インプラントメーカーの種類について
相談者:
Eさん (23歳:女性)
投稿日時:2012-03-24 16:47:40
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-03-24 17:34:15
ストロウマン、カムログ、アストラテック、バイコン、バイオホライゾン、スイスプラスなどの外国メーカー。
日本ではジーシインプラント、プラトン、IAT、 などがあります。
少しずつ特徴があるのですが、専門医以外は皆甲乙つけ難いと思います。
専門誌ではメーカーごとの優劣などの記事はありません。
日本ではジーシインプラント、プラトン、IAT、 などがあります。
少しずつ特徴があるのですが、専門医以外は皆甲乙つけ難いと思います。
専門誌ではメーカーごとの優劣などの記事はありません。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2012-03-24 17:37:43
インプラントを先に決めるか、インプラントをする歯医者を先に決めるか難しいですよね。
卵が先か鶏が先かみたいな命題といっしょで。
国産のメーカーもがんばっていると思います。
この前ある国産メーカーの商品説明会に行きましたが、アフターサービスやインプラントの精度など気を引くものは大いにありました。
また外国のものはある程度科学的裏付けがあるように思います。
卵が先か鶏が先かみたいな命題といっしょで。
国産のメーカーもがんばっていると思います。
この前ある国産メーカーの商品説明会に行きましたが、アフターサービスやインプラントの精度など気を引くものは大いにありました。
また外国のものはある程度科学的裏付けがあるように思います。
回答3
回答日時:2012-03-25 01:01:35
メーカーよりも、先生選びの方が遥かに重要ですね。
それも難しい問題だと思いますが。。
インプラントそのものはそれぞれに特徴はあるのですが、似たり寄ったりと言ってもいいと思います。
ノーベルバイオケアも含めてですね。
Eさんの場合はお若いので、今回オペをするとしたらそのインプラントは出来れば半世紀以上使いたいですよね?
となると今のところ人類がなし得てないほどの長期間になりますので、インプラント自体慎重に考えるべきでしょうし、する前提ならメーカーは歴史が長くて今後もなくならなさそうなメーカーを若干優先された方がいいのかも知れませんね。
それと分かりやすいところで言うなら、インプラントを長持ちさせるコツは歯周病予防をきっちりとやることです。
(それだけではないですが)
ですから、歯周治療にしっかりと力を入れていて、この先あわよくば一生、メインテナンスで面倒を見て貰えそうかどうか?という基準で歯科医院を探されてはいかがでしょうか?
参考→侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
お大事にどうぞ。
それも難しい問題だと思いますが。。
インプラントそのものはそれぞれに特徴はあるのですが、似たり寄ったりと言ってもいいと思います。
ノーベルバイオケアも含めてですね。
Eさんの場合はお若いので、今回オペをするとしたらそのインプラントは出来れば半世紀以上使いたいですよね?
となると今のところ人類がなし得てないほどの長期間になりますので、インプラント自体慎重に考えるべきでしょうし、する前提ならメーカーは歴史が長くて今後もなくならなさそうなメーカーを若干優先された方がいいのかも知れませんね。
それと分かりやすいところで言うなら、インプラントを長持ちさせるコツは歯周病予防をきっちりとやることです。
(それだけではないですが)
ですから、歯周治療にしっかりと力を入れていて、この先あわよくば一生、メインテナンスで面倒を見て貰えそうかどうか?という基準で歯科医院を探されてはいかがでしょうか?
参考→侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
お大事にどうぞ。
回答4
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-03-26 09:18:46
諸先生方の書かれているように、メジャーなメーカーのインプラントであれば大差無いと思います。(注)HAを除く
橋本先生の挙げられている4メーカーなら間違いはないでしょう。
また、僕が知る限り、インプラント治療に精通されている先生の多くはこの4メーカーのうちどれかを使われています。
たまに違うメーカーのインプラントを使われている先生もいらっしゃいますが、「なぜ、そのメーカーのインプラントを使うのか?」と聞いてみると「なるほど、その先生ならではの考えがあって使い分けられているのだな」と納得できる事があります。
ただ、それは僕が多くの先生を知っていて「その中から一人を選ぶ」と言う時には基準になりますが、一般の方が一人のインプラント医を選ぶと言う場合には参考にならないかもしれません。
ノア先生が書かれているように
「メーカーよりも、先生選びの方が遥かに重要」
である事には違いありません。
ですから「上記4メーカーを使っている先生」を基準に絞り込み、その後、実際の診察を受けるなどして安心して任せられる先生に決めると言うステップで行けば「ハズレが少ない」方法では無いかと思います。
橋本先生の挙げられている4メーカーなら間違いはないでしょう。
また、僕が知る限り、インプラント治療に精通されている先生の多くはこの4メーカーのうちどれかを使われています。
たまに違うメーカーのインプラントを使われている先生もいらっしゃいますが、「なぜ、そのメーカーのインプラントを使うのか?」と聞いてみると「なるほど、その先生ならではの考えがあって使い分けられているのだな」と納得できる事があります。
ただ、それは僕が多くの先生を知っていて「その中から一人を選ぶ」と言う時には基準になりますが、一般の方が一人のインプラント医を選ぶと言う場合には参考にならないかもしれません。
ノア先生が書かれているように
「メーカーよりも、先生選びの方が遥かに重要」
である事には違いありません。
ですから「上記4メーカーを使っている先生」を基準に絞り込み、その後、実際の診察を受けるなどして安心して任せられる先生に決めると言うステップで行けば「ハズレが少ない」方法では無いかと思います。
回答6
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-03-26 13:01:29
ご相談ありがとうございます。
>「メーカーよりも、先生選びの方が遥かに重要」
これがポイントに間違いありません。
インプラントは歯科医療の中でも、とても高度で複雑な治療です。
その基礎となる基本ができている歯科医師が絶対条件です。
インプラントメーカーによる違いは、
確かにありますが、年々その差は小さくなっています。
メジャーなインプラント材料はとても金額が高くなるため、安売りができないという、ある意味で選択基準にすることもできなくはありません。
治療法が正しければ、
現代の材料であれば、結果に大きな違いは出ないはずです。
世界では使えて、日本ではまだ使えない、新しくてとても優れた製品もあります。
>(注)HAを除く
確かに、HAは正しく使えばとても優れた材料で、治療者によっては必ずしも長期的に悪い結果は出ていませんが、誰が治療するかを限定しますから、一般的には除外した方が確実とも言えます。
つまり、インプラントというメーカーだけで決めることは、
ややズレがあります。
なぜならば、同一メーカーの中でも製品に種類がいろいろ分かれている場合があります。
またあるメジャーなインプラントメーカーは欠陥品を大々的に売っていましたが、黙って新製品に変えてしまいました。
最近ではメーカーではなく、
昔に戻ったみたいに、新たな視点で、インプラント材料で選ぶことも行われています。
インプラント材料はチタンが主流ですが、そのチタンの材料は同じでも、できた製品によっては骨とくっつく割合がとても高い性質が解明されたからです。
それを専門用語でチタンの改質と呼びますが、
従来の製品を特殊な光で改質する方法が脚光を浴びています。
しかしその非常に高価な機械を買わなくても、製造過程で改質が起こる製品があります。
それを作っているメーカーは、
ノーベルバイオケア
ストローマン
BIOMET 3I
IATの石福金属工業
です。
一番下、日本のメーカーは全製品を改質してあり、新たに改良された改質する紫外線照射器を発売予定です。
上記三社は改質されていない製品も多く販売していますから、製品を指定しなければ外れます。
普通のタイプでも、
とくに最先端のインプラント材料である改質されたチタンを使わなくても良い結果を出すこともできます。
あるいは逆に、
オールオン4という歯全部の治療では、特別なインプラントでなければうまくいかない場合もあります。
あるいは、1本であっても、お一人ずつのお口の状況が同じではありませんから、インプラントの選択に工夫が必要なこともあります。
つまり、
多数あるなかで、材料の特性を熟知した歯科医師とよく訓練を受けた歯科衛生士が協力して治療することによってのみ、安心できる結果となります。
結論として、
あまりネットだけの知識に振り回されず、参考ていどにしておき、ご担当の先生にご相談して、長期的な成功がイメージできれば、後はお任せすることが良いと思います。
>「メーカーよりも、先生選びの方が遥かに重要」
これがポイントに間違いありません。
インプラントは歯科医療の中でも、とても高度で複雑な治療です。
その基礎となる基本ができている歯科医師が絶対条件です。
インプラントメーカーによる違いは、
確かにありますが、年々その差は小さくなっています。
メジャーなインプラント材料はとても金額が高くなるため、安売りができないという、ある意味で選択基準にすることもできなくはありません。
治療法が正しければ、
現代の材料であれば、結果に大きな違いは出ないはずです。
世界では使えて、日本ではまだ使えない、新しくてとても優れた製品もあります。
>(注)HAを除く
確かに、HAは正しく使えばとても優れた材料で、治療者によっては必ずしも長期的に悪い結果は出ていませんが、誰が治療するかを限定しますから、一般的には除外した方が確実とも言えます。
つまり、インプラントというメーカーだけで決めることは、
ややズレがあります。
なぜならば、同一メーカーの中でも製品に種類がいろいろ分かれている場合があります。
またあるメジャーなインプラントメーカーは欠陥品を大々的に売っていましたが、黙って新製品に変えてしまいました。
最近ではメーカーではなく、
昔に戻ったみたいに、新たな視点で、インプラント材料で選ぶことも行われています。
インプラント材料はチタンが主流ですが、そのチタンの材料は同じでも、できた製品によっては骨とくっつく割合がとても高い性質が解明されたからです。
それを専門用語でチタンの改質と呼びますが、
従来の製品を特殊な光で改質する方法が脚光を浴びています。
しかしその非常に高価な機械を買わなくても、製造過程で改質が起こる製品があります。
それを作っているメーカーは、
ノーベルバイオケア
ストローマン
BIOMET 3I
IATの石福金属工業
です。
一番下、日本のメーカーは全製品を改質してあり、新たに改良された改質する紫外線照射器を発売予定です。
上記三社は改質されていない製品も多く販売していますから、製品を指定しなければ外れます。
普通のタイプでも、
とくに最先端のインプラント材料である改質されたチタンを使わなくても良い結果を出すこともできます。
あるいは逆に、
オールオン4という歯全部の治療では、特別なインプラントでなければうまくいかない場合もあります。
あるいは、1本であっても、お一人ずつのお口の状況が同じではありませんから、インプラントの選択に工夫が必要なこともあります。
つまり、
多数あるなかで、材料の特性を熟知した歯科医師とよく訓練を受けた歯科衛生士が協力して治療することによってのみ、安心できる結果となります。
結論として、
あまりネットだけの知識に振り回されず、参考ていどにしておき、ご担当の先生にご相談して、長期的な成功がイメージできれば、後はお任せすることが良いと思います。
回答7
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2012-03-26 13:10:40
世界の学会に出てくる実験結果とかだけで表面性状だけで言うなら、ストローマンのSLA表面は現在一番骨との生着の良い、早く治せるインプラントである、と分かっています。
他のインプラント、ノーベル、3i、アストラそれぞれ色々な表面加工をしていますが、どれも似たり寄ったりで然程の差はないようですが、アルブレクソン先生(かつてノーベル使っていて今アストラ)は基礎研究で陽極酸化処理のノーベルのタイユナイト表面は相当に批判していました。
(個人的には同意しかねる部分もありました。)
又、インプラントはネジで留める構造で治す場合が多いのですが、その中ネジが折れるトラブルがどのメーカーでも10%以上の報告出ていますから、そう言う意味でもインプラント選択は非常に重要ではないか、と少なくとも私は思います。
その中でもストローマンが断トツに成績が良く、そこでの報告では5%以下でした。
但し、ブローネマルク先生が主張されるように中ネジが折れることでインプラントを守る、という考え方もあります。
後インプラントデザイン、2回法か1回法かの課題があるのですが現在、どのインプラントメーカであっても1回法で治せる場合には1回法、になって来ているようです。
後発の日本とか韓国とかのインプラントは良いとこ取りで、長所を出来るだけ取り入れている、と言うのは良いかも知れませんが、如何せん長期的予後の報告がありません。
以上、インプラント治療ではインプラントそのものだけではなく、補綴の仕方、その後のメインテナンス、リカバリーまで考えるべきモノで、素人さんである患者さんでは決められないものではないか、と私は思います。
一つだけ肝心なこととして言えるのは、天然歯の治療、歯周病絡みでも長期的予後(10年以上)でチャンとした成績を上げている先生なら、インプラント治療でもまず間違いはない、と言うことです。
インプラント治療だけで考えるのは良くない、と思います。
ご参考までに。
他のインプラント、ノーベル、3i、アストラそれぞれ色々な表面加工をしていますが、どれも似たり寄ったりで然程の差はないようですが、アルブレクソン先生(かつてノーベル使っていて今アストラ)は基礎研究で陽極酸化処理のノーベルのタイユナイト表面は相当に批判していました。
(個人的には同意しかねる部分もありました。)
又、インプラントはネジで留める構造で治す場合が多いのですが、その中ネジが折れるトラブルがどのメーカーでも10%以上の報告出ていますから、そう言う意味でもインプラント選択は非常に重要ではないか、と少なくとも私は思います。
その中でもストローマンが断トツに成績が良く、そこでの報告では5%以下でした。
但し、ブローネマルク先生が主張されるように中ネジが折れることでインプラントを守る、という考え方もあります。
後インプラントデザイン、2回法か1回法かの課題があるのですが現在、どのインプラントメーカであっても1回法で治せる場合には1回法、になって来ているようです。
後発の日本とか韓国とかのインプラントは良いとこ取りで、長所を出来るだけ取り入れている、と言うのは良いかも知れませんが、如何せん長期的予後の報告がありません。
以上、インプラント治療ではインプラントそのものだけではなく、補綴の仕方、その後のメインテナンス、リカバリーまで考えるべきモノで、素人さんである患者さんでは決められないものではないか、と私は思います。
一つだけ肝心なこととして言えるのは、天然歯の治療、歯周病絡みでも長期的予後(10年以上)でチャンとした成績を上げている先生なら、インプラント治療でもまず間違いはない、と言うことです。
インプラント治療だけで考えるのは良くない、と思います。
ご参考までに。
回答8
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2012-03-26 13:54:15
インプラントはその製造に用いるCNC旋盤はほとんどすべてが日本製です。
つまり、製造過程では日本製の機械で製作されているのですが、日本製のインプラントは残念ながら世界においては知名度が低く、また、海外での症例発表や論文発表では日本製のインプラントは認められないことが多いので市民権は殆ど無いのが現状です。
悲しい事です。
ノーベルがいいということではなく、ノーベル・ストローマン・3iなどのメーカーのインプラントが国際的には多く用いられており、当然、発表されている症例報告・歴史ともに長いので安心して用いられているということです。
製品として良いか悪いかという問題は別問題ですし、わかりかねます。
つまり、製造過程では日本製の機械で製作されているのですが、日本製のインプラントは残念ながら世界においては知名度が低く、また、海外での症例発表や論文発表では日本製のインプラントは認められないことが多いので市民権は殆ど無いのが現状です。
悲しい事です。
ノーベルがいいということではなく、ノーベル・ストローマン・3iなどのメーカーのインプラントが国際的には多く用いられており、当然、発表されている症例報告・歴史ともに長いので安心して用いられているということです。
製品として良いか悪いかという問題は別問題ですし、わかりかねます。
相談者からの返信
相談者:
Eさん
返信日時:2012-03-28 18:11:38
タイトル | インプラントメーカーの種類について |
---|---|
質問者 | Eさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 インプラントその他 インプラント関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。