質問 |
もるぎふ 2024/06/20(Thu) 17:08
レントゲンの結果、右下7番に歯茎より下側に虫歯があると言われました。
痛さなどはなく20年ほど金属が入っている歯で、深さや進行状況を確認するために右下6番よりから下方に削っていき、神経は無事だが、歯茎より下の治療はできない(器具が入らない、目視で治療部位が見えない)ため、抜歯かクラウンレングスミングという施術を提案されました。
下記の数点を教えてください。
初めてクラウンレングスミングという施術名を聞きました。
この方法だと自費診療2.2万円になり他県の歯周病治療の専門の歯科医に来てもらうため予約状態が半年近く待つ必要があるそうです。
1.歯茎の下の歯を治療する方法は保険適用の範囲ではできないのでしょうか?
2.
半年も先まで治療ができないのに穴をあけたままセメントで半年間待っても大丈夫でしょうか? |
回答1 |
井野泰伸 2024/06/22(Sat) 11:11
こんにちは、
>初めてクラウンレングスミングという施術名を聞きました。
クラウンレングスだと思いますよ。
>1.歯茎の下の歯を治療する方法は保険適用の範囲ではできないのでしょうか?
歯茎の下の虫歯をきちんと治すのは難易度がかなり高いです。
クラウンレングスなどは虫歯病名の場合保険適応外となりますので、そこまでしようとすると自費治療扱いになります。
基本的に保険診療は治療費の範囲内で出来ることとなります。
個人的にはですが、これでも保険診療はかなり優秀な制度だとは思っています。
現在先進国ではかなり歯科治療費も上がっており、途上国並みの治療費で日本では清潔な環境で治療が受けられています。
>2.半年も先まで治療ができないのに穴をあけたままセメントで半年間待っても大丈夫でしょうか?
これは実際見てみないと何とも言えませんが、そこの歯科医院でないと出来ない処置ではないので、早く治したいと思われれば他の歯科医院で相談してみてください。
>自費診療2.2万円
外科処置でこの治療費はかなり安いとは思いますけどね。
おだいじに
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回答2 |
柴田 (評価4.0) 2024/06/25(Tue) 19:26
>1.歯茎の下の歯を治療する方法は保険適用の範囲ではできないのでしょうか?
正直ケースバイケースだと思います。
麻酔をして電気メスで増殖した歯肉を切除して対応できる程度の物は保険適応になりそうだとは個人的には思います。
井野先生の回答にあるようなクラウンレングスニング=歯冠延長術は術式的には保険収載の歯周外科の中の「歯肉弁根尖側移動術」とほぼ同じですが病名等が当てはまらないので自費診療になると思います。
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返信1 |
もるぎふ 2024/06/26(Wed) 00:46
井野先生
ご回答ありがとうございました。
気になるところに得心がいき、お世話になっている歯科でお願いしやすくなりました。
柴田先生
ご回答ありがとうございました。
ある程度、保険治療も融通が利く幅はあるということなんですね。おそらく私が通院している歯科では、クラウンレングスニングは担当の先生ができないということなので、外部の方にお願いするということなんでしょうね。
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