質問 |
いしえりり 2025/03/08(Sat) 22:16
お世話になっております。
11月に歯肉移植をしました。
その際に、リグロスを使用したようで、一部ものすごく腫れて、その部分が変な歯肉になってしまいました。
少し歯肉を押すと白い何かがでてきたり(4ヶ月間ずっと)、形がものすごく変になってしまいました。
2月に再手術をしましたが、余計に変になりました。
私はリグロスによる変な副作用がでてしまい、歯肉の何かが異常増殖してしまって、白い物体がでてきてしまうのではないかと思っています。
本当にこわいです。
先生は3度目の手術を5月に行うと言いますが、上の部分を切り取る手術だと言いますが、本当にそれで治るのか?不安で仕方ありません。
正直何度も手術するのが心身ともに疲労しすぎて、精神的にまいってます。
こういった場合、セカンドオピニオンや他の歯科を受診した方が良いとは思うのですが、歯肉移植をしている歯科がなかなか見つかりません。
歯周病専門医か口腔外科なのか、どうゆう歯科がいいのでしょうか?
大学病院は受診までに何ヶ月もかかってしまいますよね…
どうしたらいいのでしょうか。
11月から悩んで悩んで毎日生きた心地がしません。
助言をお願いします。
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回答1 |
Dr.ふなちゃん 2025/03/09(Sun) 01:54
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。とりあえず酷い炎症症状が治ってよかったですね。
123番の歯冠は人工物でしょうか?4番(第一小臼歯)は対抗の歯の位置との関係で延びているのでしょう。コンタクトの位置が悪いですね。金属修復(インレーでしょうね)も見えていますからここは歯茎が延びて来にくい条件がありそうですね。4番の冠の形態も条件が悪くなっているためどうしても隙間を閉鎖したいという場合は冠形態も変えてしまうかせめて金属修復をやりかえた方が良いのかもしれませんが、やりかえや侵襲を少なくしようとして裏目に出たのかもしれませんね。とりあえず3番と4番の間の隙間は歪な形とはいえ隙間が閉鎖できているように見えていますね。
度重なる外科処置が耐え難い場合はおかかりの歯科医にそのことをお伝えしても良いと思います。
酷い炎症がない状態で歯周炎が酷くならないように上手くコントロール(お手入れ)されていくというのも一法かもしれませんし、様々に条件が悪いのであればご希望を含めて現状から再考し合うということも良いのかもしれませんね。
リグロスは保険適用材料になっているとはいえ、薬剤費が高いためにさほど症例数が増えずどこでも行ってもらえるほどには一般的な材料になるに至っていないように思いますから、多少チャレンジングな使われ方もされている可能性があると思います。
一番大切なことは炎症がない状態であることだと思いますから、とりあえず落ち着いてきているのであればしばらく経過観察でいくというご希望も通るのかもしれないと思いながら拝見いたしました。
主治医と現状からのご希望も含めてよく話し合ってみてください。
また、歯茎の手術は歯周外科と言います。通常の口腔外科より繊細な治療が必要になると思います。
現状が治療に緊急性がある状態なのか?主治医にご確認いただきまして、必要とお考えならば大学病院の相談予約を取ってみるというような時間的な余裕がある状態になってきているのかもしれませんね。
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回答2 |
柴田 (評価4.0) 2025/03/09(Sun) 08:47
>歯周病専門医か口腔外科なのか、どうゆう歯科がいいのでしょうか?
当然歯周病専門医一択だと思います。
リグロスの使用は歯肉剥離掻爬術時の使用が認可されていると思います。
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返信1 |
いしえりり 2025/03/09(Sun) 12:10
Dr.ふなちゃん
ありがとうございます。
>123番の歯冠は人工物でしょうか?4番(第一小臼歯)は対抗の歯の位置との関係で延びているのでしょう
はい、10年前くらいに下の歯が差し歯になったのですが、かなり低くされてしまい、噛み合わなく伸びてしまいました…12番はインプラントでセラミック、3番は仮歯が入ってます。歯肉移植が終わってからセラミックにするため、仮歯期間がどんどんのびてしまってます。
1本だけ矯正とかできないのでしょうか…
私は手術は辛いですが、今の状態のほうが辛いので、再々手術は希望しています。
しかし、今の歯科医にお願いしたらうまくいく気があまりしません。(再手術で何も変わらなく形態は悪化したため)
他の歯科で修正してもらいたいですが、なかなか歯肉移植をしている歯科が見つからずにいます…
あっても、勇気が出ずにいます。
他の歯科の修正はあまりなりたくないのでしょうか?
柴田先生
ありがとうございます。
歯周病専門医が良いのですね!
探してみます。
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回答3 |
Dr.ふなちゃん 2025/03/09(Sun) 13:22
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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なるほど3番は仮歯なのですね。材料的な問題や接着剤の種類と厚みによって歯茎が上がりにくいという場合もあるのかもしれませんね。仮歯であればより良い材料(セラミック)に最終的には変えたり形の修正も可能なのでうまく仕上げてもらうことになるのでしょう。
こういう治療は補綴治療とセットで行うことが多く、補綴治療とは冠の治療です。ですから審美歯科治療の範疇になってくるので病気を治す歯周病専門医というよりは補綴臨床の範疇になってくると思います。
歯茎が下がった人の歯茎の形をうまく整えてセラミック冠治療を審美的に仕上げたというケースレポートは山のようにあると思います。ネットからでも歯茎が下がった人のセラミック冠治療をうまく行なっていますという歯科医を選択できるのではないかと思います。
今おかかりの歯科医にも十分な説明を求められてそのままお任せできるかもしれませんし、ご不満やご不安が勝つならば他の歯科医を探されるということになるのかもしれません。
歯茎が下がっていわゆるブラックトライアングルが大きいのでという場合の治療は病気の治療とは異なり美容整形イメージに近くなってくると思いますから、自費でうまくセラミック冠治療を歯茎のラインも上手に整えて行なっている歯科医医院にお願いされることになるのではないかと思いました。
コンタクトの位置や歯冠も豊龍の付け方などが大切な要素となり冠治療とセットでの治療になると思いますから審美的なセラミック冠治療が上手い歯科医から歯周外科医に治療を依頼して行なってもらうか、同じ歯科医がどちらも習熟していると良い仕上がりになっていくように思います。もちろん、歯周外科医から補綴医(審美的な冠治療がうまい歯科医)に仮歯から依頼するというパターンもあると思います。
1本だけ矯正しても噛まなくなるのであれば意味がないというか害になりますから、いずれにしろある程度総合的に治療を考えてもらうのが良いと思います。
とりあえず、現状のどこがどう気に入っていないのか?歯周組織は健全になっているのか?についておかかりの歯科医とよく話してみてはいかがでしょう?ご不安が早く解消すると良いですね。
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返信2 |
いしえりり 2025/03/09(Sun) 17:41
Dr.ふなちゃん先生
ありがとうございます。
今の先生には不安は全部伝えていますが、忙しくしていて中々とりあってくれません。
実際は歯茎と歯茎がきちんとくっついていなく、その隙間から白い液体みたいなものが出てくるのが4ヶ月間続いています。
この写真でもわかるように、歯茎に段がついて隙間があります。
なんでこのように変になってしまったのか…。
とにかくそれを治すにはどうするのか聞いたら、初めからある歯肉と移植した歯肉が分離してるため、歯肉の外側を切ってはがすとのことでした。
私としては、また歯茎を切開して、ダメな歯肉を切り取って上顎から取ったものを再度移植してほしいと言いましたが、先生は納得していませんでした。
忙しくてなかなかちゃんと診てもらえず、パット見て決めるから再手術でもだめだったため、第三の意見を聞きたいなと思いますが、審美よりまずは歯肉移植だとしたら、歯周病専門医がいいのでしょうか?
あと、私のせいではないのに、再手術の消毒代やクリーニング4回は実費で3万くらい追加でかかります。
歯科医のミスの修正で患者からお金を取るとかあるのでしょうか?
普通ですか?
何度も申し訳ありません。
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回答4 |
Dr.ふなちゃん 2025/03/10(Mon) 10:22
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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上顎の口蓋から移植片を取ってくる治療を再度希望されるのはすごいなと思いました。あちらもこちらも痛むのは嫌だと2度目を行うのを嫌がる人の話をよく聞くからです。
>歯周病専門医がいいでしょうか?
大学病院の専門科では歯周病科が担当すると思います。歯周組織の専門家ということになると思います。
まずは初診時に総合診のようなところで相談され気にしておられる内容をお伝えいただくことになると思います。必要な科が担当に当たることになるのではないかと思います。(大学病院ごとにシステムは異なる)
>再手術の消毒代やクリーニング4回は実費で3万円くらい追加
歯科医の処置にミスがあったかどうかを裏付けることは非常に困難な場合がしばしばあると思います。通常のやり方で行なっていても生体の条件によって反応はまちまちですから歯科医側に問題があったのか?患者の生体側に問題があったのか?証明するのは結構困難でしょう。
そういうことから医療は、行なった処理に対する費用請求が一般的で成功報酬制にはなっていないでしょう。歯科医に明らかなミスがあったことが証明できたのであれば金銭的なご負担はなくなるかもしれませんが、多くの場合弁護士費用で逆にもっと高額な費用が生じたりするのではないかと想像します。
ここで諦められて処置を終えて終了という選択もできるでしょうが、問題とお感じであれば必要な処置があるのでしょうから処置の度に処置費は発生してしまうのが医療の一般ではないかと思います。
年間にかかる医療費が積算して高額になりますと(同一生計で合算し十万円を超えるなどの計算法がある)医療費控除の対象になりますから十分に納得した医療を受けやすい環境は整えられているものと思います。
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返信3 |
いしえりり 2025/03/11(Tue) 22:39
Dr.ふなちゃん先生
ありがとうございます。
もう手術はこわいですが、今のままの歯肉でいることのほうがもっとこわいです…
歯周病専門医に一度診てもらうことにします!
医療過誤は難しいみたいですよね。
絶対認めてくれないですし。
ただ、今回はリグロスの副作用の説明が一切されなかったのと、手術のデメリットも一切言われず、100人に1人位が2回目手術で良くなるけど99人は上手くいってるので安心して下さい、とだけ言われました。
あとから分かったのは、リグロスを使用した歯肉移植は実験段階みたいな感じですし、手術後の腫れが酷く訴えてた時に『リグロスを使用すると腫れます。あと、歯肉が増えすぎるので3カ月後に削る手術をします』と言われました。
こっちからしたらすべて初耳ですし、本当にびっくりしました。
これらは説明義務違反にならないのでしょうか…
毎日辛すぎて、消えたいと思う日々です…
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回答5 |
Dr.ふなちゃん 2025/03/12(Wed) 09:54
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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十分な説明を受けていないようにお感じであればその旨を 歯科医とお話し合いになると良いのではないかと思います。
また、追加で必要になる治療費についてもご不満があることもお話しされると良いと思います。
なんでもご相談できるようであればお気持ちも変わるかもしれませんね。
結果も大切ですが、歯科医との関係がよくなれば良いですね。医療には結果を約束できないことも多数含まれていると思いますが、随時誠意を持って対応してもらえると安心感につながると思います。当事者意外と話すことも何か得られるのかもしれませんが、まずは当事者間でご不安やご不満について十分にお話し合いください。
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