8歳、9ヶ月前に治療した歯がまた虫歯。心配で悩み過ぎて眠れません

相談者: みゆうママさん (31歳:女性)
投稿日時:2010-05-12 19:08:24
参考:過去のご相談
治療した歯の寿命は40年と聞き、子どもの将来が心配でろくに眠れない
7歳、生えてきたばかりの6番が虫歯。歯茎の中で虫歯になることがある?
7歳、エナメル質形成不全の治療法とフッ素の過剰摂取の因果関係


8歳になる娘ですが、9ヶ月前に治療した6歳臼歯4本のうち、2本がまた虫歯になってしまいました。

虫歯の箇所は、レジンしてある淵からと、もう1本はレジンの所とは別に小さな穴が開いております。どちらも一度レジンを外して削って再度詰め直すとの事です。

なるべくこれ以上歯を削りたくないのですが、削らずにレジンを詰め直すだけではだめなのでしょうか?

たった9ヶ月でまた虫歯ができてしまったのは前回の治療で取り残しががあったか、もしくはレジンが下手だったという事は考えられますか?
たった9ヶ月で虫歯ができてしまう事はありますか?


6歳臼歯全てと前歯エナメル質形成不全なのですが、6歳臼歯全てをレジン充填してあります。

4本の大事な6歳臼歯全てを虫歯にしてしまった事にとても責任を感じて後悔しており、これ以上虫歯を作らないように気を付けていたのに、再度虫歯ができてしまい、どうしていいのかわからず、途方に暮れています。

たった9ヶ月でまた虫歯ができてしまうなんて、この先いずれは神経を抜いて、歯を失う事になってしまうのではないか心配で心配で・・・。

甘いお菓子はなるべく与えず、間食も時間を決め、夜の仕上げ磨きの後は一切何も食べさせていなかったのに、どうしてまた虫歯ができてしまったのでしょうか?

エナメル質形成不全の歯はどんなに頑張ってもまた虫歯になってしまうものなのでしょうか?遅かれ早かれいずれはクラウンになってしまうのでしょうか?

1ヶ月ごとに歯科検診に行けば、虫歯は防げますか?

歯の事でノイローゼ気味になり、悩み過ぎて夜もろくに眠れません。

どうかアドバイスお願い致します。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-12 19:58:22
確かに気になるケースです。
担当医の技術云々は判断出来ません。

でも、虫歯になり易い何かの要因を持っている子でしたら、ちゃんとレジン充填していても9ヶ月で虫歯再発もありうるでしょう。

虫歯再発の場合は、あらたに出来てしまった虫歯部分を取り除く必要があります。
そうしないとレジンが接着しませんし、そして更に虫歯が拡大します。

間食等の食生活を考えておられるのは、ご立派です。
今後とも、しっかりと続けていただきたいと思います。
後で歯磨きするとしても、就眠前のおやつ等はなるべく控えたいものですね。

只、念のため確認したいのは、飲み物と柑橘類のことです。
如何でしょうか?

キシリトールと特にフッ素の利用なども、担当医に相談されたら良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みゆうママさん
返信日時:2010-05-12 20:13:35
早速ご返答ありがとうございます。

先程、レジンとは別に小さな穴と書きましたが、良く見るとこちらもレジンの淵でした。

いずれにしても、再度削るのは避けられないようですね。

飲み物は、普段はお茶と牛乳以外は与えていません。
スナック菓子はたまにおやつとして与えていますが、飴やチョコレートは与えず、キシリトールのシュガーレスと書いてあるガムのみです。

柑橘類はあまり買う事はないのですが、果物はいちごとばななは良く買います。

フッ素はホームジェルで毎日歯磨きしています。
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-12 20:32:38
いちご(pH3.0から4.2)との事で、就寝前などは要注意ですね。

これは酸で歯を溶かすことの予防です。只、体に必要なものでもありますから・・・。

あと「リカルデント」が有効かもしれません。

詳しい先生の回答を期待します。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-12 22:12:52
エナメル質形成不全歯の場合は、レジンの接着力が弱くなるので、それも一つの原因になっているのかもしれませね。

でも、やはりまず始めは、


1.虫歯を徹底的に取り除く

2.できる限りしっかりとしたレジン充填を行う

3.予防を強化する(フッ化物の応用、生活環境の改善など)


上記を試してみるのが妥当だと思います。


1と2は歯医者さん側の問題ですので、みゆうママさんとお子さんが努力できることは3ですね。

あくまで可能性としてですが、新たに虫歯ができたのかもしれませんが、元々虫歯を取り残していた可能性も十分に考えられると思いますので、そうであれば再治療を行うことによって1と2も改善できるかもしれません。(ただし、初回の治療よりも丁寧に治療を行うという条件付ですが)

どうしても虫歯が防げない場合はクラウンによる治療を行う必要があるかもしれませんが、できる限りのことをやって虫歯を防げればそれに越したことはないと思います。



>1ヶ月ごとに歯科検診に行けば、虫歯は防げますか?

検診に行けば虫歯が防げるというものではありません。

また、虫歯は通常3ヶ月や半年程度で急速に進ということもありませんから、やるべきことをやったら、焦らずにしばらく様子を見て、今後の対応を考えるということも必要だと思います。

時間はかかるかもしれませんが、必ず対応は可能ですので、担当の先生とも今後の方針について相談されてみて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みゆうママさん
返信日時:2010-05-13 08:25:25
ご返答ありがとうございます。

とりあえずは、しっかり虫歯を取り除いてもらおうと思います。

万が一、クラウンとなった場合ですが、その際は神経を抜かなければならないのでしょうか?だとすれば、年齢的に何歳まで神経を残す努力をすればよろしいですか?

小学生で銀のクラウンはかわいそうなので、メタルボンドジルコニアにしてあげたいのですが、私が奥歯を治療した際に、割れやすいので不向きと言われたのですが、やはり割れやすいなどのデメリットはあるのでしょうか?

またクラウンにすれば、二度と虫歯にならないのですか?

最悪にも抜歯となってしまった場合、6歳臼歯という一番力の加わる歯にインプラントは可能なのでしょうか?
インプラントは何歳から可能ですか?


不安が膨らみすぎて質問ばかりになってしまい、申し訳ございませんが、ご返答お願い致します。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-19 17:43:46
こんにちは。

あまりお母さんが焦っても・・^^;
とりあえず落ち着いて下さい。

私も同様のケースの治療をさせて頂きましたが、まだ半年ぐらいしか経過していませんから、もしかするとあと3ヶ月ぐらいでまた問題が起きてくるかも知れませんね。

田尾先生も書かれましたが、レジンエナメル質にくっつけるのが理想的ですから、難しいです。

また生えたての歯は歯肉が被っていたり、お子さんということで唾液が多くて防湿出来ないなど、様々な問題から理想的な治療がなかなか出来ないというのが実際のところです。

私も、お母様とご本人にご理解を頂き、1歯につき90〜120分時間をかけさせてもらいました。

ですので9ヶ月での再発も、お母さんの管理の問題というよりは、処置の問題かと思いますし、半ば仕方がない様な気がします。



この辺りのことはクラウンであっても基本的に同じで、7歳ぐらいの子に私たちが考えるベストの治療は提供出来ません。

ましてインプラント顎骨の成長が終わる、20歳前後までは現実的ではありませんね。



>万が一、クラウンとなった場合ですが、その際は神経を抜かなければならないのでしょうか?だとすれば、年齢的に何歳まで神経を残す努力をすればよろしいですか?

クラウンにすること=神経を抜く ではありませんが、どうしても神経を抜くのなら、どれだけ早くても9歳か10歳以降の方が望ましいと思います。

それまでの間は根管の先が不十分な形をしていますので、処置が行いにくいですからね。

それと、奥歯のクラウンの色なんかを気にするぐらいでしたら、根管治療を可能な範囲で一番良い治療を選んであげて下さい。

参考⇒地方での、根管治療が得意な歯科医院の探し方



後は・・極めて考えにくい作戦ではあるのですが、6番がどうしてもうまく残せなければ10歳過ぎぐらいで見限って、7番を6番の位置へ、そして20代で8番を7番の位置へ矯正して・・なんて方法もあるかも・・ないかも・・

条件も色々あるので現実味はあまりないですが、頭の片隅に知っておいて下さい。



とりあえず、普通に虫歯予防ですよ。
お母さんが思い詰めてると、お子さんも辛い思いをされると思います。

明るく楽しく虫歯予防に励んで下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みゆうママさん
返信日時:2010-05-22 11:20:34
渡辺先生、お忙しい中ご返答頂き、本当にありがとうございます。

セカンドオピニオンを求めて、別の歯科医院に行ったのですが、そちらの先生の診断では、ひとつはエナメル質形成不全による変色の色であり、虫歯では無い。

もつひとつの方もレントゲンを撮って頂いたのですが、二次虫歯ではなく、欠けているようなので、その日は薬を詰めて、次回レジンは外さずに欠けている所だけ詰め物で埋めるとの事でした。

結局、どちらの歯も削らずに済みそうなのですが、それと同時に今となっては結果論になってしまいますが、前回治療した歯も学校の歯科検診では要観察だったのです。

本当は削らなくてもよい初期虫歯を削ってしまったのではないか、シーラントで十分対応できたのではないかと毎日後悔の念が消えません。

私がもっとセカンドオピニオンを求めて、別の歯科医に連れて行かなかった事が今一番の後悔です。

初めに治療してくださった先生にも、エナメル質形成不全の事は伝えてありましたが、エナメル質形成不全の症例を知らない医師もいるのでしょうか?

渡辺先生も同様のケースをかなりの時間かけて治療されたそうですが、娘の治療時間は1歯につき10分もかかってませんでした。
それも不安材料です。
今後どんなに口内環境を整えても、現状を維持する事は出来ない気がします。


最後にもう一度お聞きしますが、このような早期に治療したケースでも、一生6番を残す事は可能でしょうか?
疾患のない場合と比べて、何%くらいリスクが上がりますか?

今後、クラウンになってしまった場合も、インプラントになってしまった場合も、大体の想定はできましたのでとりあえずは、今できる事をやっていこうと思います。

7番を6番に・・・そんな方法もあるんですね。

それと今から管治療が得意な歯科医院を地道に探していこうと思います。



タイトル 8歳、9ヶ月前に治療した歯がまた虫歯。心配で悩み過ぎて眠れません
質問者 みゆうママさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯に関するトラブル
子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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