。
フェルールは絶対に必要です。
フェルールがある場合には、ファイバーコアでも、メタルコアでもその生存率に有意差はありません。
ただ、フェルールがない場合には、メタルコアの生存率が高いです。
この研究では、コアの成功率はメタルコアが高いのですが、ファイバーコアではコアの脱離が多く メタルコアでは、歯根の破折が多いですね。
この辺りは、来月の学会発表に向けて、一夜漬けで、論文を購入しました。
論文を語りだすと ますます嫌なDrになっていくなぁ・・・私
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