付けた時に歯を締め付けるような痛みがあったブリッジ
相談者:
雅史さん (45歳:男性)
投稿日時:2011-07-23 23:49:32
参考:過去のご相談
※ブリッジの裏に金箔をはることに、何の意味があるのでしょうか?
他多数
いつもお世話になっています。
10年ほど前に通っていた歯医者さんで、ブリッジを2つ作って頂きました(どちらも保険のブリッジです)
どちらもブリッジを付けた時に、歯を締め付けるような痛みがありました。
この痛みは 2,3日たてばなくなりました。
このような痛みが生じたのは、歯医者さんが、歯の大きさと極力おなじにして適合性が良いものを作った結果でしょうか?
それとも、歯医者さんか、技工士さんの腕が悪かったと考えるべきでしょうか?
※ブリッジの裏に金箔をはることに、何の意味があるのでしょうか?
他多数
いつもお世話になっています。
10年ほど前に通っていた歯医者さんで、ブリッジを2つ作って頂きました(どちらも保険のブリッジです)
どちらもブリッジを付けた時に、歯を締め付けるような痛みがありました。
この痛みは 2,3日たてばなくなりました。
このような痛みが生じたのは、歯医者さんが、歯の大きさと極力おなじにして適合性が良いものを作った結果でしょうか?
それとも、歯医者さんか、技工士さんの腕が悪かったと考えるべきでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2011-07-24 01:09:46
こんにちは。
ブリッジを作成した模型上の歯の位置関係と、実際の口の中の歯の位置関係がわずかに違っていて、このような痛みが生じたのだと思います。
このようなずれは、型取りの際やブリッジを作る際の作業工程で大なり小なり生じるものです。
また、口を開け閉めする際の顎の骨のたわみからも生じます。
歯の移動も原因となります。
このような痛みは多くの場合ブリッジ装着後短時間のうちになくなります。
歯が少し移動して歯に加わる力がなくなるからです。
結果的には問題になることはないでしょう。
別の可能性として、神経を残して歯を削ったために過敏となって痛みが出ることもあります。
こちらも短期間に痛みがなくなる場合は問題ないと思います。
ブリッジを作成した模型上の歯の位置関係と、実際の口の中の歯の位置関係がわずかに違っていて、このような痛みが生じたのだと思います。
このようなずれは、型取りの際やブリッジを作る際の作業工程で大なり小なり生じるものです。
また、口を開け閉めする際の顎の骨のたわみからも生じます。
歯の移動も原因となります。
このような痛みは多くの場合ブリッジ装着後短時間のうちになくなります。
歯が少し移動して歯に加わる力がなくなるからです。
結果的には問題になることはないでしょう。
別の可能性として、神経を残して歯を削ったために過敏となって痛みが出ることもあります。
こちらも短期間に痛みがなくなる場合は問題ないと思います。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-07-25 09:34:41
実はクラウンやブリッジなどの技工物は、教科書通りに作ったとしても、数十マイクロの範囲でですが大きく作られます。
印象材の寸法変化
模型材の寸法変化
咬合器付着
分割模型の作成
ワックスの寸法変化
鋳造時の寸法変化
などが原因です。
これらは気温の変化や湿度の変化、時間経過などで刻々と変わりますので、「精密な歯型取り」をしたからと言って「無調整でセットできる」と言うものでは決してありません。
また、天然の歯は常に「押しくらまんじゅう」をしている状態で、日々、ちょっとづつ動きます。
印象を採った日から1〜2週間では大きく動きませんが、(体感的には)3週間以上間が空くと歯が動き、特にブリッジなどでは「入りずらく」なる傾向にあります。
これらの微妙な誤差を読み、いかに小さな修正で済むようにするかが、技工士さんの腕の見せ所なのではないでしょうか。
また、金属やセラミックスは「削って小さくする事」は簡単に出来ますが「盛り足して大きくする事」は難しいです。
(やってやれなくは無いのですが、対応できない医院さんの方が圧倒的に多いと思います)
なので、技工士さんは、咬み合わせは「やや高め」コンタクトは「ややきつめ」に調整してくる場合が多いです。
実際の口腔内でピッタリ入るようにできるかどうかが、歯科医師の腕の見せ所、と言えるのではないでしょうか。
現実には樋口先生の書かれているように
「このような痛みは多くの場合ブリッジ装着後短時間のうちになくなります。
歯が少し移動して歯に加わる力がなくなるからです。
結果的には問題になることはないでしょう。」
と、思います。
印象材の寸法変化
模型材の寸法変化
咬合器付着
分割模型の作成
ワックスの寸法変化
鋳造時の寸法変化
などが原因です。
これらは気温の変化や湿度の変化、時間経過などで刻々と変わりますので、「精密な歯型取り」をしたからと言って「無調整でセットできる」と言うものでは決してありません。
また、天然の歯は常に「押しくらまんじゅう」をしている状態で、日々、ちょっとづつ動きます。
印象を採った日から1〜2週間では大きく動きませんが、(体感的には)3週間以上間が空くと歯が動き、特にブリッジなどでは「入りずらく」なる傾向にあります。
これらの微妙な誤差を読み、いかに小さな修正で済むようにするかが、技工士さんの腕の見せ所なのではないでしょうか。
また、金属やセラミックスは「削って小さくする事」は簡単に出来ますが「盛り足して大きくする事」は難しいです。
(やってやれなくは無いのですが、対応できない医院さんの方が圧倒的に多いと思います)
なので、技工士さんは、咬み合わせは「やや高め」コンタクトは「ややきつめ」に調整してくる場合が多いです。
実際の口腔内でピッタリ入るようにできるかどうかが、歯科医師の腕の見せ所、と言えるのではないでしょうか。
現実には樋口先生の書かれているように
「このような痛みは多くの場合ブリッジ装着後短時間のうちになくなります。
歯が少し移動して歯に加わる力がなくなるからです。
結果的には問題になることはないでしょう。」
と、思います。
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-07-25 10:42:37
タイトル | 付けた時に歯を締め付けるような痛みがあったブリッジ |
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質問者 | 雅史さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 ブリッジに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。