薬での歯周病治療について
相談者:
まさおさん ( : )
投稿日時:2007-10-07 14:39:00
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-10-07 14:48:00
薬での歯周病治療を行っているのは、かなり歯周病治療に力を入れている歯科医院だけだと思います。
一応当サイトでもちょっと説明してありますので、こちらをご覧下さい。
⇒参考:侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)
費用はケースバイケースなので何とも言えません。
数万円〜数十万円まで様々です。
一応当サイトでもちょっと説明してありますので、こちらをご覧下さい。
⇒参考:侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)
費用はケースバイケースなので何とも言えません。
数万円〜数十万円まで様々です。
回答2
回答日時:2007-10-08 01:01:00
こんにちは。
ちょっとご相談の意図が掴めず心配なので、一応補足しておきますね。
田尾先生の書かれている様に、通常の歯周治療(歯周外科なども含めて)だけで治らない、難治性の歯周病に対して「+α」として薬を使用する方法については世界的にもデータの蓄積があります。
ですが日本の一部のグループの先生方がされている、「薬メインでの歯周治療」については、十分信頼出来る方法とは言えません。
まさおさんが、もしも「歯周病を飲み薬で楽に治せないかな?」と想像されているのでしたら、今のところそういう方法はありません。
薬を使用する場合には相当なリスクを覚悟しないといけませんから、慎重に検討されて下さいね。
ちょっとご相談の意図が掴めず心配なので、一応補足しておきますね。
田尾先生の書かれている様に、通常の歯周治療(歯周外科なども含めて)だけで治らない、難治性の歯周病に対して「+α」として薬を使用する方法については世界的にもデータの蓄積があります。
ですが日本の一部のグループの先生方がされている、「薬メインでの歯周治療」については、十分信頼出来る方法とは言えません。
まさおさんが、もしも「歯周病を飲み薬で楽に治せないかな?」と想像されているのでしたら、今のところそういう方法はありません。
薬を使用する場合には相当なリスクを覚悟しないといけませんから、慎重に検討されて下さいね。
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-10-08 01:11:00
そうですね。
薬はあくまでも「補助的」なもので、基本はプラークコントロール(歯磨き)やスケーリング・ルートプレーニング、歯周外科治療などになります。
こちらも参考にどうぞ。
⇒参考:歯周病の治療の流れ
歯周病治療は患者さん自身のプラークコントロールが特に重要ですから、自分も治療に参加するんだ〜という気持ちが一番大切だと思います。
薬はあくまでも「補助的」なもので、基本はプラークコントロール(歯磨き)やスケーリング・ルートプレーニング、歯周外科治療などになります。
こちらも参考にどうぞ。
⇒参考:歯周病の治療の流れ
歯周病治療は患者さん自身のプラークコントロールが特に重要ですから、自分も治療に参加するんだ〜という気持ちが一番大切だと思います。
相談者からの返信
相談者:
まさおさん
返信日時:2007-10-08 19:12:00
相談者からの返信
相談者:
まさおさん
返信日時:2007-10-09 19:26:00
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-10-10 23:38:00
長期投与でなければ、リスクは非常に少ないと思います。
この治療法で使用する薬剤は、ジスロマック(マクロライド系抗生剤)とアムホテリシンB(抗真菌剤)の二つなのですが、
ジスロマックは抗生剤の中でも副作用の少ない部類ですし、すでに耐性菌はバンバンできており、代替の抗生剤も多数あって、耐性菌の心配はあまり意味がないと思います。
また、もともとそれほど抗菌スペクトルが広いわけでもなく、強力な抗生剤ではありませんので、菌交代現象も起こりにくいかと思います。
アムホテリシンBは、下記にも書きましたが、この治療法の場合、内服ではなくて、うがい薬のような使い方ですので、内服薬よりは、さらに副作用の可能性は低いと思います。
⇒参考:歯周病治療で、薬事法違反の薬を使われているのですが…
従来のオーソドックスな歯周病の治療は一見、治療法が確立しているようですが、治療成績がよいのは一部の歯科医師に限られます。
多くの患者さんが、歯周病が治らないと嘆かれているのは周知の事実かと思います。
ですので、この治療法の治療成績が良いのが事実だとすれば、誰が行ってもある程度の成績が、楽に上げられるわけで、当然、歓迎すべきことかと思います。
個人的には、この治療法自体には興味があるのですが、最大のネックは保険外であることでしょうか。
この治療法を採用してしまうと、歯周病の”すべての処置”が保険では受けられなくなってしまうため、なかなか採用に踏み切れません。
この治療法で使用する薬剤は、ジスロマック(マクロライド系抗生剤)とアムホテリシンB(抗真菌剤)の二つなのですが、
ジスロマックは抗生剤の中でも副作用の少ない部類ですし、すでに耐性菌はバンバンできており、代替の抗生剤も多数あって、耐性菌の心配はあまり意味がないと思います。
また、もともとそれほど抗菌スペクトルが広いわけでもなく、強力な抗生剤ではありませんので、菌交代現象も起こりにくいかと思います。
アムホテリシンBは、下記にも書きましたが、この治療法の場合、内服ではなくて、うがい薬のような使い方ですので、内服薬よりは、さらに副作用の可能性は低いと思います。
⇒参考:歯周病治療で、薬事法違反の薬を使われているのですが…
従来のオーソドックスな歯周病の治療は一見、治療法が確立しているようですが、治療成績がよいのは一部の歯科医師に限られます。
多くの患者さんが、歯周病が治らないと嘆かれているのは周知の事実かと思います。
ですので、この治療法の治療成績が良いのが事実だとすれば、誰が行ってもある程度の成績が、楽に上げられるわけで、当然、歓迎すべきことかと思います。
個人的には、この治療法自体には興味があるのですが、最大のネックは保険外であることでしょうか。
この治療法を採用してしまうと、歯周病の”すべての処置”が保険では受けられなくなってしまうため、なかなか採用に踏み切れません。
相談者からの返信
相談者:
まさおさん
返信日時:2007-10-12 21:18:00
回答5
タイトル | 薬での歯周病治療について |
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質問者 | まさおさん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病関連 痛み止め・鎮痛剤・抗炎症薬 歯科治療用の薬 薬による歯周病(歯槽膿漏)治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。