歯科材質のアレルギーと、シックハウスについて
相談者:
pfさん ( : )
投稿日時:2007-04-07 00:25:00
一つ目は、2006年の9月にアマルガムの詰め物(左上5番目が神経のない歯なのに痛くなったので)を取り外し、コンポジットレジンにして一応痛みはおさまり、問題解決できるはずだったのですが、2・3日後にはその部分以外の金属の詰め物や被せ、土台に至るまでの全ての金属を取らなければいけないほど、歯の修復治療部分から痛みが出て来た為、歯科材質のパッチテストを行いました。(2006年10月と2007年2月)
その結果、反応した物質は、塩化第二水銀と過酸化ベンゾイルとエポキシレジンの3個です。
かかりつけの歯科担当医も色々考えて、合う材質を探してられますが、見つからないため、歯がない状態で過ごしています。(コンポジットレジンからも、痛みが出て来た為、今では取って仮の詰め物を入れています。コンポジットレジンを入れてから尿にシロップの泡や油、糞は粘土状に粘り気が出ています。)
どんな材質が合うか?アドバイスをお願い致します。
二つ目は、どうしても気になることがあるので質問したいのですが、左下5番目と7番目とをブリッジにしていた所の象牙質は、23年ほど前に治療の際、虫歯状態だったと思うのですが、自分の記憶では、リチウム電池位の大きさの透明ガラスのプラスチック材質(側面がエナメル質?か、セメント質?に装着しやすい様にギザギザに削ってありました。)を使って作り変えて真ん中を刳り貫いて合金の土台を入れて金属の被せでブリッジにしていた所の象牙質の事で質問します。
今回の事で金属の被せを取り外して、プラスチックの仮歯を付けてからアルコールの味がしみてくるようになっております。
その後、その味と真ん中に入れていた合金の痛みに耐えられなくなって合金は取り外して頂けましたが、象牙質の部分は担当医師からそれは貴方の歯です!貴方の象牙質なので、取り外せません!と、どうしても23年前の事を信じてもらえません。
ネットで色々調べたら、アクリル樹脂かポリカーボネート樹脂なら25年前位から象牙質の修復治療歯科材質として使われていたそうですね!
仕事がスイミングスクールの指導を行っている為、プール殺菌として入れている次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)もアルコールの味と関係があるのかも知れませんが、近頃では、松ヤニの味もしてきてよく倒れずに身体がもっているなと、思っています。
この件について皆さんはどんなご意見を持たれたか!
ご感想をお聞かせください。
その結果、反応した物質は、塩化第二水銀と過酸化ベンゾイルとエポキシレジンの3個です。
かかりつけの歯科担当医も色々考えて、合う材質を探してられますが、見つからないため、歯がない状態で過ごしています。(コンポジットレジンからも、痛みが出て来た為、今では取って仮の詰め物を入れています。コンポジットレジンを入れてから尿にシロップの泡や油、糞は粘土状に粘り気が出ています。)
どんな材質が合うか?アドバイスをお願い致します。
二つ目は、どうしても気になることがあるので質問したいのですが、左下5番目と7番目とをブリッジにしていた所の象牙質は、23年ほど前に治療の際、虫歯状態だったと思うのですが、自分の記憶では、リチウム電池位の大きさの透明ガラスのプラスチック材質(側面がエナメル質?か、セメント質?に装着しやすい様にギザギザに削ってありました。)を使って作り変えて真ん中を刳り貫いて合金の土台を入れて金属の被せでブリッジにしていた所の象牙質の事で質問します。
今回の事で金属の被せを取り外して、プラスチックの仮歯を付けてからアルコールの味がしみてくるようになっております。
その後、その味と真ん中に入れていた合金の痛みに耐えられなくなって合金は取り外して頂けましたが、象牙質の部分は担当医師からそれは貴方の歯です!貴方の象牙質なので、取り外せません!と、どうしても23年前の事を信じてもらえません。
ネットで色々調べたら、アクリル樹脂かポリカーボネート樹脂なら25年前位から象牙質の修復治療歯科材質として使われていたそうですね!
仕事がスイミングスクールの指導を行っている為、プール殺菌として入れている次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)もアルコールの味と関係があるのかも知れませんが、近頃では、松ヤニの味もしてきてよく倒れずに身体がもっているなと、思っています。
この件について皆さんはどんなご意見を持たれたか!
ご感想をお聞かせください。
回答1
回答日時:2007-04-07 03:00:00
はじめまして。
なんだか大変なことになってしまった様ですね。
いつ誰にスイッチが入るか分かりませんから、誰にとってもひとごとではないです。
これだけお口の中に安い金属を入れているのが常態化していると、今後こういう問題は必ず増えてくると思いますよ。
アレルギーについては以下の回答もご覧下さい。
参考⇒歯科材料のアレルギーについて
中でも水銀は、アレルギー性が高い物質のひとつです。
今後使用できる歯科材料としては、上の回答でも書きましたが、セラミック(オールセラミック)を中心に考えられるのが良いと思います。
かぶせ物と詰め物、土台に関しては使えます。
ブリッジに関しては使えるメーカーと使えないメーカーがあるので、担当の先生と相談して下さい。
エポキシレジンと言うのがどれに含まれるのか私はちょっとよく分からないのですが、レジン系が全て駄目ということなら、ファイバーコア、ハイブリッドセラミックも駄目ということになります。
もしも入れ歯なども使用されている場合、あるいは今後必要になった場合はかなり厳しくなります。(チタン床というのもあるのですが、それでもレジンは必ず使うので)
その場合は必然的にインプラント(チタン、アルミニウム、バナジウム)+セラミックの被せしか選択肢がなくなってしまいます。
貴金属系も多分大丈夫ですので、場合によってはゴールドの詰め物や被せ物、土台にも使えると思います。
特に土台は、可能ならセラミックよりも純金に近いやわらかめのゴールドを使用される方が向いていると思います。
ただ、一応事前に皮膚科の先生に確認した方が良いと思います。ほとんどの場合純金は使用しません。(溶けにくいのでアレルギーを引き起こす可能性は低いのですが、使用目的に合わせて色んな金属と混ぜ、種類も多いので)
費用的にはかなりいくと思いますよ。
高額療養費制度は活用して下さいね。
ほんとに厚生労働省は、こういう実態を把握してるんでしょうか・・。
参考⇒治療費の全て
参考⇒高額療養費制度
二つ目のご質問に関しては、さっぱりわかりません。
25年前と言えば私は幼稚園ですし・・。
ただそこに本当にその様なものが残っているとなると、早く取りたいところですが、担当の先生も見れば見分けはつくでしょうし。一体どうなってるのでしょう・・。
ともあれ、一日も早い快復を期待します。
なんだか大変なことになってしまった様ですね。
いつ誰にスイッチが入るか分かりませんから、誰にとってもひとごとではないです。
これだけお口の中に安い金属を入れているのが常態化していると、今後こういう問題は必ず増えてくると思いますよ。
アレルギーについては以下の回答もご覧下さい。
参考⇒歯科材料のアレルギーについて
中でも水銀は、アレルギー性が高い物質のひとつです。
今後使用できる歯科材料としては、上の回答でも書きましたが、セラミック(オールセラミック)を中心に考えられるのが良いと思います。
かぶせ物と詰め物、土台に関しては使えます。
ブリッジに関しては使えるメーカーと使えないメーカーがあるので、担当の先生と相談して下さい。
エポキシレジンと言うのがどれに含まれるのか私はちょっとよく分からないのですが、レジン系が全て駄目ということなら、ファイバーコア、ハイブリッドセラミックも駄目ということになります。
もしも入れ歯なども使用されている場合、あるいは今後必要になった場合はかなり厳しくなります。(チタン床というのもあるのですが、それでもレジンは必ず使うので)
その場合は必然的にインプラント(チタン、アルミニウム、バナジウム)+セラミックの被せしか選択肢がなくなってしまいます。
貴金属系も多分大丈夫ですので、場合によってはゴールドの詰め物や被せ物、土台にも使えると思います。
特に土台は、可能ならセラミックよりも純金に近いやわらかめのゴールドを使用される方が向いていると思います。
ただ、一応事前に皮膚科の先生に確認した方が良いと思います。ほとんどの場合純金は使用しません。(溶けにくいのでアレルギーを引き起こす可能性は低いのですが、使用目的に合わせて色んな金属と混ぜ、種類も多いので)
費用的にはかなりいくと思いますよ。
高額療養費制度は活用して下さいね。
ほんとに厚生労働省は、こういう実態を把握してるんでしょうか・・。
参考⇒治療費の全て
参考⇒高額療養費制度
二つ目のご質問に関しては、さっぱりわかりません。
25年前と言えば私は幼稚園ですし・・。
ただそこに本当にその様なものが残っているとなると、早く取りたいところですが、担当の先生も見れば見分けはつくでしょうし。一体どうなってるのでしょう・・。
ともあれ、一日も早い快復を期待します。
相談者からの返信
相談者:
pfさん
返信日時:2007-04-07 03:58:00
渡辺さん、はじめまして。
真夜中にもかかわらずレスメールありがとうございます。m(__)m
まだ参考HPは見ていませんが、今後に役立てたいと思います。
ちなみに二つ目の質問についての参考資料が見つかりましたので、添付します。
これを見て確信に至りました。
ついでに排泄物の件に関しても内科で血液検査やバイオ検査まで行いましたが、何も異常無しでした!
故に、歯科材質に原因があるとしか思えません。
まだまだ時間がかかるのかもしれませんね!^_^;
本当にありがとうございました。
先ほど添付したはずの参考資料HPが上手く貼付けれなかったかも知れませんので、HPのタイトルとAddressをお知らせします。
⇒歯科材質のビスフェノールA
ながったらしいですが暇な時にのぞいて見てください。
真夜中にもかかわらずレスメールありがとうございます。m(__)m
まだ参考HPは見ていませんが、今後に役立てたいと思います。
ちなみに二つ目の質問についての参考資料が見つかりましたので、添付します。
これを見て確信に至りました。
ついでに排泄物の件に関しても内科で血液検査やバイオ検査まで行いましたが、何も異常無しでした!
故に、歯科材質に原因があるとしか思えません。
まだまだ時間がかかるのかもしれませんね!^_^;
本当にありがとうございました。
先ほど添付したはずの参考資料HPが上手く貼付けれなかったかも知れませんので、HPのタイトルとAddressをお知らせします。
⇒歯科材質のビスフェノールA
ながったらしいですが暇な時にのぞいて見てください。
回答2
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-04-07 09:47:00
エポキシなんて生態安定性の無いものを使っていた時代が恥ずかしい限りですよね。
現在のBis-GMAレジンからは確かに環境ホルモンが溶け出すのですが・・・
その量としてはものすごく微量で アレルギーならまだしも体調に影響するほどとは思えません。
なぜなら 身の回りのプラスチック製品(コップや弁当箱やら)などから溶け出して摂取しているホルモンの量のほうがはるかに、比べ物にもならないくらいに多いからです。
家の壁紙、床材なんかからも出てきますよね。
ですので、もしも環境ホルモンが影響しているのだとすればpfさんはシックハウスもあるのでしょうか?
歯科材料が影響することも当然考えられるのですが・・・
決め付けるのは時期尚早かと・・・
現在のBis-GMAレジンからは確かに環境ホルモンが溶け出すのですが・・・
その量としてはものすごく微量で アレルギーならまだしも体調に影響するほどとは思えません。
なぜなら 身の回りのプラスチック製品(コップや弁当箱やら)などから溶け出して摂取しているホルモンの量のほうがはるかに、比べ物にもならないくらいに多いからです。
家の壁紙、床材なんかからも出てきますよね。
ですので、もしも環境ホルモンが影響しているのだとすればpfさんはシックハウスもあるのでしょうか?
歯科材料が影響することも当然考えられるのですが・・・
決め付けるのは時期尚早かと・・・
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-04-07 11:47:00
確かに環境ホルモンやその他の歯科材料にもそう言った問題はありますよね‥。
それは我々歯科医師も認識している事だとは思うのですが‥。
しかし、現在の歯科治療においてレジン無しでは全ての治療が行えないのが事実です。
虫歯で痛いのに治療できない事と微量の環境ホルモン‥が体にとってデメリットが大きいでしょうか?
もっと言えば「虫歯になったアンタが悪い」なんて論争になっちゃいますよね。
だからこそ「虫歯にならないように予防」が最も大切な訳で‥。
pfさんの場合、もしかしたら、大学病院などで診てもらうと何か解決策が見つかるかもしれませんね。
大学の教授なんかは25年以上前の治療法を知っていたりすると思います。
僕らはさすがにポリカーボネートの義歯は習いませんから、対処できないと思いますよ。
それは我々歯科医師も認識している事だとは思うのですが‥。
しかし、現在の歯科治療においてレジン無しでは全ての治療が行えないのが事実です。
虫歯で痛いのに治療できない事と微量の環境ホルモン‥が体にとってデメリットが大きいでしょうか?
もっと言えば「虫歯になったアンタが悪い」なんて論争になっちゃいますよね。
だからこそ「虫歯にならないように予防」が最も大切な訳で‥。
pfさんの場合、もしかしたら、大学病院などで診てもらうと何か解決策が見つかるかもしれませんね。
大学の教授なんかは25年以上前の治療法を知っていたりすると思います。
僕らはさすがにポリカーボネートの義歯は習いませんから、対処できないと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
pfさん
返信日時:2007-04-07 20:08:00
仕事が一段落ついて相談室に戻って来たら、色々な方からのご意見が届いていたので、びっくりしています。
ありがとうございます。
タカタさんのご意見のシックハウスシンドロームの場合、病院の何科で診療出来るのでしょうか?
2006年10月にパッチテストのついでにハウスダストの血液検査も行いましたが、全て陰性でした!^_^;
やはり、大学病院しかないのでしょうか(^_^;)・・・。
そして、タイヨウさんのご意見の様に時代の流れに歯科材料や治療内容が進化するだけでなく、温故知新じゃないけど、伝統の引き続きがしっかり受け継がれていることがとっても大切なんだなと改めて感じました。
引き続きご意見がありましたらお待ちしています。m(__)m
ありがとうございます。
タカタさんのご意見のシックハウスシンドロームの場合、病院の何科で診療出来るのでしょうか?
2006年10月にパッチテストのついでにハウスダストの血液検査も行いましたが、全て陰性でした!^_^;
やはり、大学病院しかないのでしょうか(^_^;)・・・。
そして、タイヨウさんのご意見の様に時代の流れに歯科材料や治療内容が進化するだけでなく、温故知新じゃないけど、伝統の引き続きがしっかり受け継がれていることがとっても大切なんだなと改めて感じました。
引き続きご意見がありましたらお待ちしています。m(__)m
回答4
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-04-12 18:26:00
>シックハウスシンドロームの場合、病院の何科で診療出来るのでしょうか?
総合病院などで検査するのが一般的ですが、病院によってシックハウス専門の科がある場合と無い場合がありますので、電話などで事前に確認されると良いと思いますよ。
病院によっては、化学物質過敏症診療科(シックハウス診療科)という科があったりします。(名称は病院によってまちまちです)
アルコールや松ヤニのような味については、僕はちょっと分かりません・・・。
プールの殺菌剤によって、レジンが溶け出すとも考え難いですけど・・・。
総合病院などで検査するのが一般的ですが、病院によってシックハウス専門の科がある場合と無い場合がありますので、電話などで事前に確認されると良いと思いますよ。
病院によっては、化学物質過敏症診療科(シックハウス診療科)という科があったりします。(名称は病院によってまちまちです)
アルコールや松ヤニのような味については、僕はちょっと分かりません・・・。
プールの殺菌剤によって、レジンが溶け出すとも考え難いですけど・・・。
相談者からの返信
相談者:
pfさん
返信日時:2007-04-13 01:37:00
タイトル | 歯科材質のアレルギーと、シックハウスについて |
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質問者 | pfさん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
アレルギーその他 材料・機材関連 歯科用材料によるアレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。