[写真あり] 親知らずの抜歯は、脳や筋肉の衰えに繋がりませんか?

相談者: es68さん (28歳:男性)
投稿日時:2010-03-22 22:45:20
⇒参考:過去の相談「根管治療、処置完了の決め手の検査」他5件



現在の親知らずの状態は上2本は両方とも虫歯C2〜3、前の歯と同じように生えています。
下2本は一方は完全埋伏、他方はほとんど埋伏状態で、レントゲン写真から両方とも真横になっていました。

担当医の説明では、プラークコントロールができない(し辛い)ことから、歯周病と手前の歯の虫歯のリスクを理由に、抜いてしまった方が良いとのことでした。
自分自身も口腔内の健康のためには抜いた方が良いことは理解しています。

しかし、親知らずを抜歯することが他の歯にとっては良いことでも、体全体を考えたときにどうなのかとても気になっています。
体に対する影響はないのでしょうか。

・神経があり、感覚があるということは、脳や周辺の細胞、筋肉への刺激が多少なりともあると思います。
それが失われるということはイコールでそれらの衰えに繋がりませんか?
脳が衰えませんか?
筋肉が衰えませんか?
表情や顔の輪郭が変わりませんか?


また、下のほとんど埋伏してる親知らずの手前の歯7番については、クラウン装着になる予定です。
この場合、抜かずにおいても虫歯のリスクは無いと思いますが、歯周病のリスクを避けるために抜くべきなのか気になっています。

歯周病リスクがどのくらいの発症率なのか、統計的なデータはあれば教えていただきたいです。
高確率で発症するものなのでしょうか。
完全埋伏、ほとんど埋伏の状態ではプラークコントロールはどうしても難しいのですか?


上の親知らずについては、炎症歯髄まで達しているようなら抜歯するつもりですが、簡単な治療で治るようであれば、将来移植に使えるかもしれないことを考え、残しておいた方が良いような気もするのですが。

お世話になっている歯科医院ではそのような打診をしても、親知らずの治療には乗り気ではないようです、、医院の方針に従い、抜いたほうが良いのか拘って残してもいいのかアドバイスいただけますでしょうか。

過去から現在まで、いたるところでたくさんの親知らずが抜かれまくっていると思いますが、あまり体に対する影響は話題になっていない気がします。
なので今さら気にするほどのことでは無いのかもしれませんが、自分自信は神経質な性格なためか、とても気になっていることです。

体への影響あるなしについては根拠があれば心強いですが、無くても先生ご自身の経験やお考え等お聞かせいただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-22 23:51:49
es68さまこんばんわ。

親知らずの抜歯をためらっていらっしゃるのですね。

基本的には親知らずを抜歯するか否かについては、御本人に決定権があるので、嫌であればその旨主治医にお伝えになっていただいたらいいと思います。

嫌がるのを押さえつけて抜歯するようなことはないと思います。

完全埋伏、ほとんど埋伏の状態ではプラークコントロールはどうしても難しいのですか?

プラークコントロールについては赤染めして磨いてみればその難易度や難しい理由はわかると思います。
今後の推移については、レントゲンを撮っておいて経過を追っかけていけばどのようなことが起こってくるかわかるでしょう。

親知らずの治療には乗り気ではないようです

私も特別な場合を除いて治療に積極的ではありませんが、充填処置が必要であればすることについてはやぶさかではありません。

抜髄については正直あまりやりたくありません、しかし頼まれれば致しますが抜歯を勧めると思います。

>あまり体に対する影響は話題になっていない気がします。

抜歯にまつわる不快なことはあるとは思いますが、抜歯してしまえばそれっきりでなんら仰るようなことはないと思います。
少なくとも私は経験ありません。

抜歯の是非については主治医と相談なさって決めていただけばいいことだと思います。
参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-23 07:47:32
おはようございます。

山田先生のご意見とほぼ同じです。
補足いたしますと、

クラウン装着になる予定です。この場合、抜かずにおいても虫歯のリスクは無いと思いますが

これも親知らず埋伏の状態によってはリスクがゼロとは限りません。
7の後ろ側の歯根面(クラウンの更に下方)が虫歯になることはあり得ます。

es68さんのご年齢ですと、何年も様子を見て抜歯するよりも早めのほうが良いようにも思います。
例えば40歳代になってから抜歯したとすると、7番への影響を全て取り去ることは難しいからです。

全体的な状況は主治医の先生が一番ご存知ですので、良くご相談されて下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-23 08:35:31
ご相談ありがとうございます。

そのような状態については、親知らずの抜歯が最も好ましい結論であることは、ご担当の先生やご自身、そしてお二人の回答者と全く同意見です。

体への影響をお考えのようですが、抜歯後の口の中の変化を含めて必ず出ます。

例えば歯を含め口という全体と脳への影響は、最近評判の脳番地という加藤先生のお説の通り、とても関連が大きいと大昔から言われています。



ただし、同じ1本でもちゃんと噛んでいない親知らずと、単純に隣の7番のように噛んだり、他の健康を支える強大な力を発揮する歯と比べると影響度合いは全然違います。
脳や身体への影響は、他の大切な28本の歯と親知らず4本と比較してどちらを残すほうが有利かと決断する必要があります。



親知らずを残すことによって、隣の7番をむし歯歯周病で将来失うリスクはとても少なくありません。
かぶせてあっても同じです。
いやそれ以上にリスクが高いこともあります。

片方の7番を失うと顔がゆがむことは少なくありません。

もし7番を失えば他の歯も失っていくかもしれないと思えば7番と8番の間で線引きをして、どちらが大事かを秤にかけると良いでしょう。



ちなみにC3の親知らずをきちんと治療と予防することは大変です。
もしそれによって慢性の炎症を根の先などに残したとしたら、それも体へがんを起こすリスクが出るかもしれないとアメリカでは報告されていることも考慮に入れると判断しやすいかもしれません。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-23 13:51:43
es68さん、こんにちは。
私も諸先生が回答されている通りだと思います。

歯というのは上下がかみ合って仕事をします。

私も親知らずは治療をして残すのは、上下がきちんとかみ合っていて、プラークコントロールがきちんとできる状態です。
それ以外の場合は抜歯が第一選択になることがほとんどです。

そして、親知らずは一番奥に存在するために視野が悪く、きちんとした治療がしにくいのも事実です。

また水平埋伏歯を残しておくことで7番がカリエスになる可能性は
非常に高くなります。

この写真は斜めですが7番の遠心部が深い虫歯になっています。
こうなってしまうと7番の抜髄を余儀なくされます。

そうなる前に抜歯してしまったほうが良いと思います。

>体への影響あるなしについては根拠があれば心強いですが、無くても先生ご自身の経験やお考え等お聞かせいただけませんでしょうか。

状態にもよりますが・・・

私は親知らずが存在しているすることのほうが体に悪影響を与えることが多いと思います。
また、親知らずを抜歯することで全身状態が悪化したということも経験しておりません。

参考になれば幸いです。

画像1画像1




タイトル [写真あり] 親知らずの抜歯は、脳や筋肉の衰えに繋がりませんか?
質問者 es68さん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯が抜けた・抜く予定 その他
親知らずその他
その他(写真あり)
回答者




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