銀歯と歯の間のセメント

相談者: ぐちおさん ( : )
投稿日時:2007-02-25 15:48:00
初めて投稿させて頂きます。

左下の奥から2番目と3番目の奥歯が虫歯になり治療しました。

1週間前に歯を削り、型をとり、昨日、銀の詰め物を入れていただきました。

その際、なかなかうまくはまらず、先生は歯が動いてしまったようだな、と言いながら機械で何回も削り最終的にはうまくはまりました。

ところが、家に帰ってきて治療した歯を見ると、奥から2番目の歯と銀の詰め物の間に幅は0.1 or 0.2mm程度、長さ3mm程度のセメントが横一直線に見えています。

銀歯と歯が完全に一致していないためだと思うのですが、このような治療だと再度虫歯になりやすい可能性が高いということはないでしょうか。

また、歯と銀歯の境目が直線というのも少し不自然に感じますし、そこ以外の境目も手で触ると少し凹凸があるようです。

今後どのようにしていけばよいかアドバイスいただけますととても助かります。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-02-25 17:41:00
はじめまして。

ちょうど先日同様のメタルインレー銀の詰め物)をレジンに交換した画像を載せたところです。(ラバーウェッジや虫歯の判定や手袋の着用について)

ご指摘の通りで、再度の虫歯や”くさび”の役割を果たして歯を割ってしまう可能性、凹凸が”カンナ”の役割を果たして反対側の歯を削ってしまう可能性なども、「ないことはない」です。

ただ、鏡で見えるぐらいの場所の段差なら、エナメル質というところにあるはずですから、そう簡単には虫歯にならない・・はずです。まずはご自身のプラークコントロールが重要だと思いますよ。

メタルインレーは、作る工程で、

1.ドクターがきれいに削る
2.型をとる
3.型に石膏を流して固める
4.石膏模型に溶けたワックスを乗せて形を作る
5.そのワックスをそーっと取り外して別の石膏に沈める
6.熱をかけてワックスだけ溶かす
7.その隙間に高熱で溶解した金属を流し込む
8.冷やして固まってから取り出す
9.研磨修整

・・・・の複雑なステップがあり、そのステップごとに膨張や収縮を繰り返して、寸法は必ずズレます。

保険診療であればかけられる材料コストや時間にも制限がかなりありますので、歯と寸法ぴったりのものを要求される、というのもちょっと厳しいものはあります。

もしどうしてもこのままでは不安でしたら、保険外になると思いますが、他のものに交換されることをお勧めします。

参考⇒保険のインレーの作り直し

ですが、まずは虫歯予防ですよ、頑張って下さい。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-02-26 00:47:00
ぴったり合った詰め物と、セメントが見えるほど隙間が開いている詰め物とでは、当然ぴったり合った詰め物のほうが虫歯にもなりにくく、望ましいです。

しかし、保険治療の場合はあくまでも「最低限の治療」を保障しているだけであって、「ぴったり合った詰め物」までは保障されていないんですよね・・・。

これに関しては、歯医者さんの良心に任せる・・・といったところでしょうか?

ですから、保険でもかなり精度の高い詰め物を作られている先生もいるのですが、残念ながらそうではない先生も多いというのが現状です。

というわけで、質の良い詰め物を求める場合には、保険外で治療をしなければいけない・・・というのが実際のところだと思います。(保険外でもレベルの差は大きいですが・・・)

今回の場合はもう一応保険で治療はされているので、ぐちおさんがそこまでのものを求めるのかどうかという問題もありますが、少なくともメンテナンスだけはしっかりとすることをおすすめします。

メンテナンスさえしておけば、詰め物の部分にもし何らかの問題が出たときでも早く対処することが出来るので、被害を最小限に食い止めることが出来ます。




タイトル 銀歯と歯の間のセメント
質問者 ぐちおさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレーのトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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