根尖病巣がある歯を治療せずに、経過観察というのはアリ?
相談者:
ミルクさん (49歳: )
投稿日時:2007-06-14 00:58:00
こんにちは。
いつも、相談に乗っていただきありがとうございます。
今回は 夫の歯の相談です。
夫が久しぶりに歯科検診にいったら、レントゲンテェックで、10年以上前に根管治療済みの歯の根の先に小さい黒い影があることを指摘され、「検診で経過観察して、影が大きくなるようなら、再治療を」といわれたそうです。
現在、自覚症状(痛み、腫れ、違和感)は無く、歯茎にフィステルのないことも確認済みです。
私は、悪化した根尖病巣のため根管再治療でかなりの苦しみを味わったばかりですから、今度は夫に根尖病巣か!?とショックですし、根尖病巣が見つかった時点で、至急、再治療をすべしでは?(もちろん専門医あるいは精度の高い先生にお願いして)と考えますが、
もしかして、小さい根尖病巣が必ず痛みや腫れを引き起こすほどに成長するものではなく、ケースバイケース、中には、ずっとそのままで結果オーライもありうるから、経過観察をして様子を見る、という考え方もあるのかな・・とも思います。
・・・どうなのでしょうか?
何かデータがあるなら教えていただきたいですし、先生方のご意見お聞かせいただければ、と思います。
どうぞよろしくお願いします。
いつも、相談に乗っていただきありがとうございます。
今回は 夫の歯の相談です。
夫が久しぶりに歯科検診にいったら、レントゲンテェックで、10年以上前に根管治療済みの歯の根の先に小さい黒い影があることを指摘され、「検診で経過観察して、影が大きくなるようなら、再治療を」といわれたそうです。
現在、自覚症状(痛み、腫れ、違和感)は無く、歯茎にフィステルのないことも確認済みです。
私は、悪化した根尖病巣のため根管再治療でかなりの苦しみを味わったばかりですから、今度は夫に根尖病巣か!?とショックですし、根尖病巣が見つかった時点で、至急、再治療をすべしでは?(もちろん専門医あるいは精度の高い先生にお願いして)と考えますが、
もしかして、小さい根尖病巣が必ず痛みや腫れを引き起こすほどに成長するものではなく、ケースバイケース、中には、ずっとそのままで結果オーライもありうるから、経過観察をして様子を見る、という考え方もあるのかな・・とも思います。
・・・どうなのでしょうか?
何かデータがあるなら教えていただきたいですし、先生方のご意見お聞かせいただければ、と思います。
どうぞよろしくお願いします。
回答1
回答2
回答日時:2007-06-14 13:01:00
こんにちは。
根尖病巣がある歯について、放置しておくと症状が出る割合はどれだけか・・というデータについては、おそらくないと思います。
「案外高いんじゃないか・・」と言う予測は聞いたことがあります。
医師として、問題があると分かっていて放っておく・・という研究は、今時出来ませんからね。
何かのついで(クラウンをやりかえるなど)がなければ、まずは経過観察でも良いと思いますよ。
経過観察は、ただ放っておくのとは違います。
担当の先生もおっしゃってますが、
・1年おきぐらいに
・同じ角度
・同じ様に綺麗に現像されたレントゲン写真
で比較して見て行きましょう。
(現像の具合や撮影の角度が変わると、違う大きさに見えることがあります)
それで大きくなり始めたら、治療に踏み切っていいと思いますよ。
根尖病巣がある歯について、放置しておくと症状が出る割合はどれだけか・・というデータについては、おそらくないと思います。
「案外高いんじゃないか・・」と言う予測は聞いたことがあります。
医師として、問題があると分かっていて放っておく・・という研究は、今時出来ませんからね。
何かのついで(クラウンをやりかえるなど)がなければ、まずは経過観察でも良いと思いますよ。
経過観察は、ただ放っておくのとは違います。
担当の先生もおっしゃってますが、
・1年おきぐらいに
・同じ角度
・同じ様に綺麗に現像されたレントゲン写真
で比較して見て行きましょう。
(現像の具合や撮影の角度が変わると、違う大きさに見えることがあります)
それで大きくなり始めたら、治療に踏み切っていいと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
ミルクさん
返信日時:2007-06-15 11:49:00
タイヨウ先生、渡辺先生、ありがとうございます。
そうですか、経過観察でいいのですか!
根尖病巣の難しさを体験し6番根治に悪戦苦闘し、その過程でNETや書物等で@にわか根治オタク化?した私は、たぶん、「至急再治療、当然でしょ!」という返答がくるのだろうなあ〜と逆の?予測をしていまして、質問後回答を読むまで、頭の中ではもう次の質問を用意しちゃってました・・(苦笑)
夫の場合は、結果オーライになりますようにと願いながら、きちんと経過観察してもらいます。
うーん、渡辺先生ご指摘の
・同じ角度
・同じ様に綺麗に現像されたレントゲン写真
・・というのは、実際にはなかなか難しい場合もあるような・・・
そういうことに気を配ってくれるDrであって欲しいと思いますし、患者側もチェックしなきゃだめですね。
そうですか、経過観察でいいのですか!
根尖病巣の難しさを体験し6番根治に悪戦苦闘し、その過程でNETや書物等で@にわか根治オタク化?した私は、たぶん、「至急再治療、当然でしょ!」という返答がくるのだろうなあ〜と逆の?予測をしていまして、質問後回答を読むまで、頭の中ではもう次の質問を用意しちゃってました・・(苦笑)
夫の場合は、結果オーライになりますようにと願いながら、きちんと経過観察してもらいます。
うーん、渡辺先生ご指摘の
・同じ角度
・同じ様に綺麗に現像されたレントゲン写真
・・というのは、実際にはなかなか難しい場合もあるような・・・
そういうことに気を配ってくれるDrであって欲しいと思いますし、患者側もチェックしなきゃだめですね。
タイトル | 根尖病巣がある歯を治療せずに、経過観察というのはアリ? |
---|---|
質問者 | ミルクさん |
地域 | |
年齢 | 49歳 |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。