膿が溜まっている歯を抜歯後ブリッジ、土台は抜髄が必要か（第三者）
相談者：
おはさん (46歳：男性)
投稿日時：2018-04-15 10:32:37
こんにちは、お世話になります。
親戚の相談です。
46歳 男性
長らく虫歯の治療を放置しており、右下６番の根っこに膿が貯まっていると言われました。
その歯は抜いて、消毒することになりました。
膿が貯まった右下６番を抜いて消毒したあとの処置で、部分入れ歯、ブリッジ、インプラント、を提示されました。
ブリッジを考えていますが、奥歯にはアマルガムが入っております。
@
ブリッジを選択した場合、神経があるままで土台にすると痛いので、健康である両端の葉の神経もとらないといけないと言われました。
神経をとると歯が死んでしまうのではないでしょうか。
両端の歯の神経を抜去してしまうことでどの程度のデメリットがあるでしょうか？
抜歯後の歯は入れないという選択肢はあるでしょうか？
その際、どの程度不便になるのでしょうか。
写真がなくてすみません。
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親戚の相談です。
46歳 男性
長らく虫歯の治療を放置しており、右下６番の根っこに膿が貯まっていると言われました。
その歯は抜いて、消毒することになりました。
膿が貯まった右下６番を抜いて消毒したあとの処置で、部分入れ歯、ブリッジ、インプラント、を提示されました。
ブリッジを考えていますが、奥歯にはアマルガムが入っております。
@
ブリッジを選択した場合、神経があるままで土台にすると痛いので、健康である両端の葉の神経もとらないといけないと言われました。
神経をとると歯が死んでしまうのではないでしょうか。
両端の歯の神経を抜去してしまうことでどの程度のデメリットがあるでしょうか？
抜歯後の歯は入れないという選択肢はあるでしょうか？
その際、どの程度不便になるのでしょうか。
写真がなくてすみません。
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回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時：2018-04-15 12:39:45
普通のかみ合わせであれば神経を取る必要がない方が多いと思います。
取らずに済めばその方が良いと思います。
また放置した歯が使えるかどうかはかなり処置方針に変化がありますので、根管治療が得意な歯科医を探せると保存する道があるかもしれないと思います。
取らずに済めばその方が良いと思います。
また放置した歯が使えるかどうかはかなり処置方針に変化がありますので、根管治療が得意な歯科医を探せると保存する道があるかもしれないと思います。
相談者からの返信相談者：
おはさん
返信日時：2018-04-16 06:47:42
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2018-04-16 07:42:27
ご相談ありがとうございます。
＞神経をとると歯が死んでしまうのではないでしょうか。
そうとも言えます。
＞両端の歯の神経を抜去してしまうことでどの程度のデメリットがあるでしょうか？
歯の抵抗力は約20分の１に落ちると言われています。
また自然で健康な歯は、１本ずつ独立して防御力を発揮していますが、ブリッジで固定してしまうことにより、咬合性外傷を負わされたことになり弱ります。
＞ブリッジを選択した場合、神経があるままで土台にすると痛いので、
痛みをコントロールすることが歯科医院の仕事です。
＞健康である両端の葉の神経もとらないといけないと言われました。
神経の正確な名前は歯髄と言います。
髄という言葉は重くて、骨髄、脊髄、物事の真髄など極め付けともいうべき重要臓器だけに使われています。
神経はまた神という言葉も使っています。
一生歯や心身の健康を守る重要臓器です。
歯科の治療を医療と考えるならば、ぜひ歯髄は守りたいと考えます。
＞抜歯後の歯は入れないという選択肢はあるでしょうか？
ありえます。
＞その際、どの程度不便になるのでしょうか。
医学的には、６番は食べる（咀嚼・嚥下）に極めて重要な歯であり、そのままだと約20％能力が落ちると言われています。
人間は左右のバランスが大事です。
必然的に反対側を酷使することになり、反対側の６番の寿命もとても縮めます。
顔や頭や体が歪むリスクも生まれます。
それを避けるために咀嚼しないで丸のみすれば内臓の負担を招き、生命の寿命を縮めます。
まぁどれだけ不便と感じるかどうかは個人差があります。
＞神経をとると歯が死んでしまうのではないでしょうか。
そうとも言えます。
＞両端の歯の神経を抜去してしまうことでどの程度のデメリットがあるでしょうか？
歯の抵抗力は約20分の１に落ちると言われています。
また自然で健康な歯は、１本ずつ独立して防御力を発揮していますが、ブリッジで固定してしまうことにより、咬合性外傷を負わされたことになり弱ります。
＞ブリッジを選択した場合、神経があるままで土台にすると痛いので、
痛みをコントロールすることが歯科医院の仕事です。
＞健康である両端の葉の神経もとらないといけないと言われました。
神経の正確な名前は歯髄と言います。
髄という言葉は重くて、骨髄、脊髄、物事の真髄など極め付けともいうべき重要臓器だけに使われています。
神経はまた神という言葉も使っています。
一生歯や心身の健康を守る重要臓器です。
歯科の治療を医療と考えるならば、ぜひ歯髄は守りたいと考えます。
＞抜歯後の歯は入れないという選択肢はあるでしょうか？
ありえます。
＞その際、どの程度不便になるのでしょうか。
医学的には、６番は食べる（咀嚼・嚥下）に極めて重要な歯であり、そのままだと約20％能力が落ちると言われています。
人間は左右のバランスが大事です。
必然的に反対側を酷使することになり、反対側の６番の寿命もとても縮めます。
顔や頭や体が歪むリスクも生まれます。
それを避けるために咀嚼しないで丸のみすれば内臓の負担を招き、生命の寿命を縮めます。
まぁどれだけ不便と感じるかどうかは個人差があります。
相談者からの返信相談者：
おはさん
返信日時：2018-04-16 10:26:50
回答3顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時：2018-04-16 13:23:47
一応根管治療に関する学会の専門医などのリストです。
＊ http://www.jea.gr.jp/kaiin/senmoni.shtml
ところでおはさん自身ではなくて親戚の方に関する相談ですね。
できれば本人から質問していただけると助かります。
＊ http://www.jea.gr.jp/kaiin/senmoni.shtml
ところでおはさん自身ではなくて親戚の方に関する相談ですね。
できれば本人から質問していただけると助かります。
相談者からの返信相談者：
おはさん
返信日時：2018-04-20 23:55:18
柴田先生、
返信したつもりなのにちゃんとできていなくてお礼が遅くなりました。
日本語のできない親せきで、代筆しました。
リスト、ありがとうございました！
お世話になりました。
返信したつもりなのにちゃんとできていなくてお礼が遅くなりました。
日本語のできない親せきで、代筆しました。
リスト、ありがとうございました！
お世話になりました。
| タイトル | 膿が溜まっている歯を抜歯後ブリッジ、土台は抜髄が必要か（第三者） |
|---|---|
| 質問者 | おはさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 46歳 |
| 性別 | 男性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
ブリッジ治療法 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
