根治療後の感染と歯槽骨炎・三叉神経痛について

相談者: sacさん ( : )
投稿日時:2007-08-27 14:18:00
お世話になります。

4月に右上7番の神経を取り、5月10日に支台を入れる際に仮詰めを外したら痛みを感じたのですが、訴えても、

「支台を入れると落ち着きますから」

といって詰められ、その後金属のかぶせを入れるときにも根っこ付近が痛いと訴えましたが、

「落ち着くのに時間がかかるので最後のかぶせもつければ落ち着く」

といわれ治療を終了しましたが、どんどん痛みがひどくなり、右上7番上部の頬側の歯茎がとても腫れ、発熱もあり別の歯医者に行きました。[5月10日〜6月上旬]

噛み合わせ調整の不具合ととられ、表面を削られただけで1週間薬もナシで我慢し、耐えられず他院に行き支台まで除去してもらい仮詰めの状態で様子見、本当に若干だけ楽になりました。[6月中旬]

その後上顎洞炎を疑い耳鼻科で3D-CTを撮り、右上7番の歯根上顎洞ぎりぎり突き抜けているかどうかという状態にあることが分かりました。

その上初回の歯根治療の際に、歯根膜を突き破って充填物が入れられていることが分かりました。

上顎洞炎はそれほどひどくなく、ただ右頬や特に右目の奥に強い痛みがあり三叉神経痛にも影響しているのかとも言われました。

頬・茎に腫れは2ヶ月半ほど厳しく続きました。

クラリスを約1ヶ月飲み頬や目の痛みは若干緩みましたが、右上7番を舌でさわるとそれだけで痛みます。[クラリス7月中旬〜8月中旬]

その後右上8番の神経も痛んでいることがわかり抜歯しました。
そのことで頬と目の痛みはまた緩みましたが、まだ継続してあります。

そして右上7番は3本ある神経の2つ痛むところがあるのですが、上顎洞に接近している神経の最奥部ともう一つ短い神経の最奥部ではなく途中部分が強く痛みます。

また痛くなってから抗生物質をもらうまで2ヶ月半あったのですが、その間一番痛かったときに右下顎あたりにも腫れ痛みが強く出て、若干緩みましたが今だに痛みが出たりマシになったりし継続して痛みます。



三叉神経が悪くなって、そのことで下顎や他の歯根神経を痛めることになることはないですか?

(右上7番の影響から右上8番(抜歯済)や右下7番・右下6番と歯根痛がありどんどん悪くなっている感じがするので、炎症が広がって神経をどんどん抜かないといけない状態になるのが怖いのです。)



右上7番は歯は残っています。

担当医の先生は「歯にヒビなどは入ってないと思うので出来るだけ抜歯しないようにしたいです。」といってくださいますが、ヒビが入ってるかどうかを顕著に調べるテスト(検査)はあるのでしょうか?

ヒビが入っていれば痛みをとる為には抜歯は止む無しと思ってます。



水酸化カルシウムカルシペックス)を入れましたが3日ほどして痛くて外してもらいました。[7月中旬]

また仮蓋をしっかりしてもらうと同じように3日ほどして痛みがでます。

その為2ヶ月以上薬をつけた脱脂綿のみか、軽く仮詰めしてもらう状態で開きっぱなしです。

閉じれないのですが、何度も感染しているようで不安です。
治療中にうがいも促されます。
ラバーダムは使っていません。

ガスが溜まっているのかなと思うのですが、やはり閉じれないんでしょうか?



歯槽骨炎ではないでしょうか?
(慢性というのはあるのでしょうか?)

クラリスを飲んでいましたが、初めは効きましたが先週(3〜4週目)くらいから状態に変化なく、ひどく痛くはないですがジクジクずーんと痛みはあります。

ほかに有効な薬はないでしょうか?
カルシペックスは有効でしょうか?



三叉神経痛を和らげるためのテグレトールはクラリスと一緒に飲めないとのことで見合わせています。



根治療は数回行い、キレイに出来ていると言われます。
初回の歯根膜を突き破って入っていた充填物も取り除いたといわれています。



初回根治療後支台を詰める際、仮詰めを外したら(担当医が他の患者さんを見ていたので少し開けた状態で放置されました。)急激に痛くなってきて、痛いと言っているのに消毒なども何もせず(消毒して!と言ったのですが…。)「大丈夫」と言ってそのまま詰められました。

思えばこのときに感染し、中の状態が良くなかったのでひどくなったのではと思います。


長くなってすみません。
よいアドバイスをお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-08-28 23:28:00
こんにちは。

大変ですね、4月からですか・・。
想像のつく範囲でお答えしていきます。

担当の先生も一生懸命対処して下さっている様ですから、参考までに留めて下さいね。



三叉神経が悪くなって、そのことで下顎や他の歯根神経を痛めることになることはないですか?

についてですが、その心配はありません。

今回は、原因はあくまで上の7番だと思いますので、そちらの処置がうまく行けばほぼ間違いなく完治する・・と思います。

稀な例で、神経痛が残る可能性はないこともないですが、少なくとも他の歯の神経を痛めたり下顎に波及することは考えられないと思いますよ。



ヒビが入ってるかどうかを顕著に調べるテスト(検査)はあるのでしょうか?

これは非常に難しいです。

現状で、考えられる一番真実に近づけそうな機器としては、マイクロスコープでしょうか。

実際に拝見していないので想像ですが、根管治療の難症例化している気がしています。根管治療の難症例、といえばマイクロスコープの出番です。




水酸化カルシウムカルシペックス)を入れましたが3日ほどして痛くて外してもらいました・・やはり閉じれないんでしょうか?

これについては、蓋を外すことでかえって難治性になっている可能性があります。

参考→J-OPEN大激論

(↑の下の方に臨床研究の話が詳しく書いてあるのですが、とにかく長いですから、読まなくてもいいです)



歯槽骨炎ではないでしょうか?(慢性というのはあるのでしょうか?)

んー、、、これはちょっとよく分かりませんが、私だったら(出来るなら専門医レベルの)根管治療or抜歯で検討すると思いますね。

元々は根管治療の影響だと推測するのですが、治療歴があまりに長いですので、副次的な問題(広範囲の神経痛など)が解決するかどうかと、色々な症状や処置内容から根管治療自体の勝算がすでに相当低そうな気がします。

ここまで長期になっていると、そろそろ早期解決も重要ですし、メリット・デメリットを比較して、隣の6番の状態が良いなら(神経が抜いてなくて、小さな詰め物程度まで)抜歯を検討してもいい様な気もします。


かなり難しくなっていますので、参考までに。




タイトル 根治療後の感染と歯槽骨炎・三叉神経痛について
質問者 sacさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療後の痛み
根管治療に関するトラブル
根管治療その他
上顎洞炎(蓄膿症)
回答者




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