根の分岐部分が黒く写っていますが、これが根尖病巣でしょうか?
相談者:
まなぽんさん ( : )
投稿日時:2007-08-21 23:53:00
1年ほど前に根管治療した右下6番の歯が痛み出し、通院中です。
12月頃に1度痛み、そのときは歯肉の掃除と薬をつけてもらい、痛みは治まりました。
3回くらい通ったところで都合で予約日に行けず、その後予約をとりそびれてそのままになっていました。
1ヶ月ほど前から同じ歯が再び痛み出し、前回と同じく歯肉の掃除と薬をつける治療中です。
全体を撮ったレントゲンではよく見えないのですが、痛む歯をクローズアップしたレントゲンでは、根の分岐部分が黒く写っています。
これは、いわゆる根尖病巣とは違うのでしょうか。
通院先の先生は、歯肉の炎症と考えていたらしく、歯肉の掃除で様子を見ています。
ひどい痛みは治まりましたが、ひびくような違和感がなかなかとれません。
先生にとってもそれは予想外だったみたいで、なかなかよくならないようならクラウンをはずして治療すると言いましたが、どんな治療をするかは、まだ聞いていません。
また、レントゲン写真の歯の根を示して、もし骨によくついていない場合は抜歯になるかも、とも言われました。
昨日が予約日だったので歯肉の掃除をして薬をぬってもらいましたが、今日の夕方あたりから少しじんじんと軽い痛みがでてきたので不安です。
ネットなどで見ると根尖病巣なら根管の再治療となるようですが、すぐそうしなかったのは根尖病巣ではないのでしょうか。
だとすれば原因は何なのでしょう。
また、骨についていないと抜歯とはどういうことなのでしょうか。
12月頃に1度痛み、そのときは歯肉の掃除と薬をつけてもらい、痛みは治まりました。
3回くらい通ったところで都合で予約日に行けず、その後予約をとりそびれてそのままになっていました。
1ヶ月ほど前から同じ歯が再び痛み出し、前回と同じく歯肉の掃除と薬をつける治療中です。
全体を撮ったレントゲンではよく見えないのですが、痛む歯をクローズアップしたレントゲンでは、根の分岐部分が黒く写っています。
これは、いわゆる根尖病巣とは違うのでしょうか。
通院先の先生は、歯肉の炎症と考えていたらしく、歯肉の掃除で様子を見ています。
ひどい痛みは治まりましたが、ひびくような違和感がなかなかとれません。
先生にとってもそれは予想外だったみたいで、なかなかよくならないようならクラウンをはずして治療すると言いましたが、どんな治療をするかは、まだ聞いていません。
また、レントゲン写真の歯の根を示して、もし骨によくついていない場合は抜歯になるかも、とも言われました。
昨日が予約日だったので歯肉の掃除をして薬をぬってもらいましたが、今日の夕方あたりから少しじんじんと軽い痛みがでてきたので不安です。
ネットなどで見ると根尖病巣なら根管の再治療となるようですが、すぐそうしなかったのは根尖病巣ではないのでしょうか。
だとすれば原因は何なのでしょう。
また、骨についていないと抜歯とはどういうことなのでしょうか。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2007-08-22 15:23:00
はじめまして。
かなり勉強されていますね。
レントゲンで根尖部に病巣が見られる歯は感染根菅処置をした方がいいですね。
ただ病巣が大きかったり、残っているご自身の歯の体積が少ないと感染根管処置せず、しばらく使えるところまで使って抜歯と言う手段を取る場合があります。
感染根管処置はそんなに簡単な治療ではありません、また抜髄処置に比べ時間&労力は数倍かかるのに日本の治療費は抜髄以下なので、積極的に感染根管処置をしない先生もいます。
例えば、抗生剤を投与しておしまいなど。
しかし、治療すれば治るかというと、保険治療では多分40%ぐらいが治るかな!?という程度だと思います。
そのぐらい難しい処置なのです。
また、手を入れて治療に耐えれずに抜歯になることも少なくありません。
もし、今の治療方針に不満・理解に苦しむ所があればセカンドオピニオンを求めてください。もしかしたら、治せると言ってくれるかもしれません。
神経の処置は抜髄と言う初めて神経を取る処置が最も大切でこの治療次第で長く持つか、近い将来抜歯になってしまうかが決まりますので、根の治療期間中はサボらず必ず通院してください。
かなり勉強されていますね。
レントゲンで根尖部に病巣が見られる歯は感染根菅処置をした方がいいですね。
ただ病巣が大きかったり、残っているご自身の歯の体積が少ないと感染根管処置せず、しばらく使えるところまで使って抜歯と言う手段を取る場合があります。
感染根管処置はそんなに簡単な治療ではありません、また抜髄処置に比べ時間&労力は数倍かかるのに日本の治療費は抜髄以下なので、積極的に感染根管処置をしない先生もいます。
例えば、抗生剤を投与しておしまいなど。
しかし、治療すれば治るかというと、保険治療では多分40%ぐらいが治るかな!?という程度だと思います。
そのぐらい難しい処置なのです。
また、手を入れて治療に耐えれずに抜歯になることも少なくありません。
もし、今の治療方針に不満・理解に苦しむ所があればセカンドオピニオンを求めてください。もしかしたら、治せると言ってくれるかもしれません。
神経の処置は抜髄と言う初めて神経を取る処置が最も大切でこの治療次第で長く持つか、近い将来抜歯になってしまうかが決まりますので、根の治療期間中はサボらず必ず通院してください。
相談者からの返信
相談者:
まなぽんさん
返信日時:2007-08-22 19:59:00
回答ありがとうございます。
もう少し質問させてください。
レントゲンで黒く写っているのは、根の先ではなく、かぶせ物の真下で2本写っている根の間です。
いろいろなサイトなどで根尖病巣のレントゲンを見ると、みんな根の先に線香花火みたいに丸く膿が写っています。
時期についても抜髄後数年経過しているものが殆どでした。
私の場合は最初に痛んだのは抜髄の5ヶ月後で、病巣の場所も根の先ではありません。
そのため、通院先の先生は炎症と診断してしまったのでしょうか。結果としてはやはり根尖病巣であり、根管再治療ということになるのでしょうか。
根管の再治療は難しいということですが、できれば抜歯は避けたいのですが、その場合にはやはり転院等考えたほうがよいのでしょうか。
現在の先生には、これまでにも抜髄の治療を数本してもらいましたが、今までの経過は悪くないため、信用していないわけではありませんが、ラバーダムも使用しませんでしたし、田舎の普通の開業医なので、難しい治療となるとどうなのかなぁと考えてしまいます。
もう少し質問させてください。
レントゲンで黒く写っているのは、根の先ではなく、かぶせ物の真下で2本写っている根の間です。
いろいろなサイトなどで根尖病巣のレントゲンを見ると、みんな根の先に線香花火みたいに丸く膿が写っています。
時期についても抜髄後数年経過しているものが殆どでした。
私の場合は最初に痛んだのは抜髄の5ヶ月後で、病巣の場所も根の先ではありません。
そのため、通院先の先生は炎症と診断してしまったのでしょうか。結果としてはやはり根尖病巣であり、根管再治療ということになるのでしょうか。
根管の再治療は難しいということですが、できれば抜歯は避けたいのですが、その場合にはやはり転院等考えたほうがよいのでしょうか。
現在の先生には、これまでにも抜髄の治療を数本してもらいましたが、今までの経過は悪くないため、信用していないわけではありませんが、ラバーダムも使用しませんでしたし、田舎の普通の開業医なので、難しい治療となるとどうなのかなぁと考えてしまいます。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2007-08-22 21:16:00
>かぶせ物の真下で2本写っている根の間です
それは辺縁性歯周炎、歯周病ですね。
今先生が行なっている治療続けながら、様子見でいいと思います。
歯肉&骨の問題だと思われます。
>ラバーダムも使用しませんでしたし
現実保険治療でラバーを張る先生はかなり少ないと思いますよ。
なくて当たり前みたいなとこもあります。
田舎の先生でも必ず名医はいます。
(有名な先生は大都市で開業するパターンが多いですが・・・)
今の担当の先生に根尖病巣はあるか聞いてみてください。
あれば早目に治療してくださいね。
それは辺縁性歯周炎、歯周病ですね。
今先生が行なっている治療続けながら、様子見でいいと思います。
歯肉&骨の問題だと思われます。
>ラバーダムも使用しませんでしたし
現実保険治療でラバーを張る先生はかなり少ないと思いますよ。
なくて当たり前みたいなとこもあります。
田舎の先生でも必ず名医はいます。
(有名な先生は大都市で開業するパターンが多いですが・・・)
今の担当の先生に根尖病巣はあるか聞いてみてください。
あれば早目に治療してくださいね。
相談者からの返信
相談者:
まなぽんさん
返信日時:2007-08-22 22:10:00
再度の回答、ありがとうございました。
やっぱり、歯肉の炎症とみてよいのですね。
根尖病巣については、次回の診察日に聞いてみようと思います。
根尖病巣で根管再治療となると大変なようなので、もしそうじゃないならちょっとほっとするのですが・・・
ただ、もし歯肉炎として、治療を始めて1ヶ月以上になるのですが、一旦治まった痛みが昨日から少しもどっているのが気になります。
日中はさほどでもないのですが、夕方から夜になるとじんじんとした痛みを感じます。
まだ、薬を飲むほどじゃありませんが、そのため根尖病巣かと考えてしまったのです。
歯肉炎だったとして、こんなに違和感が長引いたり、痛みがぶり返したりするものなのでしょうか。
やっぱり、歯肉の炎症とみてよいのですね。
根尖病巣については、次回の診察日に聞いてみようと思います。
根尖病巣で根管再治療となると大変なようなので、もしそうじゃないならちょっとほっとするのですが・・・
ただ、もし歯肉炎として、治療を始めて1ヶ月以上になるのですが、一旦治まった痛みが昨日から少しもどっているのが気になります。
日中はさほどでもないのですが、夕方から夜になるとじんじんとした痛みを感じます。
まだ、薬を飲むほどじゃありませんが、そのため根尖病巣かと考えてしまったのです。
歯肉炎だったとして、こんなに違和感が長引いたり、痛みがぶり返したりするものなのでしょうか。
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2007-08-22 23:09:00
歯肉炎と言うより、歯周病で不快症状が出ていると思います。
一つ補足をしておくと、歯周病で症状が出てしまったものも不快症状が頻発する時があります。
また、1度無くなった骨は元に戻りませんので定期的に掃除をして、毎日の歯磨きで清潔を保つようにしてください。
⇒歯周病について
一つ補足をしておくと、歯周病で症状が出てしまったものも不快症状が頻発する時があります。
また、1度無くなった骨は元に戻りませんので定期的に掃除をして、毎日の歯磨きで清潔を保つようにしてください。
⇒歯周病について
相談者からの返信
相談者:
まなぽんさん
返信日時:2007-08-22 23:53:00
タイトル | 根の分岐部分が黒く写っていますが、これが根尖病巣でしょうか? |
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質問者 | まなぽんさん |
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カテゴリ |
根管治療その他 レントゲン写真 根分岐部病変 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。