フッ素の賛否両論について
相談者:
水野さん ( : )
投稿日時:2007-07-15 21:48:00
以前歯科助手として働いていた経験があるのですが、フッ素についての意見がまちまちで、正直判断が付かなくて迷っています。
フッ素について調べていると、フッ素は絶対に止めたほうが良いという先生もいらっしゃいます。
http://members.jcom.home.ne.jp/tomura/murakami/
こちらの先生は、フッ素に賛成の意見をお持ちのようなので、上記のような反対の意見に対する、「これは違うのでは?」という意見を聞かせていただけたら・・と思い、投稿させていただきました。
宜しくお願いします。
フッ素について調べていると、フッ素は絶対に止めたほうが良いという先生もいらっしゃいます。
http://members.jcom.home.ne.jp/tomura/murakami/
こちらの先生は、フッ素に賛成の意見をお持ちのようなので、上記のような反対の意見に対する、「これは違うのでは?」という意見を聞かせていただけたら・・と思い、投稿させていただきました。
宜しくお願いします。
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2007-07-15 22:56:00
私はフッ素賛成・反対という単純な分け方には疑問を感じます。
明らかに反対派ではないのですが、日本における水道水のフッ化物添加には反対です。
また他の使用方法にしても、やはり薬剤なので必要な人に正しい使い方が望まれます。
水道水についてはやはり個人の意思が無視されてしまいます。
発展途上国のように個人の意思を無視しても、国家単位で得られる利益が大きいのなら仕方がないかもしれませんが、日本のように成熟した社会で個人の意思が優先されるような国には適さないと思います。
最終的に個人個人が判断して決めることになるのでは無いでしょうか。
水野さんは、読み比べてみてどのように感じられましたか。
上記のホームページもざっとですが見させていただきましたが、医療に対する根本的な考え方に違いがあるようなので、私からコメントするような事は何もありません。
明らかに反対派ではないのですが、日本における水道水のフッ化物添加には反対です。
また他の使用方法にしても、やはり薬剤なので必要な人に正しい使い方が望まれます。
水道水についてはやはり個人の意思が無視されてしまいます。
発展途上国のように個人の意思を無視しても、国家単位で得られる利益が大きいのなら仕方がないかもしれませんが、日本のように成熟した社会で個人の意思が優先されるような国には適さないと思います。
最終的に個人個人が判断して決めることになるのでは無いでしょうか。
水野さんは、読み比べてみてどのように感じられましたか。
上記のホームページもざっとですが見させていただきましたが、医療に対する根本的な考え方に違いがあるようなので、私からコメントするような事は何もありません。
相談者からの返信
相談者:
水野さん
返信日時:2007-07-15 23:59:00
たかしと申します。
すいません,歯科医師では無いのですが,この掲示板をいつも興味深く読み,私も過去何度か質問している者です。
過去私もフッ素について色々なホームページを見て調べました。
賛否両論の意見がかなり有りました。
しかし現在,自分も含め妻と二人の子供には一日一回夕食の食後にオーラルケアのフッ化第一スズ入りのジェルを塗っています。
私も妻も30代の年齢ですが、心なしか歯面がツルツルして来た様に思えます。
またタイヨウ先生が他の相談掲示板でご自分のお子さんに使用しているMIペーストと言う物を家族で塗る様にしました。
牛乳由来成分から作られているリカルデントで、カルシウムとリンを過飽和状態で口腔内で供給する商品です。
インターネットでMIペーストを検索すれば情報は得られると思います。
私は夕食後フッ素ジェル,就寝前にMIペーストを家族全員で使用していますが,もしフッ素に疑問を持たれるので有ればMIペーストのみの使用でも良いのではと思います。
またタイヨウ先生が追記して頂けると思いますので,後はタイヨウ先生お願い致します。
すいません,歯科医師では無いのですが,この掲示板をいつも興味深く読み,私も過去何度か質問している者です。
過去私もフッ素について色々なホームページを見て調べました。
賛否両論の意見がかなり有りました。
しかし現在,自分も含め妻と二人の子供には一日一回夕食の食後にオーラルケアのフッ化第一スズ入りのジェルを塗っています。
私も妻も30代の年齢ですが、心なしか歯面がツルツルして来た様に思えます。
またタイヨウ先生が他の相談掲示板でご自分のお子さんに使用しているMIペーストと言う物を家族で塗る様にしました。
牛乳由来成分から作られているリカルデントで、カルシウムとリンを過飽和状態で口腔内で供給する商品です。
インターネットでMIペーストを検索すれば情報は得られると思います。
私は夕食後フッ素ジェル,就寝前にMIペーストを家族全員で使用していますが,もしフッ素に疑問を持たれるので有ればMIペーストのみの使用でも良いのではと思います。
またタイヨウ先生が追記して頂けると思いますので,後はタイヨウ先生お願い致します。
回答2
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-07-16 22:45:00
まず、フッ化物の水道水への添加によるう蝕予防の効果に関しては、WHOやFDIでも認めていくくらいですし、多くの研究でも効果があるとされておりますので、う蝕予防効果があることは、疑う余地はないと思います。
ご指摘のサイトはその効果の点についてまでクレームをつけてしまっているので、どうしても他の部分に関しても疑いの目で見てしまうのはしかたのないことかと思います。
フッ化物の使用による危険性は非常に低いとは思いますが、完全には否定できないと思います。
ですので、小牧先生と同様に、水道水への添加は反対ですし、非常にわずかなリスクを認めた上で個人個人が使用する判断をすべきかと思います。(結局、フッ素は薬ですから)
ちなみに、歯みがき指導と砂糖摂取制限はともに、WHOでは虫歯予防効果がさほどあるとは認められていないそうです。
日本においても、歯みがきがむし歯予防に効果があるといえる信頼できる研究結果はなかったと思います。
砂糖に関しましてもその摂取量に着目してしまうと、虫歯予防効果があるとは言えないようです。
むし歯予防に関しては以下のサイトは参考になると思います。
http://www.toothfriendly-sweets.jp/letter/uso/uso.html
ご指摘のサイトはその効果の点についてまでクレームをつけてしまっているので、どうしても他の部分に関しても疑いの目で見てしまうのはしかたのないことかと思います。
フッ化物の使用による危険性は非常に低いとは思いますが、完全には否定できないと思います。
ですので、小牧先生と同様に、水道水への添加は反対ですし、非常にわずかなリスクを認めた上で個人個人が使用する判断をすべきかと思います。(結局、フッ素は薬ですから)
ちなみに、歯みがき指導と砂糖摂取制限はともに、WHOでは虫歯予防効果がさほどあるとは認められていないそうです。
日本においても、歯みがきがむし歯予防に効果があるといえる信頼できる研究結果はなかったと思います。
砂糖に関しましてもその摂取量に着目してしまうと、虫歯予防効果があるとは言えないようです。
むし歯予防に関しては以下のサイトは参考になると思います。
http://www.toothfriendly-sweets.jp/letter/uso/uso.html
回答4
回答日時:2007-07-16 23:34:00
こんにちは。
リンク先のサイトでは、マンハッタン計画の裏側の話まで出てきましたが、さすがに私にその真相は判断出来ません。
世の中嘘っぱちの情報も非常に多いですから、その様なことも実はあったりするのかも知れませんね。
以前にもフッ素の副作用について心配されている方への回答があります。
まだご覧になっていなければ、よろしければこちらも。
(私の回答はあまり参考になりませんので、田尾先生の回答をよくご覧になってみて下さい)
参考⇒フッ素とダウン症の関係
あと、情報には色々とレベルがありまして、医療従事者にとってはもっとも信頼性のある、とされるデータについては以下で詳しくご説明しています。
参考⇒虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?
上の回答で書いてある様な内容(証明されているフッ素の虫歯予防効果)についてはある程度知っておいて、フッ素を使用しないとしてもそれはその上で判断しないといけないでしょうね。
現状、フッ素以外に虫歯予防効果が認められているものがありませんので、代替策をどうするか・・とか、そういう問題は必然的に残りますよね。
リンク先のサイトでは、マンハッタン計画の裏側の話まで出てきましたが、さすがに私にその真相は判断出来ません。
世の中嘘っぱちの情報も非常に多いですから、その様なことも実はあったりするのかも知れませんね。
以前にもフッ素の副作用について心配されている方への回答があります。
まだご覧になっていなければ、よろしければこちらも。
(私の回答はあまり参考になりませんので、田尾先生の回答をよくご覧になってみて下さい)
参考⇒フッ素とダウン症の関係
あと、情報には色々とレベルがありまして、医療従事者にとってはもっとも信頼性のある、とされるデータについては以下で詳しくご説明しています。
参考⇒虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?
上の回答で書いてある様な内容(証明されているフッ素の虫歯予防効果)についてはある程度知っておいて、フッ素を使用しないとしてもそれはその上で判断しないといけないでしょうね。
現状、フッ素以外に虫歯予防効果が認められているものがありませんので、代替策をどうするか・・とか、そういう問題は必然的に残りますよね。
相談者からの返信
相談者:
水野さん
返信日時:2007-07-17 15:08:00
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-17 15:15:00
あらら、読んでいないうちに結論が出てしまった‥。
たかしさんにふられていたのに‥。
と、言う事で、牛乳アレルギーが無ければMIペーストで予防してみてください。
他の先生方の書かれている通り、正しいブラッシングが重要なのはご理解ください。
たかしさんにふられていたのに‥。
と、言う事で、牛乳アレルギーが無ければMIペーストで予防してみてください。
他の先生方の書かれている通り、正しいブラッシングが重要なのはご理解ください。
回答6
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-07-17 22:02:00
>他の先生方の書かれている通り、正しいブラッシングが重要なのはご理解ください。
え?タイヨウ先生、私はブラッシングを重要視していませんよ。
渡辺先生も、ブラッシングを最も重要視しているようには思えないんですけど?
え?タイヨウ先生、私はブラッシングを重要視していませんよ。
渡辺先生も、ブラッシングを最も重要視しているようには思えないんですけど?
回答7
回答日時:2007-07-17 23:53:00
ああ、はいはい。終わったと思って気を抜いてました。
ブラッシングのテクニックで虫歯予防が出来るかは不明です。
ブラッシングの習慣(回数・時間など)では虫歯予防はおそらく出来ますが、それもフッ素入りのねり歯磨きの使用が前提の話ですから、フッ素抜きだと無意味かも知れませんね。
歯周病予防にはブラッシングは重要です。
MIペーストも添加物の固まりですから、フッ素が心配ならこちらもいかがなものでしょう・・なんて思ってみたり。。
味はおいしいですけどね。
あ、でもこちらも虫歯予防効果についてはまだ「?」ですよ。
ブラッシングのテクニックで虫歯予防が出来るかは不明です。
ブラッシングの習慣(回数・時間など)では虫歯予防はおそらく出来ますが、それもフッ素入りのねり歯磨きの使用が前提の話ですから、フッ素抜きだと無意味かも知れませんね。
歯周病予防にはブラッシングは重要です。
MIペーストも添加物の固まりですから、フッ素が心配ならこちらもいかがなものでしょう・・なんて思ってみたり。。
味はおいしいですけどね。
あ、でもこちらも虫歯予防効果についてはまだ「?」ですよ。
回答8
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2007-07-18 00:23:00
ブラッシングって重要じゃないですか?
虫歯が出来るところには必ずプラークが存在するんじゃないでしょうか。
フッ素そのものの効果は高々20−30%程度です。
しかしフッ素を使うと虫歯予防に効果的というのは、フッ素そのものの効果だけではなく、フッ素を使うときにはたいていブラッシングをしますし、フッ素を使って虫歯予防をしようという意識が効果を上げていると思いますが。
さらに、ブラッシングや食餌療法は数量化しにくくフッ素のように何%とあらわしにくいことから、フッ素のほうが重要視されるように思います。
やはり虫歯予防には、ブラッシング・ダイエット・フッ化物の3つの予防を組み合わせることが大切です。
ブラッシングとダイエット、ブラッシングとフッ化物はそれぞれ相乗効果が認められます。
ダイエットとフッ化物の関係も、フッ化物の使用はう蝕を発生させる糖質の1日の摂取許容量を大きくするという効果が認められます。
水野さんのご質問がフッ素でしたので、先にフッ素についてしかお答えしませんでしたが、3つの予防を組み合わせることが重要です。
MIペーストについては、ある研究では結論でフッ素と併用することを薦めています。
まだ臨床的な効果にはコンセンサスが得られていないといっていいと思います。
虫歯が出来るところには必ずプラークが存在するんじゃないでしょうか。
フッ素そのものの効果は高々20−30%程度です。
しかしフッ素を使うと虫歯予防に効果的というのは、フッ素そのものの効果だけではなく、フッ素を使うときにはたいていブラッシングをしますし、フッ素を使って虫歯予防をしようという意識が効果を上げていると思いますが。
さらに、ブラッシングや食餌療法は数量化しにくくフッ素のように何%とあらわしにくいことから、フッ素のほうが重要視されるように思います。
やはり虫歯予防には、ブラッシング・ダイエット・フッ化物の3つの予防を組み合わせることが大切です。
ブラッシングとダイエット、ブラッシングとフッ化物はそれぞれ相乗効果が認められます。
ダイエットとフッ化物の関係も、フッ化物の使用はう蝕を発生させる糖質の1日の摂取許容量を大きくするという効果が認められます。
水野さんのご質問がフッ素でしたので、先にフッ素についてしかお答えしませんでしたが、3つの予防を組み合わせることが重要です。
MIペーストについては、ある研究では結論でフッ素と併用することを薦めています。
まだ臨床的な効果にはコンセンサスが得られていないといっていいと思います。
回答9
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-07-18 01:01:00
ブラッシングが重要じゃないとの意見がありますね。
ある大学でこういう実験をしました。
あるグループは歯磨き粉を付けずにブラッシング。
もう一方のグループはフッ素入りのうがい薬でうがいのみ。
フッ素でうがいをしていた方のグループには虫歯が出来ましたよ。
虫歯予防にフッ素のみが効果的なのだとするとフッ素だけでOKのはずでしょ??
また、フッ素を信じるのはいいのですが、歯の病って虫歯だけでしょうか?
小児歯科ならまだしも成人を相手にしようと思いますと歯周病を無視できないのでは?
そのときにフッ素洗口やフッ素錠剤で対処できるの??
無理です!
また、フッ素を歯に塗布しますと一瞬にしてフッ化カルシウムの膜が出来ます。
そうしますと次にフッ素が歯面に触れるとどうなるか?
フッ素の中の沸酸とフッ化カルシウムの中和反応が起きるためフッ素が歯に染み込まなくなるのです。
なので、フッ素って思っているほどは歯に染み込んでいないものと考えられます。
ちなみに、ブラッシングについてですが、私は20年以上前から電動歯ブラシを使っております。
ちなみに、コクランレポートでも手磨きより電動歯ブラシの方が効果が高いのは証明されておりますし、今年出るコクランレポートでは音波歯ブラシよりも毛先が回転運動しているものの方が効果が高いとの報告が出ます。
ある大学でこういう実験をしました。
あるグループは歯磨き粉を付けずにブラッシング。
もう一方のグループはフッ素入りのうがい薬でうがいのみ。
フッ素でうがいをしていた方のグループには虫歯が出来ましたよ。
虫歯予防にフッ素のみが効果的なのだとするとフッ素だけでOKのはずでしょ??
また、フッ素を信じるのはいいのですが、歯の病って虫歯だけでしょうか?
小児歯科ならまだしも成人を相手にしようと思いますと歯周病を無視できないのでは?
そのときにフッ素洗口やフッ素錠剤で対処できるの??
無理です!
また、フッ素を歯に塗布しますと一瞬にしてフッ化カルシウムの膜が出来ます。
そうしますと次にフッ素が歯面に触れるとどうなるか?
フッ素の中の沸酸とフッ化カルシウムの中和反応が起きるためフッ素が歯に染み込まなくなるのです。
なので、フッ素って思っているほどは歯に染み込んでいないものと考えられます。
ちなみに、ブラッシングについてですが、私は20年以上前から電動歯ブラシを使っております。
ちなみに、コクランレポートでも手磨きより電動歯ブラシの方が効果が高いのは証明されておりますし、今年出るコクランレポートでは音波歯ブラシよりも毛先が回転運動しているものの方が効果が高いとの報告が出ます。
回答10
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-07-18 08:48:00
タカタ先生・・・
>ある大学でこういう実験をしました。あるグループは歯磨き粉を付けずにブラッシング。もう一方のグループはフッ素入りのうがい薬でうがいのみ。フッ素でうがいをしていた方のグループには虫歯が出来ましたよ。
歯磨き粉なしでブラッシングしたほうは虫歯が1本もなかったってことでしょうか?そのデータではちょっと・・・
>虫歯予防にフッ素のみが効果的なのだとするとフッ素だけでOKのはずでしょ??
だれがやっても”ある程度”の効果が得られる方法という認識で一致してると思いますよ。
>また、フッ素を信じるのはいいのですが、歯の病って虫歯だけでしょうか?小児歯科ならまだしも成人を相手にしようと思いますと歯周病を無視できないのでは? そのときにフッ素洗口やフッ素錠剤で対処できるの??無理です!
そこは、みんなわかってますから心配ご無用です。
>ある大学でこういう実験をしました。あるグループは歯磨き粉を付けずにブラッシング。もう一方のグループはフッ素入りのうがい薬でうがいのみ。フッ素でうがいをしていた方のグループには虫歯が出来ましたよ。
歯磨き粉なしでブラッシングしたほうは虫歯が1本もなかったってことでしょうか?そのデータではちょっと・・・
>虫歯予防にフッ素のみが効果的なのだとするとフッ素だけでOKのはずでしょ??
だれがやっても”ある程度”の効果が得られる方法という認識で一致してると思いますよ。
>また、フッ素を信じるのはいいのですが、歯の病って虫歯だけでしょうか?小児歯科ならまだしも成人を相手にしようと思いますと歯周病を無視できないのでは? そのときにフッ素洗口やフッ素錠剤で対処できるの??無理です!
そこは、みんなわかってますから心配ご無用です。
回答11
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-07-18 09:11:00
この実験の期間(2ヶ月)の間には新たな初期う蝕は見つからなかったようです。
というか、当たり前なんだけどね。
だって、歯磨き粉が虫歯予防をしているわけじゃないですし。。。
>だれがやっても”ある程度”の効果が得られる方法という認識で一致してると思いますよ。
効果がないとは思っていません。
実際、フッ素塗布もやりますよ。
ただ、歯医者はフッ素だ〜〜フッ素だ〜〜〜て 極論ばかりを言うでしょ。
それが許せないんです。
フッ素が全てだ! ブラッシングはいらない!ていうのなら、
"フッ素洗口とフッ素塗布だけして、TBIしなくてもいい"
という理屈がまかり通るではないですか。
フッ素だけで口腔疾患が予防できるわけないのが分かっているなら、TBIの重要性は否定できないですよね。
P.S
フルオロアパタイトの強度が大して高くないのはご存知ですか?
再石灰化の過程で出来るフルオロアパタイトの強度って 指で擦ってもはがれるほどなのですが・・・
というか、当たり前なんだけどね。
だって、歯磨き粉が虫歯予防をしているわけじゃないですし。。。
>だれがやっても”ある程度”の効果が得られる方法という認識で一致してると思いますよ。
効果がないとは思っていません。
実際、フッ素塗布もやりますよ。
ただ、歯医者はフッ素だ〜〜フッ素だ〜〜〜て 極論ばかりを言うでしょ。
それが許せないんです。
フッ素が全てだ! ブラッシングはいらない!ていうのなら、
"フッ素洗口とフッ素塗布だけして、TBIしなくてもいい"
という理屈がまかり通るではないですか。
フッ素だけで口腔疾患が予防できるわけないのが分かっているなら、TBIの重要性は否定できないですよね。
P.S
フルオロアパタイトの強度が大して高くないのはご存知ですか?
再石灰化の過程で出来るフルオロアパタイトの強度って 指で擦ってもはがれるほどなのですが・・・
回答12
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-18 11:36:00
ああ〜。
っと。
ブラッシング 7割
PMTC 3割
が僕の理想なんですけど‥。
あくまでブラッシング10割じゃないですよ。
あとは虫歯予防も大切ですけど、ペリオに関してはブラッシングはもう少し重要度が増すような気がするんですけどね‥。
ブラッシング 8割
PMTC 2割
くらい。
事実、中等度〜重度Pだった患者さんが、入院してしまい、暇だったからと言う理由でブラッシング(ジュエルコートF使用)を2ヶ月丁寧に行うようになったら、動揺、歯肉発赤が無くなりました。
どうなんでしょう?>森川先生
っと。
ブラッシング 7割
PMTC 3割
が僕の理想なんですけど‥。
あくまでブラッシング10割じゃないですよ。
あとは虫歯予防も大切ですけど、ペリオに関してはブラッシングはもう少し重要度が増すような気がするんですけどね‥。
ブラッシング 8割
PMTC 2割
くらい。
事実、中等度〜重度Pだった患者さんが、入院してしまい、暇だったからと言う理由でブラッシング(ジュエルコートF使用)を2ヶ月丁寧に行うようになったら、動揺、歯肉発赤が無くなりました。
どうなんでしょう?>森川先生
回答13
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-07-18 13:32:00
僕もブラッシング10割じゃないですよ。
僕は日々の電動ブラッシング8割 検診1.5割で 細菌検査0.5割 というところです。
歯周病に関してはリス●リンは有効でないという報告は2年ほど前に結論が出てますし、洗口材は歯周病予防には あまり役立たないと考えます。
僕は日々の電動ブラッシング8割 検診1.5割で 細菌検査0.5割 というところです。
歯周病に関してはリス●リンは有効でないという報告は2年ほど前に結論が出てますし、洗口材は歯周病予防には あまり役立たないと考えます。
回答14
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-07-18 21:00:00
実は、私もむし歯予防のために歯磨き指導してます。
平滑面う蝕なら防げると思ってますし、他の部位の虫歯も進行速度を遅くする働きはあるのではないかと感じていますので。
でも、なぜあえて「重要ではない」というのかと言うと、歯磨き指導を重要と位置付けてしまうとほぼすべての人が
むし歯予防=歯磨き(これが唯一で最重要)
こんな風に頭に入ってしまうみたいなんです。
生活習慣や食事の指導などは、あっという間に頭の中から消え去ってしまうようです。
だから、定期検診で、また虫歯が出来てしまった時に言う母親の言い訳は決まっていて
「歯を磨けって言ったんですけど、この子が磨かなくて」
「だから、そうじゃないって言ったでしょう」と心の中で何度か思ううちに、「歯磨きはじゃまだ」みたいな感覚が増幅してきて、歯磨き指導はするけど、重要とは言わないようになってきたんです。
ですので、最近は少しは歯磨き以外の予防法に関しても意識が回る保護者が増えてきてるように感じます。気のせいかもしれませんが
まあ、タイヨウ先生のところのように大人が多くてフロスの使用法なんかもバッチリ行うようなシステムなら歯磨きを重要と扱ってもまったく問題は無いと思いますが、そうでないところでは、「フッ素が唯一の虫歯予防法」ってのは真実ではないかと思います。
平滑面う蝕なら防げると思ってますし、他の部位の虫歯も進行速度を遅くする働きはあるのではないかと感じていますので。
でも、なぜあえて「重要ではない」というのかと言うと、歯磨き指導を重要と位置付けてしまうとほぼすべての人が
むし歯予防=歯磨き(これが唯一で最重要)
こんな風に頭に入ってしまうみたいなんです。
生活習慣や食事の指導などは、あっという間に頭の中から消え去ってしまうようです。
だから、定期検診で、また虫歯が出来てしまった時に言う母親の言い訳は決まっていて
「歯を磨けって言ったんですけど、この子が磨かなくて」
「だから、そうじゃないって言ったでしょう」と心の中で何度か思ううちに、「歯磨きはじゃまだ」みたいな感覚が増幅してきて、歯磨き指導はするけど、重要とは言わないようになってきたんです。
ですので、最近は少しは歯磨き以外の予防法に関しても意識が回る保護者が増えてきてるように感じます。気のせいかもしれませんが
まあ、タイヨウ先生のところのように大人が多くてフロスの使用法なんかもバッチリ行うようなシステムなら歯磨きを重要と扱ってもまったく問題は無いと思いますが、そうでないところでは、「フッ素が唯一の虫歯予防法」ってのは真実ではないかと思います。
回答15
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-07-18 21:47:00
子供ならともかく、大人にブラッシング指導するときにはそんな理屈は通用しません。
最近の患者さん(特に歯ちゃんねらーさん)はかなり色々な文献に目を通しています。
フッ素神話なんかを"絶対的"であるかのごとく説法を説くと墓穴掘ります。
最近の患者さん(特に歯ちゃんねらーさん)はかなり色々な文献に目を通しています。
フッ素神話なんかを"絶対的"であるかのごとく説法を説くと墓穴掘ります。
回答16
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-07-18 22:09:00
え〜とまず、子どもの指導の場合、対象は保護者つまり大人です。
先生のとこは子どもは全然来ないんですか?
”そうでないところでは、「フッ素が唯一の虫歯予防」” というのは歯ちゃんねらーさんへのメッセージです。
つまり、タイヨウ先生みたいなところにでも行かなけりゃ、フッ素以外に有益なむし歯予防は受けられないよ。
フッ素だけはどこでやってもある程度効き目はあるよ。という意味です。
わかっていただけました?
それとも返答ずれてますか?
先生のとこは子どもは全然来ないんですか?
”そうでないところでは、「フッ素が唯一の虫歯予防」” というのは歯ちゃんねらーさんへのメッセージです。
つまり、タイヨウ先生みたいなところにでも行かなけりゃ、フッ素以外に有益なむし歯予防は受けられないよ。
フッ素だけはどこでやってもある程度効き目はあるよ。という意味です。
わかっていただけました?
それとも返答ずれてますか?
回答17
回答18
回答19
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2007-07-19 00:07:00
確かにフッ素に関する研究は子供ばかりで、おとなの研究はほとんどありませんから、タカタ先生のオフィスでは外部妥当性が取れていないので、そのまま当てはまりませんね。
フッ素の虫歯予防効果について一言。
私が大学時代には、フルオロアパタイトが出来て虫歯を予防すると教わりましたが、最近の研究では唾液やプラーク中にフッ素イオンが存在すると、歯面の再石灰化を促進するという効果のほうが重要視されています。
フルオロアパタイトは脱灰pHの閾値を下げるだけで、その閾値を下回ればフルオロアパタイトも脱灰します。
フッ素の虫歯予防効果について一言。
私が大学時代には、フルオロアパタイトが出来て虫歯を予防すると教わりましたが、最近の研究では唾液やプラーク中にフッ素イオンが存在すると、歯面の再石灰化を促進するという効果のほうが重要視されています。
フルオロアパタイトは脱灰pHの閾値を下げるだけで、その閾値を下回ればフルオロアパタイトも脱灰します。
タイトル | フッ素の賛否両論について |
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質問者 | 水野さん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 う蝕関連 予防関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。