質問 |
もるぎふ 2024/06/26(Wed) 00:56
レントゲンの結果、右下7番に歯茎より下側に虫歯があると言われました。
深さや進行状況を確認するために右下6番よりから下方に削り、神経は無事だが、歯茎より下の治療はできない(器具が入らない、目視で治療部位が見えない)ため、抜歯かクラウンレングスニングという施術を提案されました。
ただ、こちらの施術は予約状況から半年先とのこと…
素人考えですが、
この歯をクラウンで被せてもらうことを前提にすれば歯を大きく削れる(器具スペースが拡がる)ため、歯茎の下の虫歯が削除しやすいように思うのですが、この条件でも歯茎下の虫歯削除はできないでしょうか?
長年思っている疑問なんですが、削るドリルには短いやもや長いものなどないのでしょうか?
ご回答のほどよろしくお願い致します。 |
回答1 |
滝野 正義(評価3.5) 2024/06/26(Wed) 13:55
もるぎふさん、こんにちは。
レントゲンの結果、右下7番に歯茎より下側に虫歯があり、抜歯かクラウンレングスニングという施術を提案されたのですね。
>この歯をクラウンで被せてもらうことを前提にすれば歯を大きく削れる(器具スペースが拡がる)ため、歯茎の下の虫歯が削除しやすいように思うのですが
実際の虫歯の状況を見ているわけではないので何とも言えませんが、おっしゃるような状況もないわけではないと思います。
ただ、歯茎より下を大きく削った場合には、被せものの型取りが正確にできるのか、という問題があると思います。
そうした時には被せものの縁を持ち上げるディープマージンエレベーションという方法が有効な場合もあると思います。
>長年思っている疑問なんですが、削るドリルには短いやもや長いものなどないのでしょうか?
長いものや短いものなど、様々ありますが、何をどこまでそろえているかは、医院ごとに異なると思います。
また、長いバーがあったとしても、暗く狭い、小さなお口の中ですから、見えないので治療できないこともあるかもしれません。
マイクロスコープを使用して精密な治療に慣れている歯科医院であれば、判断はまた異なるかもしれません。
お大事にしてください。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2024/06/26(Wed) 16:54
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。7番は厄介ですね。
歯の治療は前歯になればなるほど簡単で、奥に行くほど制限だらけになります。それは、口を開けていただき前からしか器具も歯科医の手も入らないからです。
例えば、7番のクラウンの治療をする際に5番、6番も無ければ、7番の前側(近心側)の歯茎をガバッと切り取り虫歯を取り除き土台を上手く立て、冠を被せる事ができるかもしれません。
しかし、ほとんどの方が6番や5番という7番より前の歯を傷つけることは選びませんよね。
ですから奥歯になればなるほどアプローチが難しくなる為上手い治療を行う難易度が高くなるのです。また、中には舌がオエオエ動き回る人もおられますから、局所麻酔での治療は奥になればなるほど難易度高くなります。
歯磨きも上手く出来ていなかった為に虫歯になったのだと思いますが、同じように歯科医がしても器具の先は到達し難いエリアが生じがちです。
そういう難しい場所により良い治療を試みる為に色々提案して努力してもらえる歯科医院に巡り合われておられるのですからよかったなぁと思います。半年待たれても治療を上手く成功してもらえてメンテナンスに移行できれば良いですよね。
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返信1 |
もるぎふ 2024/06/30(Sun) 23:15
滝野先生へ
疑問を回答して頂きありがとうございます。
もやもやしたまま疑問を抱かずに治療して頂けそうです。
船橋先生へ
やはり、奥に行けば行くほど治療は面倒極まりないんですね。。
なんとか治療を進めようとしているかかりつけ医に感謝しないといけませんね。
ご回答、ありがとうございました。
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