洗口剤のコンクールFとネオステリングリーンの効果・副作用について

歯チャンネルTOP | 歯科相談室 | 歯科医院検索&マッチング | 歯科情報の広場 | オンラインショップ | 歯科関係者向け
・[2008年9月18日] 歯チャンネルのアクセス解析を公開しました
・[2008年8月8日] 歯科医院検索&マッチングシステムを公開
・[注目の歯科相談] 骨粗鬆症予防薬(フォサマック)による顎骨壊死


前のページに戻る

★歯科相談室TOP★

歯科相談掲示板

回答者紹介
>> 回答者一覧
>> 回答者登録はコチラから

⇒ 検索の上手な使い方
⇒ おすすめの歯科相談

歯の異常・トラブル
抜歯(歯が抜けた・抜く予定)
歯の痛み
知覚過敏
虫歯(むし歯)
歯の根っこの病気・異常
根管治療(神経・根の治療)
歯茎(歯ぐき)の異常・トラブル
歯茎(歯ぐき)の痛み
歯周病(歯槽膿漏)
歯列矯正(矯正歯科)
歯並び(歯ならび)
噛み合わせ(咬合)
歯軋り(歯ぎしり)
顎関節症
審美歯科・美容歯科
歯のホワイトニング
口臭
親知らず(親不知・おやしらず)
上顎洞炎(蓄膿症)
小児歯科・子供の歯
妊娠中の歯科治療
歯磨き(プラークコントロール)
舌、粘膜、唇の病気・異常
アレルギー(過敏症)
麻酔
薬剤(痛み止め、抗生物質等)
レントゲン写真
歯科恐怖症
治療費・費用
医療ミス・裁判・不信感
詰め物、インレー
クラウン(差し歯・被せ物)
支台築造(歯の土台)
インプラント
ブリッジ
部分入れ歯(部分義歯)
総入れ歯(総義歯)
衛生士・技工士・歯科助手
専門的な質問
海外
その他





文字サイズ : 普通  特大

タイトル

洗口剤のコンクールFとネオステリングリーンの効果・副作用について


質問者
DA さん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病その他
抗生剤(抗生物質)・化膿止め
薬剤その他
薬による歯周病(歯槽膿漏)治療
公開日 2008-05-19 05:56:29
回答者
田尾 耕太郎先生
渡辺 徹也先生
森川先生

質問 こんにちは。いつも勉強させていただいています。

祖父が、重度の歯周病で定期的にメンテナンスを行っているんですが、ホームケアの方がプロフェッショナルケアより時間が長いので、ネバネバ感があり、洗口剤を使用したいんですが、コンクールとネオステリンどちらがオススメとかってあるのでしょうか?

又、クロルヘキシジンを長期使用したら、味覚障害や黒毛舌になってしまいますか?

後、自費治療抗生剤を飲む周内科をやろうか悩んでいます。
少し、薬を飲むって事で(副作用など)抵抗があります。
効果ありますか?

DAさん  2008-04-19 15:43:34
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

おはようございます。
(実はまだ寝てませんが^^;)

歯周病のホームケアについてのご相談ですが、洗口剤について僕の個人的な意見としましては、特にお勧めはありません。

歯周病の治療で大切なことは徹底的なプラークコントロールですので、歯磨き(特に重度歯周病の場合は歯間ブラシの使用)は非常に重要ですが、歯周病に効くことが認められている洗口剤というのは今のところありません。

一応、0.1%以上の濃度のクロルヘキシジンのみ歯周病に効果があることが認められていますが、日本で販売が認められているクロルヘキシジン(コンクールF)は0.05%ですので、まず期待はできないのではないかな?と思います。

しかし、エビデンスはありませんが、コンクールを使ってなんとなく症状が改善したという例もあるそうなので、使うかどうかは患者さん、歯医者さんの判断になってくるかと思います。

ただ、濃度が低くても長期使用による味覚障害、黒毛舌などの問題は起こりえるということですので、そんなに確率は高くないとは思いますが、一応そのあたりのリスクは知っておいたほうが良いかと思います。

個人的には、歯科医院での徹底したスケーリング歯石取り)と、ご家庭での丁寧なプラークコントロールを行えば歯周病治療としては十分だと思いますし、それでダメならどんな洗口剤を使ったとしても保存不可能だと思っていますので、例えば外科手術後に一時的に洗口剤を補助的に使うことはありかな?と思いますが、治療効果を期待して日頃使用することに必要性は感じていません。

⇒参考:デンタルリンスや、乳酸菌入り(LS21)タブレットの効果は?

⇒参考:お勧めの歯ブラシと歯磨き粉について

⇒参考:リステリンの歯周病に対する効果について

⇒参考:3DSについて、詳しく教えてください




あと、抗生剤を飲む周内科についてですが、これも歯科医師の中では賛否両論です。

これも僕の個人的な意見ですので参考程度に読み流して頂きたいのですが、抗生物質の服用を行って効果的なのは急性の歯周病の場合のみで、すでに慢性化している歯周病の場合には意味が無いのでは?と思っています。

急性(痛みや腫れが出ている状態)の歯周病の場合であれば、抗生物質を服用して症状を改善させることにより、外科手術が早めにできるというメリットがあるかもしれませんが、これも意見が分かれるところだと思います。

抗生物質の使い方にもよるかもしれませんが、僕の知っている限りでは歯周内科で抗生物質を服用した場合、かなり強い腹痛・下痢などの副作用が高頻度で出ますので、もし歯周内科を受けられるのであれば、そのあたりについても事前に十分な説明をお受けになっておいたほうが良いと思います。

⇒参考:薬による歯周病(歯槽膿漏)治療



いろいろと書かせて頂きましたが、結論としては洗口剤や抗生物質がどうこうというよりも、

・歯科医院での徹底的なスケーリング(歯石取り)、ご家庭でのプラークコントロールができているのかどうか?

この一点に尽きるのではないか?と思います。

2008-04-20 05:56:29
回答2
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

こんにちは。
DAさんは優しいですね^^
去年亡くなった祖母を思い出しました。。

私も基本的には田尾先生と同じ意見です。
リンク先にも私の考えがたくさん書いてありますから、お読みになって下さい。

ところで、

歯周病に効果があるか】(=原因療法)
と、

【ネバネバ感に効果があるか】(=対症療法)

は、別で考えられた方が良いと思いますよ。


【歯周病に効果があるか】と言う意味では、洗口剤については田尾先生のご説明通り、おそらくないと思います。

【ネバネバ感に効果があるか】となれば、割とありそうな気はしますよ。

「歯周病に効果あり」と謳っている製品にこだわらずとも、案外保湿系のものなんかでもご祖父に合うかも知れません。

薬局の介護関連のコーナーなんかにも色々ありそうですよ。
通院先の衛生士さんに相談するのも良いかも知れません。

根本的にはきちんとした歯周治療を優先して、それでもダメなら・・と考えるべきでしょうが、とりあえずネバネバ感を。と思うなら、逆に何でもアリかと思います。


で「きちんとした歯周治療」がやはり必須になるのですが、抗生物質メインでの療法は、現在のところ「きちんとした・・」とは呼べません。

抗生物質メインではなく、オーソドックスな方法に、+α的になら捉えることは一応可能です。

私の知る、狭い狭い範囲での情報においては、抗生物質メインでの歯周治療というのは・・どうも経営的側面を感じてしまいます。

ご高齢の方が、たかがの治療のために、ある種の抗生剤にもしも耐性が出来てしまったら・・なんて心配も理解出来ます。

症例をきちんと選んで、一部の難治性の患者さんにだけ慎重に投与する方法なら良いのですが、来る患者さん全員にお金貰って抗生剤渡して、顕微鏡覗いて「ハイ良くなったでしょ」では私は信用出来ませんね。

以下の回答も参考にされて下さい。

参考⇒侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)

お大事にどうぞ^^

2008-04-20 12:48:28
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。

医科であれば、急性期でなくとも、感染症に対して抗生剤を投与することは当たり前のことですので、個人的には、内科的な方法に違和感はありません。

近年、検査の質が向上したことで、歯周病関連細菌の種類や量を調べることが、比較的簡単にできるようになってきていますので、これからはそういった方向へ進んでいくと思います。

ただ、今はまだ、歯周病関連細菌を定量的に計測して治療方針を決定することができる歯科医院は少数かと思います。(うちもやってません。)

田尾先生、渡辺先生もお書きのように、基本的な歯周治療は必須なのですが、重度の歯周病とのことですので、周内科的治療の併用も考えていいのではないかと思います。

2008-04-20 23:01:36

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

当サイト上のいかなる情報も、利用者への資料提供を目的としたものであり、けっして医師の診断を代替するものではありません。弊社は常に利用者にとって有益な情報を正確に伝えるために万全を尽くしておりますが、特に医療・健康に関する情報は、全ての個人に一様に当てはまるわけではない個別性の高い情報が数多く含まれております。したがって、当サイトの情報の利用並びにその情報に基づく判断においては、上記の特性および免責事項を十分理解した上で、また、現実的な利用においては、しかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど、ユーザーの皆様の責任において細心の注意を払って行ってください。弊社は、当サイトのサービスにより、利用者及び第三者に直接的または間接的に生じた損害について、一切の責任を負いません。


sponsored link

前のページに戻る


このページのトップへ戻る

歯チャンネルTOP歯科相談室歯科医院検索&マッチング歯科情報の広場オンラインショップ歯科関係者向け
フリー掲示板歯科リンク集利用規約運営者、会社概要サイトマップ

TOTAL   今日   昨日

最近アクセス数が増えすぎたため、カウンターが表示が一時的におかしくなることがありますが、
しばらくすれば元に戻りますのでご了承ください。