ストッピングを使用するという事は、根管治療に力を入れていないということ?

相談者: とりさん (25歳: )
投稿日時:2007-08-28 10:33:00
すみません…
先週、上2番の根治中で今の病院に通い続けるべきか質問させて頂いた者です。

腫れの方も殆ど落ち着き、昨日三度目の根治に病院に行った所、まだ少し膿が出ているので今回は薬を詰めて仮の蓋をするとの事で…

治療をして貰い、通院のペースも一週間や十日でも構わないと先生も仰っていたので、十日後に予約を入れ帰宅したのですが、

どうも口の中に薬の味が広がるので不安になり、夜中にメールで問い合わせた所、薬はFC、ストッピングで蓋をしています。

一般的に使用されているもので特別な事をしているわけではないので、味が気になる場合はうがいをしてくださいとの返信が…

ストッピングはJーopenの次に唾液が侵入しやすく細菌感染の可能性が高まる処置だときいています。

痛みはなく腫れも今の所変化はありませんが、このままの状態でいていいとは…
とても不安です。


ストッピングを使用するという事はあまり根の治療に重点をおいていない病院…という事になるのでしょうか?

仮蓋をしっかりしたもの…セメント系に変えて貰える様にお願いしてみて、もう少し今の病院に通い続けてみるか、それとも転院するか。
早急に…今日中にでも決めた方が良いでしょうか?

度々質問をして、申し訳ないのですが…
また、ご助言をお願いできませんでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-08-28 11:15:00
こんにちは。
よく勉強されてますね、ご指摘の通りだと思います。

ストッピングは使用するときに、熱で軟化して穴に圧接しますから、冷えて固まると同時に収縮し、隙間が出来ます。

またFCは・・生体にとって良い薬ではありません。

(数日で薬効は消えますので、今入っている分についてはあまり気にしないでもいいかも知れません。今後どうされるかは焦らず判断されて下さい)

ただこれらは担当の先生がメールでお答えになった様に、

>一般的に使用されているもので特別な事をしているわけではない・・

というのは全くその通りで、良い悪いは別として根管治療保険診療報酬、材料費の事なども含めて考えると、現実としては仕方がないのかも知れません。

仮蓋をもっとしっかりしたものに・・ぐらいはお願いしてみてもいいかとは思いますが。


前回のスレッドも拝見しましたが、とりさんの根管治療は、出来れば少し気合を入れてもらった方がいいですよね。

井野先生のご指摘どおり、成功率はやや落ちるために、安易に手術を選択される可能性も高いです。

手術は本当に最終手段ですから、極力避けるべきだと個人的には思います。


・一般的な根管治療→失敗→一般的な歯根端切除術→失敗→抜歯→インプラントorブリッジ


となってしまっては辛いところです。
願わくば、


・本気の根管治療→成功


と行ければ理想的なのですが。。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とりさん
返信日時:2007-08-28 12:06:00
渡辺先生。お忙しい中早速の返信、感謝します。
不安なだけに救われる思いです。

それで…もう少し質問してもよろしいでしょうか。

保険内の一般的な治療を試みている担当の先生に(治療に通う度に歯根端切除をすすめてきます)、根治にもう少し気合いを入れて頂く…には、どういった風に申し出てみるのがベストでしょうか?

悪い先生ではないと思うので、あまりおかしな事を言って失礼があっては…とも考えてしまいます。

私も切除は最後の手段にしたいですし、渡辺先生も理想的と仰る

本気の治療→成功

は今の病院で…自費でなく保険内治療で望めるもの…望んでも良いものなのでしょうか。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-08-28 13:31:00
うーん・・それは難しいですね。。

誰でも手を抜いているつもりではありませんし、文面からはメールで返事をされたり、むしろ丁寧に取り組んでおられる先生でしょうから、やり方を変えて貰う・・というのは現実的ではない気がします。

プロの料理人に、食材や調理法を指定する様な、、という感覚に近いかも知れません。

このあたりはもしかすると患者さんには分かりにくい話かも知れませんが、例えばラバーダムのことで以前にも話題にはなっていますよ。

参考⇒ラバーダムの使用のお願い、治療費などについて


このサイトでは内容が詳しくなりすぎてしまって惑わせてしまうことも多々あるかとは思うのですが、、すみません。

ある程度の知識を持って総合的に考えた上で、その先生が信頼できると思えば、あとの細かい点についてはプロの仕事としてお任せするべきかと思います。


それと転院を勧めるつもりでは全然ないのですが、もしも他の医院も検討される場合には以下を参考にされて下さい。

(※他の方も歯科医院選びには皆さん大変苦労されていますが、人柄的に魅力を感じられる今の先生・・というのは貴重だと思います。信頼関係は非常に重要なポイントになりますので・・)

参考⇒根管治療の専門医を探すには?


幸いというか、とりさんの患歯である上の2番でしたら、マイクロスコープのアドバンテージは比較的少ないですから、保険でラバーダムを使ってくれる・・という基準で探す分には、それほど困難ではないかと思いますよ。

ラバーダムを使用しているのなら、使用する薬剤や仮の蓋にも気を遣ってくれると考えて、大体大丈夫そうな気はします。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-08-28 14:06:00
所見も見ずに書くので参考程度にしてください。

もしかして、私なら抜歯と判断をくだしていたかもしれない歯を、今の先生が必死になって残そうとしてくれているのかもしれませんし。


>(治療に通う度に歯根端切除をすすめてきます)根治にもう少し気合いを入れて頂く…には

その先生の歯内療法が限界に来ているので、根切という選択肢を提示していると思いますよ。

ただ他の先生であれば通常の歯内療法でアプローチするかもしれませんが・・・
先生も手を抜いている訳ではないと思います。


>どういった風に申し出てみるのがベストでしょうか

無理だと思いますが・・・
セカンドオピニオンの意見を求められてはどうでしょう!?


>本気の治療→成功は今の病院で…自費でなく保険内治療で望めるもの…望んでも良いものなのでしょうか。

望むべきだと思いますが、現実難しいでしょうね。

一初診内の、やり直しの根管治療は保険で治療費も請求できないので、もう一度根管治療を最初からしてくれる先生は良い先生の1つの基準ともなります。

ただ、今回のケースでは前歯でそこまで手間は掛からないと思いますが、先生次第なので何とも言えませんね。

保険治療で私の歯を長持ちさせる治療をしてくれと言う気持ちも分からなくはないですが、現実上記のストッピングに始まるように理想的な治療と保険治療にはかなりの開きがあることも知っておいてください。

海外のようにお金がない人は有無を言わさず抜歯と言う世界よりはいいと思いますが・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とりさん
返信日時:2007-08-28 14:26:00
再度のご丁寧な返信、ありがとうございます!
やはりプロに素人が口をはさむべきではないですよね…;

あつかましいとは思いながらも、仮蓋を交換して貰えないかメールしてみましたが…;

あまり色よい返事でなければ(それも仕方のない事なんですよね;)転院を考えてみようかと。

治療の度にストッピングをされるのは…;

担当の先生はインプラント口腔外科方面に明るく、治療の度に歯根切除術をすすめてくるので、そこをなんとか暫くは根治でお願いしますと言うと、決まって「切った方が確実で治りも早いんですがね」と苦笑いを浮かべます;

私は大分住みなのですが、渡辺先生は宮崎で開業されていて、かつ根治の際保険内でラバーダムも使用されているとか。

もういっその事高速バスに飛び乗ってそちらまで行った方が話も早く確実なんじゃと考えてしまいます(笑);

大分で地道に探すのも時間がかかりそうですし…;
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とりさん
返信日時:2007-08-28 14:35:00
投稿に手間取り井野先生の返信を見逃してしまってました…
すみません!

なんとか歯を残そうと歯根切除をすすめる…
そういった考え方もあるんですね?!

もしそれが真実だったら私はただただ失礼な女になってしまいます;;;
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とりさん
返信日時:2007-08-28 15:23:00
せっかく腫れもひいてきていて、このままいけば無事治るのではと安心しているところに噂のストッピングが出てきた為、一気に不安になってしまい…

保険内では無理があったのか、今の病院は評判通り良さげな所だが、根治にはあまり重点をおいてなかったのか、条件をしぼって他の病院を探し移った方が良いのかとそればかり考えて不安だった為、こちらで質問をさせて頂いてるのですが…もうどうしたものやら;


>理想的な治療と保険内治療には開きがある事も知っておいて…

そうですね…
でないとふとした事でうろたえて不安にかられてしまいます;

海外のようにお金のない人はすぐ抜歯…
そんな凄まじい世界があるとは;

そう考えると遥かに良心的ですよね;
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とりさん
返信日時:2007-08-28 17:15:00
担当の先生からメールを頂きました所


当院ではセメント系の仮封材を使用していないので、完全に希望どおりにするのは、少し難しい。水硬性仮封材というのがあるので明日はそれを使用してみる。ちなみにラバーダムは仮封材ではなく治療の時、唾液の進入を防ぐために使用するものでほとんど必要ない為、使った事はない(そういうものなんですね…?)


との事でした。

こうしてメールで返答して頂いていますし、やはり先生方も仰る通り、丁寧な先生なんですね。

ですのでもう少しだけ通わせて頂こうかと(私みたいなのは迷惑なだけかもですが;)思います…。

両先生方、お騒がせして申し訳ありませんでした。



タイトル ストッピングを使用するという事は、根管治療に力を入れていないということ?
質問者 とりさん
地域  
年齢 25歳
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職業  
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療その他
根管貼薬
回答者




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